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公開番号2025087156
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201606
出願日2023-11-29
発明の名称乗用型田植機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01C 11/02 20060101AFI20250603BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】予備苗のせ台を使用状態にしたとき、フロアへの搭乗を容易にすることを可能とする乗用型田植機を提供する。
【解決手段】走行車体3と、走行車体3に設けられ、歩行可能なフロア12を有する運転部13と、走行車体3の横側部に位置し、前後方向に延びた状態である使用状態と、使用状態と比べ前後方向に短い状態である折り畳み状態と、に切替可能な予備苗のせ台(20A,20B,20C)と、使用状態における予備苗のせ台(20A,20B,20C)の後端部よりも前方に設けられ、搭乗者がフロア12に乗降するための第一ステップ33bと、第一ステップ33bよりも後方に設けられ、搭乗者がフロア12に乗降するための第二ステップ50と、が備えられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
走行車体と、
前記走行車体に設けられ、歩行可能なフロアを有する運転部と、
前記走行車体の横側部に位置し、前後方向に延びた状態である使用状態と、前記使用状態と比べ前後方向に短い状態である折り畳み状態と、に切替可能な予備苗のせ台と、
前記使用状態における前記予備苗のせ台の後端部よりも前方に設けられ、搭乗者が前記フロアに乗降するための第一ステップと、前記第一ステップよりも後方に設けられ、搭乗者が前記フロアに乗降するための第二ステップと、が備えられている乗用型田植機。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記走行車体の下部から上方に延びる状態で設けられ、上側部分が前記予備苗のせ台の後方に位置する横ガードと、が備えられ、
前記横ガードに、前記第二ステップが備えられている請求項1に記載の乗用型田植機。
【請求項3】
前記第二ステップは、前記使用状態の前記予備苗のせ台の前後方向の端部部分の下方に位置する請求項1に記載の乗用型田植機。
【請求項4】
前記第二ステップの左右方向外側端部は、前記予備苗のせ台の左右方向の端部よりも横外側に位置する請求項1に記載の乗用型田植機。
【請求項5】
前記フロアは、第一フロアと、前記第一フロアの後方、かつ、前記第一フロアの高さ位置よりも上方に位置する第二フロアと、を有し、
前記第二ステップは、前記第一フロアの高さ位置と前記第二フロアの高さ位置との間の高さ位置に位置する請求項1に記載の乗用型田植機。
【請求項6】
前記フロアは、第一フロアと、前記第一フロアの後方、かつ、前記第一フロアの高さ位置よりも上方に位置する第二フロアと、を有し、
前記第一フロアの下方に、前記第一ステップが備えられ、
前記第二フロアの横側方に、前記第二フロアとは別体の拡張フロアが備えられ、
前記第二ステップは、前後方向において前記第一ステップと前記拡張フロアとの間に位置する請求項1に記載の乗用型田植機。
【請求項7】
前記第二ステップは、前記横ガードから左右方向内側に向けて延びるように構成されている請求項2に記載の乗用型田植機。
【請求項8】
前記第二ステップの左右方向内側端部と前記横ガードとに亘って設けられている補強部材が備えられている請求項7に記載の乗用型田植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、予備苗のせ台が備えられた乗用型田植機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の乗用型田植機として、例えば、特許文献1に記載されているように、予備苗のせ台を前後方向に延ばして苗を載置可能な使用状態(特許文献1では、「第1の作業姿勢」及び「第2の作業姿勢」)と、折り畳んで苗を載置不能な折り畳み状態(特許文献1では、「第1の格納姿勢」及び「第2の格納姿勢」)とに、切替可能なものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-092312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の乗用型田植機では、予備苗のせ台を使用状態にしたときに、搭乗者がフロアに搭乗するためのステップが、平面視で予備苗のせ台と重複する状態となり(特許文献1の図2参照)、ステップを使用してフロアへ搭乗することが困難になってしまうことがあった。
【0005】
本発明の目的は、予備苗のせ台を使用状態にしたとき、フロアへの搭乗を容易にすることを可能とする乗用型田植機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の乗用型田植機は、走行車体と、前記走行車体に設けられ、歩行可能なフロアを有する運転部と、前記走行車体の横側部に位置し、前後方向に延びた状態である使用状態と、前記使用状態と比べ前後方向に短い状態である折り畳み状態と、に切替可能な予備苗のせ台と、前記使用状態における前記予備苗のせ台の後端部よりも前方に設けられ、搭乗者が前記フロアに乗降するための第一ステップと、前記第一ステップよりも後方に設けられ、搭乗者が前記フロアに乗降するための第二ステップと、が備えられている。
【0007】
この発明によれば、使用状態の予備苗のせ台の後端部よりも前方に設けられた第一ステップだけでなく、第一ステップよりも後方に位置する第二ステップが設けられる構成となる。この構成により、予備苗のせ台が使用状態であっても、搭乗者は、フロアに乗降するとき、第二ステップを使用することで、予備苗のせ台を容易に回避することが可能となる。その結果、搭乗者は、容易にフロアに乗降することが可能となる。
【0008】
本発明においては、前記走行車体の下部から上方に延びる状態で設けられ、上側部分が前記予備苗のせ台の後方に位置する横ガードと、が備えられ、前記横ガードに、前記第二ステップが備えられていると好適である。
【0009】
この構成によれば、第一ステップとは別に、上側部分が予備苗のせ台の後方に位置する横ガードに、搭乗者がフロアに乗降するための第二ステップが備えられる構成となる。この構成により、第二ステップは、予備苗のせ台の後側部分に対応した位置に配置される構成となり、搭乗者は、第二ステップを使用して予備苗のせ台を回避するようにフロアに乗降することが可能となる。
【0010】
本発明においては、前記第二ステップは、前記使用状態の前記予備苗のせ台の前後方向の端部部分の下方に位置すると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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