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公開番号
2025070175
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180306
出願日
2023-10-19
発明の名称
音源推定方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01H
3/00 20060101AFI20250424BHJP(測定;試験)
要約
【課題】音の発生源の推定精度を高くできるようにすること。
【解決手段】音源推定方法は、所定期間中の音データから、各時刻で最も大きい音の周波数を第1音情報として取得し、当該第1音情報に基づいて音の発生源を推定する第1処理(S13)と、音データから処理後音データを生成し、当該処理後音データから、各時刻で最も大きい音の周波数を第2音情報として取得し、当該第2音情報に基づいて音の発生源を推定する第2処理(S15)と、第1処理での推定結果と第2処理での推定結果とに基づいて、音の発生源を推定する第3処理(S17)と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定期間中の音データから、各時刻で最も大きい音の周波数を第1音情報として取得し、当該第1音情報に基づいて音の発生源を推定する第1処理と、
前記音データから、前記第1処理で推定した前記音の発生源から発せられる音の周波数域の音データを除外した音データである処理後音データを生成し、当該処理後音データから、各時刻で最も大きい音の周波数を第2音情報として取得し、当該第2音情報に基づいて音の発生源を推定する第2処理と、
前記第1処理での推定結果と前記第2処理での推定結果とに基づいて、音の発生源を推定する第3処理と、を制御装置に実行させる
音源推定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音源推定方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、異音の発生源の候補を推定する音源推定システムが開示されている。当該システムでは、所定期間中の周波数スペクトルの変化を表す周波数音データにおいて、最も大きい音を示す周波数である最大音周波数が抽出される。当該最大音周波数と部品の回転数とに基づいて、次数が算出される。そして、当該次数に最も近い次数を有する部品が、異音の発生源として推定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-100139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
最大音周波数を用いて異音の発生源を推定する上記のシステムにあっては、異音以外の騒音が大きい場合、異音の発生源を推定しにくくなる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための音源推定方法は、所定期間中の音データから、各時刻で最も大きい音の周波数を第1音情報として取得し、当該第1音情報に基づいて音の発生源を推定する第1処理と、前記音データから、前記第1処理で推定した前記音の発生源から発せられる音の周波数域の音データを除外した音データである処理後音データを生成し、当該処理後音データから、各時刻で最も大きい音の周波数を第2音情報として取得し、当該第2音情報に基づいて音の発生源を推定する第2処理と、前記第1処理での推定結果と前記第2処理での推定結果とに基づいて、音の発生源を推定する第3処理と、を制御装置に実行させる。
【発明の効果】
【0006】
上記音源推定方法によれば、音の発生源の推定精度を高くできる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、音源推定方法の一実施形態を示すフローチャートである。
図2において、(A)は第1音情報の一例を示す図であり、(B)はノイズの周波数の推移を示す図であり、(C)は第1処理での異音の発生源の推定結果を示す図である。
図3において、(A)は第2音情報の一例を示す図であり、(B)は第2処理での異音の発生源の推定結果を示す図である。
図4は、第3処理での異音の発生源の推定結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、音源推定方法の一実施形態を図1~図4に従って説明する。
<音源推定方法の構成>
音源推定方法の一例は、車両で発生した異音の発生源を推定する方法である。車両の乗員が異音の発生に気づくと、例えば車両に設けられたボタンを乗員が操作する。このボタンは、異音の発生源を特定するための一連の処理を開始させるための操作部である。
【0009】
図1には、異音の発生源を特定するための一連の処理が図示されている。当該一連の処理は制御装置によって実行される。
ステップS11において、制御装置は、マイクなどの集音装置に音を収集させることによって、所定期間中の音データを取得する。所定期間中の音データは、収集された音の大きさ及び音の周波数を含む時系列データである。
【0010】
ステップS13において、制御装置は、所定期間中の音データを解析することによって、異音の発生源を推定する第1処理を実行する。
具体的には、制御装置は、所定期間中の音データから、各時刻での最大音周波数を第1音情報として取得する(S131)。最大音周波数とは、最も大きい音の周波数である。なお、図2(A)には、第1音情報の一例が図示されている。
(【0011】以降は省略されています)
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