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公開番号
2025070735
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181250
出願日
2023-10-20
発明の名称
歩行型作業機
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A01B
33/08 20060101AFI20250424BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】調節位置を適正に維持することが可能でありながらも、抵抗棒の高さ調節を煩わしさなく能率よく行えるようにすることが可能な歩行型作業機を提供する。
【解決手段】作業に伴う機体移動に抵抗を付与する抵抗棒9を上下方向に位置変更可能、かつ、いずれかの上下位置にて位置保持可能に支持する支持機構30が備えられ、支持機構30は、抵抗棒9を上下に移動可能に保持する保持部材と、抵抗棒9に上下方向に間隔をあけて形成された複数の係止溝32と、複数の係止溝32のいずれかに入り込み係止して抵抗棒9の上下移動を規制する係止ピン33と、を備え、係止溝32は、抵抗棒9の上下移動方向と直交する方向に対して奥側ほど下方に位置する傾斜姿勢に形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
対地作業を行う作業装置と、
作業に伴う機体移動に抵抗を付与する抵抗棒と、
前記抵抗棒を上下方向に位置変更可能、かつ、いずれかの上下位置にて位置保持可能に支持する支持機構と、が備えられ、
前記支持機構は、
前記抵抗棒を上下に移動可能に保持する保持部材と、
前記抵抗棒に上下方向に間隔をあけて形成された複数の係止溝と、
前記保持部材に設けられ、複数の前記係止溝のいずれかに入り込み係止して前記抵抗棒の上下移動を規制する係止ピンと、を備えている歩行型作業機。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記係止溝は、前記抵抗棒の上下移動方向と直交する方向に対して奥側ほど下方に位置する傾斜姿勢に形成されている請求項1に記載の歩行型作業機。
【請求項3】
前記係止溝の下側内縁のうち入口側部分に上向きに突出する凸部が形成されている請求項2に記載の歩行型作業機。
【請求項4】
前記係止溝の下側内縁のうち奥側部分に下向きに凹む凹部が形成されている請求項2に記載の歩行型作業機。
【請求項5】
前記係止ピンが前記係止溝に入り込む方向に向けて前記抵抗棒を移動付勢する付勢機構が備えられている請求項1から4のいずれか一項に記載の歩行型作業機。
【請求項6】
前記保持部材に、前記係止ピンが前記係止溝から抜け外れる方向に向けて前記抵抗棒の移動を許容する移動用空間が形成されている請求項1から4のいずれか一項に記載の歩行型作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば歩行型管理機等の歩行型作業機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
歩行型作業機の一例である歩行型管理機は、走行機体の後部に作業装置の一例であるロータリ式の耕耘装置が備えられ、耕耘装置の後部に作業に伴う機体移動に抵抗を付与するとともに耕耘装置の作業深さを規定する抵抗棒が上下位置を変更調節可能に備えられている。従来では、抵抗棒は、角筒状のブラケットに挿通する状態で備えられ、ブラケットを左右方向に貫通するとともに抜き差し可能な固定ピンが備えられ、抵抗棒に固定ピンが挿通する挿通孔が上下方向に間隔をあけて複数形成されており、位置調節するときは、固定ピンを抜き外したのち抵抗棒を上下方向に位置をずらして、再度、固定ピンを差し込むことにより、抵抗棒を変更した位置に固定する構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-201960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来構成では、抵抗棒の高さを変更するときは、一方の手で固定ピンを抜き外したのち、他方の手で抵抗棒を上下に移動させて位置調節を行う必要があるので、作業に手間がかかり、作業能率が低下するという不利な面があった。
【0005】
本発明の目的は、調節位置を適正に維持することが可能でありながらも、抵抗棒の高さ調節を煩わしさなく能率よく行えるようにすることが可能な歩行型作業機を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る歩行型作業機の特徴構成は、対地作業を行う作業装置と、作業に伴う機体移動に抵抗を付与する抵抗棒と、前記抵抗棒を上下方向に位置変更可能、かつ、いずれかの上下位置にて位置保持可能に支持する支持機構と、が備えられ、前記支持機構は、前記抵抗棒を上下に移動可能に保持する保持部材と、前記抵抗棒に上下方向に間隔をあけて形成された複数の係止溝と、前記保持部材に設けられ、複数の前記係止溝のいずれかに入り込み係止して前記抵抗棒の上下移動を規制する係止ピンと、を備えている点にある。
【0007】
本発明によれば、係止ピンと係止溝との係止状態が解除されるように、抵抗棒を前後に移動させたのち、そのまま抵抗棒を上下方向に移動させて、所望の上下位置に相当する係止溝に係止ピンを係止させることにより、上下位置を変更することができる。その結果、例えば、片手だけの操作によって対応することも可能であり、操作が煩わしさなく能率よく行えるものとなった。
【0008】
従って、調節位置を適正に維持することが可能でありながら、抵抗棒の高さ調節を煩わしさなく能率よく行えるようにすることが可能な歩行型作業機を提供できるに至った。
【0009】
本発明においては、前記係止溝は、前記抵抗棒の上下移動方向と直交する方向に対して奥側ほど下方に位置する傾斜姿勢に形成されていると好適である。
【0010】
本構成によれば、係止溝は、抵抗棒の上下移動方向と直交する方向に対して奥側ほど下方に位置する傾斜姿勢であるから、例えば、作業中に抵抗棒に対して前後方向に移動するような外力が作用することがあっても係止ピンが係止溝から外れ難くなり、調節位置を維持することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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