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公開番号2025070660
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181147
出願日2023-10-20
発明の名称部品固定構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人小笠原特許事務所
主分類G03B 19/00 20210101AFI20250424BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】UV樹脂の硬化状態にムラが発生することを抑制できる部品固定構造を提供する。
【解決手段】第1部品に第2部品を固定する部品固定構造であって、第1部品に形成された固着ピンと、第2部品に形成された固着ピンを挿通させる第1孔と、第1孔よりも小径の固着ピンを挿通させる第2孔を有し、第1孔の一部の内側に嵌合されるブッシュと、を備え、固着ピンを第1孔および第2孔に挿通させた後、ブッシュが嵌合されていない第1孔の領域と固着ピンとの隙間に紫外線硬化樹脂を充填して硬化させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1部品に第2部品を固定する部品固定構造であって、
前記第1部品に形成された固着ピンと、
前記第2部品に形成された前記固着ピンを挿通させる第1孔と、
前記第1孔よりも小径の前記固着ピンを挿通させる第2孔を有し、前記第1孔の一部の内側に嵌合されるブッシュと、を備え、
前記固着ピンを前記第1孔および前記第2孔に挿通させた後、前記ブッシュが嵌合されていない前記第1孔の領域と前記固着ピンとの隙間に紫外線硬化樹脂を充填して硬化させる、部品固定構造。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記第2孔に挿入される円筒形状のカラーをさらに備える、請求項1に記載の部品固定構造。
【請求項3】
前記ブッシュは、スリットを有している、請求項1または2に記載の部品固定構造。
【請求項4】
前記固着ピンおよび前記第1孔は複数の箇所にそれぞれ形成されており、前記複数の箇所に用いられる複数の前記ブッシュは、前記スリットによって撓みを異ならせている、請求項3に記載の部品固定構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、一体成形されたレンズ付きカメラケースに画像表示パネルを固定する構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、接眼レンズが持つ光学特性に応じて表示パネルが正確に位置合わせできるように構成された表示装置が開示されている。この表示装置では、表示パネルの固着孔にレンズに一体成形された固着ピンを挿通し、固着ピンと固着孔との隙間に紫外線硬化樹脂(UV樹脂)を充填させ、UV樹脂を紫外線で硬化させることで、レンズを表示パネルに固定させる構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-013320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された構造では、紫外線を照射する前に固着ピンと固着孔との隙間に充填したUV樹脂の一部がその隙間から流出する、または隙間に充填したUV樹脂の量が多い(表示パネルが厚い)などの原因で、紫外線を照射した後のUV樹脂の硬化状態にムラが発生するおそれがある。
【0005】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、UV樹脂の硬化状態にムラが発生することを抑制できる部品固定構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、第1部品に第2部品を固定する部品固定構造であって、第1部品に形成された固着ピンと、第2部品に形成された固着ピンを挿通させる第1孔と、第1孔よりも小径の固着ピンを挿通させる第2孔を有し、第1孔の一部の内側に嵌合されるブッシュと、を備え、固着ピンを第1孔および第2孔に挿通させた後、ブッシュが嵌合されていない第1孔の領域と固着ピンとの隙間に紫外線硬化樹脂を充填して硬化させる、部品固定構造である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の部品固定構造によれば、ブッシュの分だけ固着ピンと第1孔との隙間に充填するUV樹脂の厚みを少なくできるので、UV樹脂の硬化状態にムラが発生することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る部品固定構造に用いられるレンズ付きカメラケースの三面図
本実施形態に係る部品固定構造に用いられる画像表示パネルの三面図
図2におけるA-A断面図の一例
図2におけるA-A断面図の他の一例
レンズ付きカメラケースに画像表示パネルを組み込む様子を示す正面図
図4におけるB部拡大図による部品固定手法を説明する図
図4におけるB部拡大図による部品固定手法を説明する図
本実施形態に係る部品固定構造に用いられる変形例の画像表示パネルの平面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示に係る部品固定構造は、レンズ付きカメラケースに画像表示パネルを固定する構造である。本構造では、ブッシュを効果的に使用すると共に、特徴的なUV樹脂の充填方法を用いてレンズ付きカメラケースに画像表示パネルを固定する。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
<実施形態>
[部品形状]
図1は、本開示の一実施形態に係る部品固定構造に用いられるレンズ付きカメラケース10(第1部品)の概略を説明する三面図である。図1に例示するレンズ付きカメラケース10は、ベース11と、3つの固着ピン12と、カメラケース13と、レンズ14と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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