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公開番号2025027602
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132491
出願日2023-08-16
発明の名称ルアー
出願人村田金箔株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A01K 85/18 20060101AFI20250220BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】接合箇所の強度を上げ、ボディ内部への浸水を防止するルアーを提供する。
【解決手段】ルアー1は、樹脂から成り、中空のボディ2と、一部がボディ2の内部に配置され、金属材料から成る金属部材3と、樹脂から成り、金属部材3の少なくとも一部を被覆する樹脂部材4と、を備える。ボディ2は、2分割で構成され、第1のボディ2aと第2のボディ2bを接着することで形成される。金属部材3は、ボディ2の外部に露出するアイ33と、第1のボディ2aと第2のボディ2bの接着箇所に配置される接合部34と、を有する。樹脂部材4は、接合部34を被覆し、第1のボディ2a及び第2のボディ2bと当接し、接合している。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
樹脂から成り、中空のボディと、
一部が前記ボディの内部に配置され、金属材料から成る金属部材と、
樹脂から成り、前記金属部材の少なくとも一部を被覆する樹脂部材と、
を備え、
前記ボディは、少なくとも2分割で構成され、第1のボディと第2のボディを接着することで形成され、
前記金属部材は、
前記ボディの外部に露出するアイと、
前記第1のボディと前記第2のボディの接着箇所に配置される接合部と、
を有し、
前記樹脂部材は、前記接合部を被覆し、前記第1のボディ及び前記第2のボディと当接し、接合していること、
を特徴とするルアー。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記ボディと前記樹脂部材は、同一の樹脂から成ること、
を特徴とする請求項1に記載のルアー。
【請求項3】
前記樹脂部材は、前記アイを除き、前記金属部材全体を被覆していること、
を特徴とする請求項1又は2に記載のルアー。
【請求項4】
前記金属部材は、前記ボディの長手方向の中心部に配置されていること、
を特徴とする請求項1又は2に記載のルアー。
【請求項5】
前記第1のボディ及び前記第2のボディは、それぞれリブを有し、
前記金属部材は、前記第1のボディ及び前記第2のボディの前記リブに挟み込まれ、支持されていること、
を特徴とする請求項1又は2に記載のルアー。
【請求項6】
前記金属部材は、1本の金属線又は1本のプレートから成ること、
を特徴とする請求項1又は2に記載のルアー。
【請求項7】
前記ボディは、前記ボディの内周面から外周面に達する孔を有し、
前記樹脂部材は、前記接合部と連接する壁部を有し、
前記壁部は、前記孔が設けられた周辺の前記ボディの内周面に当接していること、
を特徴とする請求項1又は2に記載のルアー。
【請求項8】
前記樹脂部材は、前記接合部と連接し、前記孔が設けられた周辺の前記ボディの外周面に当接する壁部を更に有すること、
を特徴とする請求項7に記載のルアー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、魚釣り用のルアーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
魚釣りを行う際、対象の魚の餌に代えて、疑似餌となるルアーを用いることがある。ルアーは、対象の魚の餌に似た外観を有する中空のボディと、釣り糸や針と接続するアイを有する金属部材を備える。
【0003】
ルアーの種類の中で、プラスチックルアーが知られている。プラスチックルアーは、ボディが樹脂から成る。一方、金属部材はステンレス等の金属材料から成る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-016548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
図8は、従来のルアー100の内部構造を示す図である。図8に示すように、ボディ200の内部には、アイ330以外の金属部材300及び鉛や金属球から成る錘(不図示)等が収容されている。ボディ200は2分割に構成されている。2分割されたボディ200は、接合することで形成され、ルアー100は作製される。
【0006】
接合箇所には金属製の金属部材300が設けられ、金属部材300がボディ200の外部に突き出ている箇所がある(例えば、図7の点線丸部分)。当該接合箇所は、金属と樹脂という異質の部材が接合しているので、接合強度が弱い。そのため、魚がヒットしたとき等の外部から衝撃を受けた際に、金属と樹脂の接合箇所が割れるなど損傷し、ボディ200内部に浸水が発生する虞がある。浸水すると、ルアー100としての機能が低下し、場合によって使用不能になってしまう。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、接合箇所の強度を上げ、ボディ内部への浸水を防止するルアーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のルアーは、樹脂から成り、中空のボディと、一部が前記ボディの内部に配置され、金属材料から成る金属部材と、樹脂から成り、前記金属部材の少なくとも一部を被覆する樹脂部材と、を備え、前記ボディは、2分割で構成され、少なくとも第1のボディと第2のボディを接着することで形成され、前記金属部材は、前記ボディの外部に露出するアイと、第1のボディと第2のボディの接着箇所に配置される接合部と、を有し、前記樹脂部材は、前記接合部を被覆し、前記第1のボディ及び前記第2のボディと当接し、接合していること、を特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、接合箇所の強度を上げ、ボディ内部への浸水を防止するルアーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態におけるルアーの全体構成を示す斜視図である。
リブを拡大した拡大斜視図である。
金属部材を樹脂部材で被覆した状態を示す図である。
樹脂部材で被覆された金属部材をボディに収容した状態を示す図である。
ボディ接着部を拡大した拡大斜視図である。
変形例1に係るボディ接着部の構成を示す拡大図である。
変形例2におけるアイの構成を示す拡大図である。
従来のルアーの内部構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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