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公開番号
2024173355
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091718
出願日
2023-06-02
発明の名称
作業車両
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類
A01D
31/00 20060101AFI20241205BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】 本発明者は、作業車両ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能が二条式の人参収穫車両のような作業車両へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。しかしながら、従来の作業車両については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。
【解決手段】 二条式の人参収穫車両であって、内側掘取り搬送機構210の前端部は、外側掘取り搬送機構220の前端部と比べて後方へ位置し、横起こし装置310は、内側掘取り搬送機構210を基準として運転者用座席110と同じ側へ位置し、外側縦起こし装置322は、外側掘取り搬送機構220の外側へ位置し、内側縦起こし装置321の前端部は、内側掘取り搬送機構210と外側掘取り搬送機構220との間において、外側縦起こし装置322の前端部と比べて後方へ位置する人参収穫車両である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
左右方向において並んだ内側植付け条(510)および外側植付け条(520)の作物を掘取って収穫する、二条式の作業車両であって、
内側植付け条(510)の作物を掘取って後ろ上方へ搬送する内側掘取り搬送機構(210)と、
外側植付け条(520)の作物を掘取って後ろ上方へ搬送する外側掘取り搬送機構(220)と、
掘取られる作物の横起こしを行う横起こし装置(310)と、
掘取られる作物の縦起こしを行う内側縦起こし装置(321)と、
掘取られる作物の縦起こしを行う外側縦起こし装置(322)と、
を備えており、
運転者用座席(110)は、内側掘取り搬送機構(210)を基準として外側掘取り搬送機構(220)の反対側へ位置し、
内側掘取り搬送機構(210)の前端部は、外側掘取り搬送機構(220)の前端部と比べて後方へ位置し、
横起こし装置(310)は、内側掘取り搬送機構(210)を基準として運転者用座席(110)と同じ側へ位置し、
外側縦起こし装置(322)は、外側掘取り搬送機構(220)の外側へ位置し、
内側縦起こし装置(321)の前端部は、内側掘取り搬送機構(210)と外側掘取り搬送機構(220)との間において、外側縦起こし装置(322)の前端部と比べて後方へ位置することを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
横起こし装置(310)は、内側掘取り搬送機構(210)へ取付けられており、
外側縦起こし装置(322)は、外側掘取り搬送機構(220)へ取付けられており、
内側縦起こし装置(321)は、内側掘取り搬送機構(210)へ、または外側掘取り搬送機構(220)へ取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
運転者用座席(110)は、内側縦起こし装置(321)の前端部と比べて後方へ位置し、
内側植付け条(510)の作物の掘取り高さ、および外側植付け条(520)の作物の掘取り高さは、運転者用座席(110)における操作で個別的に調節可能であることを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
内側掘取り搬送機構(210)および外側掘取り搬送機構(220)は、昇降可能であり、
内側植付け条(510)および外側植付け条(520)の作物の収穫の終了にともなって、車体旋回が行われるとき、外側掘取り搬送機構(220)の上昇が開始された後、内側掘取り搬送機構(210)の上昇は開始され、
横起こし装置(310)および内側縦起こし装置(321)の駆動は、外側掘取り搬送機構(220)の上昇が開始された後の所定の期間において継続されることを特徴とする請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
内側縦起こし装置(321)は、外側掘取り搬送機構(220)へ取付けられていることを特徴とする請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
外側掘取り搬送機構(220)の上昇が開始された後の所定の期間において、外側縦起こし装置(322)の駆動が停止されても、内側縦起こし装置(321)の駆動は継続されることを特徴とする請求項5に記載の作業車両。
【請求項7】
内側縦起こし装置(321)は、掘取られる作物の縦起こしを行うための棒部材であることを特徴とする請求項6に記載の作業車両。
【請求項8】
内側掘取り搬送機構(210)および外側掘取り搬送機構(220)は、平面視において部分的に重なり、側面視において上下の二段に分かれるように配置されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二条式の人参収穫車両のような作業車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジン、および、エンジンの出力回転によって駆動される左側走行体および右側走行体を備えた自走式の走行台車と、走行台車に搭載された左側収穫ユニットおよび右側収穫ユニットとを有しており、左側収穫ユニットは、走行台車の前方左側に配置された左側切断刃、および、左側切断刃によって切断された結球野菜を走行台車の後方に向けて搬送する左側コンベアを備えており、右側収穫ユニットは、走行台車の前方右側に配置された右側切断刃、および、右側切断刃によって切断された結球野菜を走行台車の後方に向けて搬送する右側コンベアを備えており、更に、左側走行体に伝達される回転を、左側コンベアに、所定の速比で伝達する左側回転伝達路と、右側走行体に伝達される回転を、右側コンベアに、所定の速比で伝達する右側回転伝達路とを有している結球野菜収穫機のような作業車両が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-148819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本発明者は、作業車両ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能が二条式の人参収穫車両のような作業車両へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。
【0005】
しかしながら、従来の作業車両については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。
【0006】
より具体的には、たとえば、作物植付け位置ずれおよび作物個体サイズの差異に応じた掘取り高さ調節などを容易に行うことができる、きめ細かい多条掘取り収穫作業の実現が要望されていることに本発明者は気付いた。
【0007】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、使い勝手を向上することができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の本発明は、左右方向において並んだ内側植付け条(510)および外側植付け条(520)の作物を掘取って収穫する、二条式の作業車両であって、
内側植付け条(510)の作物を掘取って後ろ上方へ搬送する内側掘取り搬送機構(210)と、
外側植付け条(520)の作物を掘取って後ろ上方へ搬送する外側掘取り搬送機構(220)と、
掘取られる作物の横起こしを行う横起こし装置(310)と、
掘取られる作物の縦起こしを行う内側縦起こし装置(321)と、
掘取られる作物の縦起こしを行う外側縦起こし装置(322)と、
を備えており、
運転者用座席(110)は、内側掘取り搬送機構(210)を基準として外側掘取り搬送機構(220)の反対側へ位置し、
内側掘取り搬送機構(210)の前端部は、外側掘取り搬送機構(220)の前端部と比べて後方へ位置し、
横起こし装置(310)は、内側掘取り搬送機構(210)を基準として運転者用座席(110)と同じ側へ位置し、
外側縦起こし装置(322)は、外側掘取り搬送機構(220)の外側へ位置し、
内側縦起こし装置(321)の前端部は、内側掘取り搬送機構(210)と外側掘取り搬送機構(220)との間において、外側縦起こし装置(322)の前端部と比べて後方へ位置することを特徴とする作業車両である。
【0009】
第2の本発明は、横起こし装置(310)は、内側掘取り搬送機構(210)へ取付けられており、
外側縦起こし装置(322)は、外側掘取り搬送機構(220)へ取付けられており、
内側縦起こし装置(321)は、内側掘取り搬送機構(210)へ、または外側掘取り搬送機構(220)へ取付けられていることを特徴とする第1の本発明の作業車両である。
【0010】
第3の本発明は、運転者用座席(110)は、内側縦起こし装置(321)の前端部と比べて後方へ位置し、
内側植付け条(510)の作物の掘取り高さ、および外側植付け条(520)の作物の掘取り高さは、運転者用座席(110)における操作で個別的に調節可能であることを特徴とする第2の本発明の作業車両である。
(【0011】以降は省略されています)
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