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公開番号2025024285
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-20
出願番号2023128283
出願日2023-08-07
発明の名称携帯型鳥獣類除け装置
出願人宇都宮測量株式会社
代理人個人
主分類A01M 29/16 20110101AFI20250213BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】人の動作に関わらず、常に音を出し続けることができ、且つ、可聴領域から超音波領域までの音を適宜選択可能な携帯型鳥獣類除け装置を提供する。
【解決手段】可聴領域から超音波領域の周波数の信号を発生させる音波発生器と、音波発生器からの信号を発音するスピーカと、発音量を調整する音量調整ダイアルと、発音の周波数を調整する周波数調整ダイアルと、から構成される手段を採用する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
可聴領域から超音波領域の周波数の信号を発生させる音波発生器と、
該音波発生器からの信号に応じて発音するスピーカと、
発音量を調整する音量調整ダイアルと、
該発音の周波数を調整する周波数調整ダイアルと、
を持つことを特徴とする携帯型鳥獣類除け装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
乾電池、バッテリ、又は、充電池を電源とすることを特徴とする請求項1に記載の携帯型鳥獣類除け装置。
【請求項3】
前記周波数は、少なくとも8KHzから40KHzの範囲を含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯型鳥獣類除け装置。
【請求項4】
腰ベルト、又は、リュックサックのベルトに装着可能な保持部を持つことを特徴とする請求項1に記載の携帯型鳥獣類除け装置。
【請求項5】
緊急ボタンを持ち、該緊急ボタンを押すことで、一定の時間、大音量で可聴領域周波数の前記発音を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯型鳥獣類除け装置。
【請求項6】
装置が動作状態であることを示す表示があることを特徴とする請求項1に記載の携帯型鳥獣類除け装置。
【請求項7】
装置の脱落を検知した際、大音量で可聴領域の周波数の前記発音を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯型鳥獣類除け装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯型鳥獣類除け装置に関し、詳しくは、鳥獣への威嚇、忌避効果を持ちつつ、使用環境に応じて、音量、周波数を変える技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、登山客や山菜取り等で入山した人が熊と遭遇し、死傷する事故が多発している。
熊は、人と突然遭遇すると驚いて、人に襲いかかることが知られている。そのため、こうした事態を未然に防ぐ対策が求められている。
従来、熊よけとして、鈴や笛を鳴らしながら行動する手法がとられていた。音を鳴らすことで人の存在を熊に知らせ、人を恐れる習性のある熊を、近づけないようにするものである。
しかしながら、この方法では、人が動いているときや、笛を吹いている間だけ有効であるので、休憩中等に鈴や笛が止まってしまうと、効果が発揮できないという問題があった。
また、電気的に可聴領域の音を出し続ける装置もあるが、常に可聴領域の音を出し続けると、夜間や人混みで迷惑になる場合もあった。
そこで、人の動作に関わらず、常に音を出し続けることができ、且つ、状況によって可聴領域以外の音に変更可能な忌避装置が求められていた。
【0003】
このような問題に対して、従来からも様々な技術が提案されている。例えば、有害鳥獣を威嚇することができる動物防除装置(特許文献1参照)が提案され、公知技術となっている。より詳しくは、動物の可聴周波数を含む音波を放射する音放射部を備え、音放射部には、周波数よりも大きな周波数の超音波をキャリアとする超指向性スピーカ装置が設けられており、複数のデータを持ち、カラスを威嚇するのに適した音、熊を威嚇するのに適した音、猪を威嚇するのに適した音など、特定の動物を威嚇するのに適した音を出力する技術である。
しかしながら、威嚇を目的とするため、継続的な使用には適しておらず、上記問題の解決には至っていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-28558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑み、人の動作に関わらず、常に音を出し続けることができ、且つ、可聴領域から超音波領域までの音を適宜選択可能な携帯型鳥獣類除け装置を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯型鳥獣類除け装置は、可聴領域から超音波領域の周波数の信号を発生させる音波発生器と、音波発生器からの信号を発音するスピーカと、発音量を調整する音量調整ダイアルと、発音の周波数を調整する周波数調整ダイアルと、を持つ手段を採る。
【0007】
また、本発明は、乾電池、バッテリ、又は、充電池を電源とする手段を採る。
【0008】
さらに、本発明は、周波数が、少なくとも8KHzから40KHzの範囲を含む手段を採る。
【0009】
またさらに、本発明は、腰ベルト、又は、リュックサックのベルトに装着可能な保持部を持つ手段を採る。
【0010】
さらにまた、本発明は、緊急ボタンを持ち、緊急ボタンを押すことで、一定の時間、大音量で可聴領域周波数の発音を行う手段を採る。
(【0011】以降は省略されています)

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