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公開番号2025067347
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177272
出願日2023-10-13
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01C 11/02 20060101AFI20250417BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作業機を電動モータで駆動する際に、既存のバッテリを共用する場合に比べて、駆動力の不足を抑制すること。
【解決手段】走行車体(1)が走行する際に作動する電装品に対して給電を行う第1の電源(104,121)と、作業機(3)を駆動する電動モータ(M11~M14)に対して給電を行い且つ第1の電源(104,121)とは異なる電圧の電力を給電する第2の電源(105,104+105′)と、を備えたことを特徴とする作業車両。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
走行装置(7)を有する走行車体(1)と、
前記走行車体(1)に支持された作業機(3)と、
前記走行車体(1)が走行する際に作動する電装品に対して給電を行う第1の電源(104,121)と、
前記作業機(3)を駆動する電動モータ(M11~M14)に対して給電を行い且つ前記第1の電源(104,121)とは異なる電圧の電力を給電する第2の電源(105,104+105′)と、
を備えたことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記走行装置(7)を駆動するエンジン(12)と、
前記エンジン(12)からの駆動を受けて前記第1の電源(104)を充電する電力を発電する第1の発電機(101)と、
前記エンジン(12)からの駆動を受けて前記第2の電源(105,104+105′)を充電する電力を発電する第2の発電機(102)と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記エンジン(12)に組付けられて、前記エンジン(12)からの駆動が第1の伝達部材(103)で伝達される前記第1の発電機(101)と、
前記エンジン(12)とは異なる部材(10a,10b,31)に組付けられて、前記エンジン(12)からの駆動が第2の伝達部材(28,107)で伝達される前記第2の発電機(102)と、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記エンジン(12)からの駆動を変速する変速機(31)と、前記エンジン(12)との間に配置された前記第2の発電機(102)と、
前記エンジン(12)からの駆動を前記変速機(31)に伝達すると共に、前記第2の発電機(102)にも駆動を伝達する前記第2の伝達部材(28)と、
を備えたことを特徴とする請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
前記エンジン(12)からの駆動を変速する変速機(31)の入力軸と同軸上に配置された前記第2の発電機(102)と、
前記エンジン(12)からの駆動を前記変速機(31)に伝達すると共に、前記第2の発電機(102)にも駆動を伝達する前記第2の伝達部材(28)と、
を備えたことを特徴とする請求項3に記載の作業車両。
【請求項6】
前記第1の電源(104)のアース(116)と前記第2の電源(105,104+105′)のアース(116)とを共通にする、
ことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項7】
前記走行装置(7)を駆動するエンジン(12)と、
前記エンジン(12)からの駆動を受けて前記第1の電源(104)および前記第2の電源(105)の一方を充電する電力を発電する発電機(102)と、
前記発電機(102)で発電した電力を前記第1の電源(104)および前記第2の電源(105)の他方を充電する電力に変換する変換器(121)と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項8】
前記電装品に給電される第1の電圧を供給可能な第1のバッテリ(104)と、
前記電動モータ(M11~M14)に給電される第2の電圧と前記第1の電圧との差圧を供給可能な第2のバッテリ(105′)であって、前記第1のバッテリ(104)に電気的に直列に接続された前記第2のバッテリ(105′)と、
を備え、
前記第1の電源(104)は、前記第1のバッテリ(104)で構成され、
前記第2の電源(104+105′)は、前記第1のバッテリ(104)と前記第2のバッテリ(105′)とを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項9】
前記走行車体(1)の幅方向の一方に支持された前記第1の電源(104)と、
前記走行車体(1)の幅方向の他方に支持された前記第2の電源(105)と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、作業車両に関し、特に、田植機や苗移植機、トラクタ、芝刈り機等の作業機を有する作業車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
田植機や苗移植機等の作業車両において、バッテリ(8)から電動発電機(6)に電力を供給して、ディーゼルエンジン(5)の出力トルクへのアシストを行う技術が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-107669号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術において、作業機として苗植付装置を有する田植え機や、作業機として耕耘機を有するトラクタ等では、エンジンの駆動で、車両の走行だけでなく、PTO(Power Take Off)軸を介して作業機の駆動も行っている。したがって、走行負荷が大きくなると作業機の駆動力が不足したり、作業機の負荷が大きくなると走行の駆動力が不足することがあった。
作業機をモータで電動化する場合、トラクタ等には、照明や制御回路用にバッテリが設けられているが、既存のバッテリと共用すると、負荷の大きな作業時に駆動力が不足しやすい問題がある。
【0005】
本発明は、作業機を電動モータで駆動する際に、既存のバッテリを共用する場合に比べて、駆動力の不足を抑制することを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記課題は次の解決手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、走行装置(7)を有する走行車体(1)と、前記走行車体(1)に支持された作業機(3)と、前記走行車体(1)が走行する際に作動する電装品に対して給電を行う第1の電源(104,121)と、前記作業機(3)を駆動する電動モータ(M11~M14)に対して給電を行い且つ前記第1の電源(104,121)とは異なる電圧の電力を給電する第2の電源(105,104+105′)と、を備えたことを特徴とする作業車両である。
【0007】
請求項2に記載の発明は、前記走行装置(7)を駆動するエンジン(12)と、前記エンジン(12)からの駆動を受けて前記第1の電源(104)を充電する電力を発電する第1の発電機(101)と、前記エンジン(12)からの駆動を受けて前記第2の電源(105,104+105′)を充電する電力を発電する第2の発電機(102)と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両である。
【0008】
請求項3に記載の発明は、前記エンジン(12)に組付けられて、前記エンジン(12)からの駆動が第1の伝達部材(103)で伝達される前記第1の発電機(101)と、前記エンジン(12)とは異なる部材(10a,10b,31)に組付けられて、前記エンジン(12)からの駆動が第2の伝達部材(28,107)で伝達される前記第2の発電機(102)と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載の作業車両である。
【0009】
請求項4に記載の発明は、前記エンジン(12)からの駆動を変速する変速機(31)と、前記エンジン(12)との間に配置された前記第2の発電機(102)と、前記エンジン(12)からの駆動を前記変速機(31)に伝達すると共に、前記第2の発電機(102)にも駆動を伝達する前記第2の伝達部材(28)と、を備えたことを特徴とする請求項3に記載の作業車両である。
【0010】
請求項5に記載の発明は、前記エンジン(12)からの駆動を変速する変速機(31)の入力軸と同軸上に配置された前記第2の発電機(102)と、前記エンジン(12)からの駆動を前記変速機(31)に伝達すると共に、前記第2の発電機(102)にも駆動を伝達する前記第2の伝達部材(28)と、を備えたことを特徴とする請求項3に記載の作業車両である。
(【0011】以降は省略されています)

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