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公開番号
2025081110
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194649
出願日
2023-11-15
発明の名称
電気自動車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
H04R
3/00 20060101AFI20250520BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】車内における擬似エンジン音の制御をよりフレキシブルに行う。
【解決手段】電気自動車1は、電気モータを走行用の動力装置として使用し、且つ、MT車を模擬するMTモードを備える。電気自動車1は、擬似エンジン音を生成して当該擬似エンジン音を1又は複数の車載スピーカー2を通して出力するように構成された1又は複数のプロセッサ60を備えている。1又は複数のプロセッサ60は、MTモードにおいて、第1車内エリア11と当該第1車内エリア11とは別の第2車内エリア12における擬似エンジン音の聞こえやすさが異なるように音場制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電気モータを走行用の動力装置として使用し、且つ、マニュアルトランスミッション車を模擬するMTモードを備える電気自動車であって、
擬似エンジン音を生成して前記擬似エンジン音を1又は複数の車載スピーカーを通して出力するように構成された1又は複数のプロセッサを備え、
前記1又は複数のプロセッサは、前記MTモードにおいて、第1車内エリアと前記第1車内エリアとは別の第2車内エリアにおける前記擬似エンジン音の聞こえやすさが異なるように音場制御を行うように構成された
ことを特徴とする電気自動車。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電気自動車であって、
前記1又は複数の車載スピーカーは、前記第1車内エリアに音を出力する第1指向性スピーカーと、前記第2車内エリアに音を出力する第2指向性スピーカーとを含み、
前記音場制御は、前記第1指向性スピーカーと前記第2指向性スピーカーの一方からの前記擬似エンジン音の出力を他方からの前記擬似エンジン音の出力よりも小さくすることを含む
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の電気自動車であって、
前記第1車内エリアは、ドライバ席を含み、同乗者席を含まず、
前記第2車内エリアは、前記同乗者席を含み、前記ドライバ席を含まず、
前記1又は複数のプロセッサは、前記音場制御において、
前記第2車内エリアにおける前記擬似エンジン音の前記聞こえやすさを前記第1車内エリアにおける前記擬似エンジン音の前記聞こえやすさよりも低くするように構成された
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の電気自動車であって、
前記第1車内エリアは、ドライバ席を含み、同乗者席を含まず、
前記第2車内エリアは、前記同乗者席を含み、前記ドライバ席を含まず、
前記電気自動車は、前記同乗者席における同乗者の状態を示す同乗者状態を推定するモニタリング装置を更に備え、
前記1又は複数のプロセッサは、前記音場制御において、
前記同乗者状態が好調である場合の前記第2車内エリアにおける前記擬似エンジン音の前記聞こえやすさを、前記同乗者状態が不調である場合の前記第2車内エリアの前記擬似エンジン音の前記聞こえやすさよりも高くするように構成された
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の電気自動車であって、
前記第1車内エリアは、ドライバ席を含み、乗客席を含まず、
前記第2車内エリアは、前記乗客席を含み、前記ドライバ席を含まず、
前記1又は複数のプロセッサは、前記音場制御において、
前記第2車内エリアにおける前記擬似エンジン音の前記聞こえやすさを前記第1車内エリアにおける前記擬似エンジン音の前記聞こえやすさよりも高くするように構成された
ことを特徴とする電気自動車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気モータを走行用の動力装置として用いる電気自動車に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、駆動力源としての仮想エンジンを備えた仮想の車両で走行した場合に発生する仮想音を車室内に発生させる技術を開示する。
【0003】
本開示に関連する技術分野の技術水準を示す文献としては、特開2022-036005号公報の他に、特開2011-215437号公報及び特開2005-241271号公報を例示することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-036005号公報
特開2011-215437号公報
特開2005-241271号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
MT(マニュアルトランスミッション)車を模擬する電気自動車を手動モード(MTモード)で運転する際、エンジン音を模擬した擬似エンジン音をスピーカーを通して出力することが知られている。但し、擬似エンジン音を車内に均一に出力することが最適であるとは限らない。車内における擬似エンジン音に関しては様々なニーズがあり、更なる改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの観点は、電気モータを走行用の動力装置として使用し、且つ、MT車を模擬するMTモードを備える電気自動車に関連する。電気自動車は、擬似エンジン音を生成して当該擬似エンジン音を1又は複数の車載スピーカーを通して出力するように構成された1又は複数のプロセッサを備えている。1又は複数のプロセッサは、MTモードにおいて、第1車内エリアと当該第1車内エリアとは別の第2車内エリアにおける擬似エンジン音の聞こえやすさが異なるように音場制御を行う。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、MTモードにおいて、第1車内エリアと当該第1車内エリアとは別の第2車内エリアにおける擬似エンジン音の聞こえやすさが異なるように音場制御がなされる。このように第1車内エリアと第2車内エリアとで擬似エンジン音の聞こえやすさを異ならせることによって、様々なニーズに応えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る電気自動車の概要を説明するための図である。
プロセッサの機能構成例を示すブロック図である。
音場制御の具体例を示すブロック図である。
電気自動車の動力制御系の構成例を示すブロック図である。
電気自動車の動力制御系の構成例を示すブロック図である。
実施の形態2に係るプロセッサの機能例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態に係る電気自動車について説明する。また、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0010】
1.実施の形態1
1-1.概要
図1は、実施の形態に係る電気自動車1(以下、単に車両1と称す)の概要を説明するための図である。車両1は、走行用の動力装置として電気モータを使用している。また、車両1は、MT(マニュアルトランスミッション)車を模擬するMTモードを備えている。車両1の動力制御系の構成の詳細については後述される。
(【0011】以降は省略されています)
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