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公開番号
2025079594
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192372
出願日
2023-11-10
発明の名称
電動作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60L
53/12 20190101AFI20250515BHJP(車両一般)
要約
【課題】送電ユニットと受電ユニットとの間の位置調整がスムーズに行われる無線充電可能な電動作業車を提供する。
【解決手段】電動作業車は、車体3に支持されるバッテリ27と、バッテリ27から給電される走行用電動モータ29と、無線充電用受電ユニット5と、無線充電用受電ユニット5を車体3に取り付ける受電ユニット取付台6とを備え、受電ユニット取付台6には、無線充電用送電ユニット90に対する無線充電用受電ユニット5の充電位置調整のために、無線充電用受電ユニット5の並進変位と回転変位のうちの少なくとも1つの変位を行う変位機構60が組み込まれている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
車体と、
前記車体に支持されるバッテリと、
前記バッテリから給電される走行用電動モータと、
無線充電用受電ユニットと、
前記無線充電用受電ユニットを前記車体に取り付ける受電ユニット取付台と、
を備え、
前記受電ユニット取付台には、無線充電用送電ユニットに対する前記無線充電用受電ユニットの充電位置調整のために、前記無線充電用受電ユニットの並進変位と回転変位のうちの少なくとも1つの変位を行う変位機構が組み込まれている電動作業車。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記変位機構の変位には、前記無線充電用受電ユニットと前記無線充電用送電ユニットとの間での位置調整変位と、前記無線充電用受電ユニットを充電姿勢と非充電姿勢との間で姿勢変更させる姿勢変更変位とが含まれる請求項1に記載の電動作業車。
【請求項3】
前記変位機構の変位を制御する変位制御部が備えられ、前記変位制御部は、前記位置調整変位のための第1変位制御モードと、前記姿勢変更変位のための第2変位制御モードとを有する請求項2に記載の電動作業車。
【請求項4】
前記第1変位制御モードでは、前記充電位置調整が、前記無線充電用送電ユニットと前記無線充電用受電ユニットとの間の位置ずれ量に基づいて自動制御される請求項3に記載の電動作業車。
【請求項5】
前記受電ユニット取付台は、トランスミッションケースに設けられている請求項1に記載の電動作業車。
【請求項6】
前記受電ユニット取付台は、少なくとも前記バッテリを上方から覆うカバー体の内側に設けられている請求項1に記載の電動作業車。
【請求項7】
前記受電ユニット取付台は、前記車体に立設されている保護フレームに設けられている請求項1に記載の電動作業車。
【請求項8】
前記受電ユニット取付台は、運転領域を覆うキャビンの天井部に設けられている請求項1に記載の電動作業車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線充電されるバッテリから給電される走行用電動モータによって走行する電動作業車に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、充電ケーブルを用いるバッテリ充電に代えて、無線充電(非接触充電)することが提案されている。その際、充電ステーション等には送電コイルを組み込んだ送電ユニットが設置され、車両には、送電コイルと相互作用する受電コイルを組み込んだ受電ユニットが装備される。
【0003】
例えば、特許文献1には、地上に設置された送電ユニット(一次コイル)から非接触で電力が供給される受電ユニットが開示されている。この受電ユニットの支持部材(コイル支持部材)は、後車軸ケースの後方で、機体を構成する左フレームと右フレームとを連結するクロスバーに固定されている。送電ユニットには、地上高さを調整する昇降機構が設けられている。受電ユニットは機体に固定されているので、送電ユニットと受電ユニットとの間の機体横断方向の位置調整は、送電ユニットの移動で行われ、機体前後方向の位置調整は草刈機の微速前後進で行われる。
【0004】
特許文献2には、電動モータを覆うフードの裏面に受電ユニット(受電部)が配置され、この受電ユニットが充電設備に設置されたアームに取り付けられた給電部から非接触で電力を受ける電気自動車が開示されている。この受電ユニットも車両構成部材のフードに固定されているので、送電ユニットと受電ユニットとの間の位置調整に、給電設備のアームの変位が用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-184360号公報
特開2019-062698号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1及び特許文献2の無線充電システムでは、受電ユニットが車体の一部に固定され、変位不能であるため、送電ユニットと受電ユニットとの間の位置調整がスムーズに行われないという問題点が生じる。
【0007】
上記実情に鑑み、本発明の目的は、送電ユニットと受電ユニットとの間の位置調整がスムーズに行われる無線充電可能な電動作業車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明による電動作業車は、車体と、前記車体に支持されるバッテリと、前記バッテリから給電される走行用電動モータと、無線充電用受電ユニットと、前記無線充電用受電ユニットを前記車体に取り付ける受電ユニット取付台とを備え、前記受電ユニット取付台には、無線充電用送電ユニットに対する前記無線充電用受電ユニットの充電位置調整のために、前記無線充電用受電ユニットの並進変位と回転変位のうちの少なくとも1つの変位を行う変位機構が組み込まれている。
【0009】
この構成によれば、無線充電用受電ユニットを車体に取り付けるための取付台(マウント)には、無線充電用受電ユニットの並進変位と回転変位のうちの少なくとも1つの変位を行う変位機構が組み込まれているので、車体に対して、無線充電用受電ユニットは変位可能である。運転者は、充電ステーション等に設置されている無線送電用受電ユニットの近傍に無線充電用受電ユニットが位置するように車体を移動させると、その後は、変位機構を用いた無線充電用受電ユニットの変位によって、スムーズに、無線充電用受電ユニットと無線送電用受電ユニットとは適切な位置関係に調整される。
【0010】
本発明の好適な実施形態では、前記変位機構の変位には、前記無線充電用受電ユニットと前記無線充電用送電ユニットとの間での位置調整変位と、前記無線充電用受電ユニットを充電姿勢と非充電姿勢との間で姿勢変更させる姿勢変更変位とが含まれている。この構成では、無線充電用受電ユニットと無線充電用送電ユニットとの間での位置調整変位(微調整)だけでなく、無線充電用受電ユニットの姿勢も変更可能である。この姿勢変更変位によって、非充電時には、無線充電用受電ユニットが他の車載部材や車体周辺の障害物と干渉しない姿勢に無線充電用受電ユニットを保持することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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