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公開番号
2025082106
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195358
出願日
2023-11-16
発明の名称
二次電池
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
H01M
10/04 20060101AFI20250521BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電極体の膨張を抑制して電解液が電極体の外部に漏れ出るのを抑制する。
【解決手段】二次電池は、ラミネート型又は角型の二次電池であって、電極体と、外装容器と、第1固定部材とを備える。電極体は、扁平形状を有する積層型又は捲回型の電極体である。外装容器は、電解液が含浸された電極体を収容している。第1固定部材は、電極体の厚さ方向から見たときに矩形形状を有する電極体の少なくとも1つの辺である対象辺に沿って設けられている。そして、第1固定部材は、対象辺の長さの1/4以上の長さ範囲を対象として、対象辺に対応する電極体の端部である対象端部を固定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ラミネート型又は角型の二次電池であって、
扁平形状を有する積層型又は捲回型の電極体と、
電解液が含浸された前記電極体を収容する外装容器と、
前記電極体の厚さ方向から見たときに矩形形状を有する前記電極体の少なくとも1つの辺である対象辺に沿って設けられた第1固定部材と、
を備え、
前記第1固定部材は、前記対象辺の長さの1/4以上の長さ範囲を対象として、前記対象辺に対応する前記電極体の端部である対象端部を固定する
ことを特徴とする二次電池。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の二次電池であって、
前記電極体は、前記積層型であり、
前記対象端部は、前記二次電池が車両に搭載された際に鉛直方向の下側及び上側にそれぞれ位置する下側端部及び上側端部を含み、
前記下側端部を固定する前記第1固定部材の前記対象辺の方向の長さは、前記上側端部を固定する前記第1固定部材の前記対象辺の方向の長さより大きい
ことを特徴とする二次電池。
【請求項3】
請求項1に記載の二次電池であって、
前記電極体は、前記捲回型であり、
前記対象端部は、前記電極体の捲回方向と平行な2つの前記対象辺の一方又は双方に対応している
ことを特徴とする二次電池。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の二次電池であって、
前記電極体の長手方向又は短手方向である特定方向の中央位置、及び前記中央位置に対して前記特定方向の何れかの端に近い少なくとも2つの位置のそれぞれに設けられた第2固定部材をさらに備え、
前記第2固定部材は、前記中央位置及び前記少なくとも2つの位置のそれぞれにおいて、前記特定方向に直交する巻き付け方向に沿って前記電極体に一周以上の長さで巻き付けられており
前記中央位置に巻き付けられた前記第2固定部材の張力は、前記少なくとも2つの位置のそれぞれに巻き付けられた前記第2固定部材の張力と比べて大きい
ことを特徴とする二次電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ラミネート型又は角型の二次電池に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電池を開示している。この電池は、充放電時に負極と正極とが電池素子(電極体)の積層方向に近接離間するのを規制する規制部材を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-123843号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電解液を含浸した積層型又は捲回型の電極体を備える二次電池では、電極体が膨張すると、電解液が電極体の外に漏れ出てしまう可能性がある。
【0005】
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、電極体の膨張を抑制して電解液が電極体の外部に漏れ出るのを抑制することができる二次電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る二次電池は、ラミネート型又は角型の二次電池であって、電極体と、外装容器と、第1固定部材とを備える。電極体は、扁平形状を有する積層型又は捲回型の電極体である。外装容器は、電解液が含浸された電極体を収容している。第1固定部材は、電極体の厚さ方向から見たときに矩形形状を有する電極体の少なくとも1つの辺である対象辺に沿って設けられている。そして、第1固定部材は、対象辺の長さの1/4以上の長さ範囲を対象として、対象辺に対応する電極体の端部である対象端部を固定する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、上述の第1固定部材を備えたことにより、電極体の膨張を抑制して電解液が電極体の外部に漏れ出るのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る二次電池の構成の一例を概略的に示す図である。
実施の形態1に係る二次電池の構成の他の例を概略的に示す図である。
実施の形態2に係る二次電池の構成の一例を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略又は簡略する。
【0010】
1.実施の形態1
図1は、実施の形態1に係る二次電池の構成の一例を概略的に示す図である。図1に示す二次電池10は、電極体11と、外装容器12と、一対の電極端子13と、粘着テープ14及び15とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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