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公開番号
2025079595
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192373
出願日
2023-11-10
発明の名称
電動作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60K
11/06 20060101AFI20250515BHJP(車両一般)
要約
【課題】冷却ファンの空気吸入口と空気排出口とが適切に配置された電動作業車を提供する。
【解決手段】電動作業車は、車体を構成するフレーム構造体における車体前後方向の後部分に位置する運転領域5と、フレーム構造体における車体前後方向の前部分に位置する動力領域4と、動力領域内に配置されたバッテリ27と、動力領域内でバッテリ27の車体前後方向の長さにわたって形成された空気流通空間41に配置され、バッテリ27から給電される走行用電動モータ29と、空気流通空間41の後端領域41rに設けられた空気吸入口44と、空気流通空間41の前端領域41fに設けられた空気排出口45と、空気排出口45の近傍に設けられた冷却ファン32を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車体を構成するフレーム構造体と、
前記フレーム構造体における車体前後方向の後部分に位置する運転領域と、
前記フレーム構造体における前記車体前後方向の前部分に位置する動力領域と、
前記動力領域内に配置されたバッテリと、
前記動力領域内で前記バッテリの前記車体前後方向の長さにわたって形成された空気流通空間に配置され、前記バッテリから給電される走行用電動モータと、
前記空気流通空間の後端領域に設けられた空気吸入口と、
前記空気流通空間の前端領域に設けられた空気排出口と、
前記空気排出口の近傍に設けられた冷却ファンと、
を備えた電動作業車。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記空気吸入口は、前記運転領域に向き合うように配置されている請求項1に記載の電動作業車。
【請求項3】
前記空気流通空間の前記後端領域には、前記空気流通空間の後端面を形成するパネルが配置され、前記パネルに前記空気吸入口が設けられている請求項1に記載の電動作業車。
【請求項4】
前記空気吸入口は、前記パネルに設けられた網体によって少なくとも部分的に覆われている請求項3に記載の電動作業車。
【請求項5】
前記パネルがステアリングホイールの前方下部に配置されている請求項3に記載の電動作業車。
【請求項6】
前記運転領域にはフロアパネルが敷設されており、前記空気吸入口は、前記フロアパネルの上方に位置している請求項1に記載の電動作業車。
【請求項7】
前記空気排出口の地上高さは、前記空気吸入口の地上高さより低い請求項1に記載の電動作業車。
【請求項8】
前記バッテリからの電力を用いて前記走行用電動モータに給電するインバータが、前記空気流通空間に配置されている請求項1に記載の電動作業車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリと、バッテリから給電される走行用電動モータとを備える電動作業車の冷却構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1による電動作業車では、冷却ファンが車体前部に配置されており、冷却ファンからの冷却風のうちの一部がバッテリへ向かい、別の一部が車体フレームとバッテリとの間に形成された通風空間へ向かう。さらに、冷却ファン及びバッテリを収容するカバー部材の前面には、外部から空気を取り入れる導入部が設けられ、カバー部材のバッテリの横側面に向き合う側面には、このカバー部材の内側の空気を外部へ排出する排出部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-000953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1による電動作業車では、冷却ファンのための冷却風の吸入口(導入部)と、冷却ファンによって作り出された冷却風の排出口(排出部)とが近い位置にあり、排出口から出た暖気が再び取り入れ口から取り入れられ、冷却性能が低下する可能性がある。さらには、冷却風の吸入口が、作業車の前端領域に位置しているので、塵埃や刈草などが取り込まれやすく、また防塵網が装着されていたとしても、その防塵網に目詰まりが発生しやすくなり、いずれにしても、冷却性能の低下は避けられない。
【0005】
このような実情に鑑み、本発明の課題は、冷却ファンの空気吸入口と空気排出口とが適切に配置された電動作業車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による電動作業車は、車体を構成するフレーム構造体と、前記フレーム構造体における車体前後方向の後部分に位置する運転領域と、前記フレーム構造体における前記車体前後方向の前部分に位置する動力領域と、前記動力領域内に配置されたバッテリと、前記動力領域内で前記バッテリの前記車体前後方向の長さにわたって形成された空気流通空間に配置され、前記バッテリから給電される走行用電動モータと、前記空気流通空間の後端領域に設けられた空気吸入口と、前記空気流通空間の前端領域に設けられた空気排出口と、前記空気排出口の近傍に設けられた冷却ファンを備える。
【0007】
この構成によれば、バッテリの車体前後方向の長さにわたって空気流通空間が形成され、この空気流通空間に冷却ファンを用いて空気を流通させるために、当該空気流通空間の後端領域に空気吸入口が設けられ、空気流通空間の前端領域に空気排出口が設けられている。これにより、空気吸入口と空気排出口との間に十分な距離が確保され、空気排出口から出た暖気が再び空気吸入口から取り入れられることによる冷却性能の低下が抑制される。なお、ここでの、空気排出口の近傍には、空気排出口自体もふくまれ、冷却ファンが空気排出口に直接設けられてもよい。
【0008】
本発明では、前記空気吸入口は、前記運転領域に向き合うように配置されている。運転者の快適な居住性をできるだけ確保するために、運転領域には、熱風や塵埃や刈草などが舞い込まないように工夫されている。このことから、運転領域に向き合った空気吸入口に熱風や塵埃や刈草などが舞い込む可能性は比較的小さく、新鮮で冷却風に適した空気の吸入が可能となる。
【0009】
空気流通空間の後端領域で、外部との境界面を作り出すパネルが運転領域に配置されている場合、運転領域のパネルは、熱風や塵埃や刈草などができるだけ舞い込まないように工夫されているので、このパネルに空気吸入口が設けられると、好都合である。このことから、本発明では、前記空気流通空間の前記後端領域には、前記空気流通空間の後端面を形成するパネルが配置され、前記パネルに前記空気吸入口が設けられることが提案される。
【0010】
空気吸入口に塵埃や刈草などの異物が舞い込んできた場合でも、そのような異物が空気流通空間に入り込まないように、本発明の好適な実施形態では、前記空気吸入口は、前記パネルに設けられた網体によって少なくとも部分的に覆われている。
(【0011】以降は省略されています)
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