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公開番号2025070248
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180420
出願日2023-10-19
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250424BHJP(車両一般)
要約【課題】本開示は、車内ディスプレイの表示制御を行うプログラムの書き込みミスが生じていることを容易に発見することを目的とする。
【解決手段】情報処理装置は、自車両に特有の特有情報を表示部に表示させるための第1プログラムと、前記自車両と他車両とで共通の共通情報を前記表示部に表示させるための第2プログラムとを取得する取得部と、前記取得部が取得した前記第1プログラムに付与された第1識別情報と、前記第2プログラムに付与された第2識別情報とが一致しない場合、前記第1識別情報と前記第2識別情報とが一致しないことを警告するための所定制御を行う制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自車両に特有の特有情報を表示部に表示させるための第1プログラムと、前記自車両と他車両とで共通の共通情報を前記表示部に表示させるための第2プログラムとを取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記第1プログラムに付与された第1識別情報と、前記第2プログラムに付与された第2識別情報とが一致しない場合、前記第1識別情報と前記第2識別情報とが一致しないことを警告するための所定制御を行う制御部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記所定制御として、前記自車両の通常の状態では行われない偽表示を前記表示部で行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記偽表示として、前記表示部に設けられた警告灯及び表示灯のうち、前記自車両の通常の状態では点灯しない所定警告灯及び所定表示灯の少なくとも一方を点灯させる、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1識別情報と前記第2識別情報とが一致しないことを示すダイアグ情報を出力する、
請求項2又は3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記所定制御として、前記第1識別情報と前記第2識別情報とが一致しないことを示す可視情報を前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、道路データの経時的な変化に対応した更新とその車両固有の車両制御とを両立させた車両制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-181482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術は、車両制御装置として、地図データに基づき経路案内を行うナビゲーション装置を備えている。近年では、当該ナビゲーション装置のように、車内ディスプレイを用いて通知を行うことが一般的に行われている。
【0005】
ここで、車内ディスプレイの表示制御を複数のプログラムに基づいて行う場合に、車両のECU(Electronic Control Unit)にプログラムを書き込むタイミングがプログラム毎に異なることがある。そのため、従来は、所定のプログラムを書き込み忘れたり、間違ったプログラムを書き込んでしまったり等、ECUへの書き込みミスが生じるおそれがあり改善の余地がある。
【0006】
そこで、本開示は、車内ディスプレイの表示制御を行うプログラムの書き込みミスが生じていることを容易に発見することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る情報処理装置は、自車両に特有の特有情報を表示部に表示させるための第1プログラムと、前記自車両と他車両とで共通の共通情報を前記表示部に表示させるための第2プログラムとを取得する取得部と、前記取得部が取得した前記第1プログラムに付与された第1識別情報と、前記第2プログラムに付与された第2識別情報とが一致しない場合、前記第1識別情報と前記第2識別情報とが一致しないことを警告するための所定制御を行う制御部と、を備える。
【0008】
請求項1に係る情報処理装置では、取得部は、第1プログラム及び第2プログラムを取得する。そして、制御部は、取得部が取得した第1プログラムに付与された第1識別情報と第2プログラムに付与された第2識別情報とが一致しない場合、第1識別情報と第2識別情報とが一致しないことを警告するための所定制御を行う。これにより、当該情報処理装置によれば、所定制御を行うことで、車内ディスプレイの表示制御を行うプログラムとして、第1プログラム及び第2プログラムの少なくとも一方の書き込みミスが生じていることを容易に発見することができる。これによって、当該情報処理装置によれば、万が一車内ディスプレイの表示制御を行うプログラムの書き込みミスが生じたとしても、書き込みミスを早期に発見し、書き込みミスが生じている車両がユーザの手に渡る可能性を低減することができる。
【0009】
請求項2に係る情報処理装置は、請求項1において、前記制御部は、前記所定制御として、前記自車両の通常の状態では行われない偽表示を前記表示部で行う。
【0010】
請求項2に係る情報処理装置では、制御部は、所定制御として、自車両の通常の状態では行われない偽表示を表示部で行う。これにより、当該情報処理装置によれば、偽表示を表示部で行うことで、表示部を見た際に車両に何らかの異常が発生していることを把握させ、第1識別情報と第2識別情報とが一致しないことを間接的に警告することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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