TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025057985
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167866
出願日
2023-09-28
発明の名称
飛行体
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
A01M
7/00 20060101AFI20250402BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】液体タンク内の液剤の過度な移動を抑制することにより、飛行体の重心を低く保ち、安定飛行を行うことができる飛行体を提供する。
【解決手段】本開示の飛行体1は、本体部10と、本体部10に取り付けられた羽部20と、本体部10の下部に設けられ、その内部に液剤を収容し、収容した液剤を排出口205から排出可能に構成される液体タンク200とを備える。液体タンク200の内部は、複数の仕切板202により複数の小部屋201に分割され、各仕切板202には、該仕切板202で区切られた隣り合う2つの小部屋201を連通する貫通孔203が設けられる。複数の仕切板202は、液体タンク200内で鉛直方向に並ぶように配置され、各貫通孔203は、液体タンク200の上部からの平面視において、対応する仕切板202の隣の仕切板202の貫通孔203の位置から離れた位置に設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
本体部と、
前記本体部に取り付けられた羽部と、
前記本体部の内部又は下部に設けられ、その内部に液剤を収容し、前記収容した液剤を排出口から排出可能に構成される液体タンクと、
を備え、
前記液体タンクの内部は、複数の仕切板により複数の小部屋に分割されており、
前記複数の仕切板の各々には、該仕切板で区切られた隣り合う2つの前記小部屋を連通する貫通孔が設けられる、
飛行体。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記複数の仕切板は、前記液体タンク内で鉛直方向に並ぶように配置されており、
前記複数の貫通孔の各々は、前記液体タンクの上部からの平面視において、対応する前記仕切板の隣の前記仕切板の貫通孔の位置から離れた位置に設けられる、
請求項1に記載の飛行体。
【請求項3】
前記複数の仕切板は、前記液体タンク内で水平方向に並ぶように配置されており、
前記複数の貫通孔の各々は、前記液体タンクの底面近傍に設けられる、
請求項1に記載の飛行体。
【請求項4】
本体部と、
前記本体部に取り付けられた羽部と、
前記本体部の内部又は下部に設けられ、その内部に液剤を収容し、前記収容した液剤を排出可能に構成される液体タンクと、
を備え、
前記液体タンクは、
鉛直方向に積層された複数の平型液体タンクと、
前記複数の平型液体タンクにおいて、鉛直方向に隣り合う2つの前記平型液体タンクをそれぞれ連通する複数の連通管と、
前記鉛直方向で最下部にある前記平型液体タンクの側面又は底面に設けられた排出口と、
を備える、飛行体。
【請求項5】
前記液体タンクは、前記飛行体の燃料又は散布液を収容するように構成される、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の飛行体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液剤を収容する液体タンクを備える飛行体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
無人ヘリコプタや無人ドローン等の飛行体には、液剤を収容する液体タンクを備えるものが多く存在する。例えば、液剤を散布する装置を備えるもの(例えば、特許文献1参照)や、飛行体の燃料を収容する燃料タンクを備えるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-170249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような液体タンクを備える飛行体では、液剤を散布したり、燃料を消費したりすることにより、液体タンク内の液剤が減ってき、液体タンク内上部に空きスペースが生まれる。そして、そのような状態で飛行体が飛行中に傾くと、液体タンク内の液剤が偏ってしまい、飛行体全体の重心位置がずれてしまうおそれがある。例えば、重心位置が高くなってしまうことにより、飛行体の飛行における安定性能が悪化してしまう可能性がある。特に、飛行体が急激に傾くと、液体タンク内の液剤が勢いよく偏ってしまい、慣性力の影響で飛行体の飛行における安定性能がさらに悪化してしまう可能性がある。
【0005】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであって、液体タンク内の液剤の過度な移動を抑制することにより、飛行体の重心を低くして、安定飛行を行うことができる飛行体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様にかかる飛行体は、
本体部と、
前記本体部に取り付けられた羽部と、
前記本体部の内部又は下部に設けられ、その内部に液剤を収容し、前記収容した液剤を排出口から排出可能に構成される液体タンクと、
を備え、
前記液体タンクの内部は、複数の仕切板により複数の小部屋に分割されており、
前記複数の仕切板の各々には、該仕切板で区切られた隣り合う2つの前記小部屋を連通する貫通孔が設けられる、飛行体である。
【0007】
本開示の別の態様にかかる飛行体は、
本体部と、
前記本体部に取り付けられた羽部と、
前記本体部の内部又は下部に設けられ、その内部に液剤を収容し、前記収容した液剤を排出可能に構成される液体タンクと、
を備え、
前記液体タンクは、
鉛直方向に積層された複数の平型液体タンクと、
前記複数の平型液体タンクにおいて、鉛直方向に隣り合う2つの前記平型液体タンクをそれぞれ連通する複数の連通管と、
前記鉛直方向で最下部にある前記平型液体タンクの側面又は底面に設けられた排出口と、
を備える、飛行体である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、液体タンク内の液剤の過度な移動を抑制することにより、飛行体の重心を低く保ち、安定飛行を行うことができる飛行体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示にかかる飛行体の斜視図である。
実施の形態1にかかる飛行体が備える液体タンクの断面図である。
実施の形態2にかかる飛行体が備える液体タンクの断面図である。
実施の形態3にかかる飛行体が備える液体タンクの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。しかしながら、特許請求の範囲にかかる発明を以下の実施の形態に限定するものではない。また、実施の形態で説明する構成のすべてが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
方法
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
1日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
2日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
ステータ
1日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
配車装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
検査装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
表示装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
触媒装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
シール構造
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
音源推定方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
衝突検出装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
モータケース
1日前
トヨタ自動車株式会社
車高調整方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
異常診断装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
電力変換装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
部品固定構造
1日前
トヨタ自動車株式会社
真空成形装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池モジュール
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両用制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両用制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
モータ制御方法
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
ハイブリッド車
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池の製造方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両同定システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の排気管
1日前
続きを見る
他の特許を見る