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公開番号2025083128
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196837
出願日2023-11-20
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F01N 3/023 20060101AFI20250523BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】フィルタの過昇温や目詰まりを防止できる車両を提供することを課題とする。
【解決手段】走行動力源であるエンジンと、前記エンジンからの排気微粒子を捕集するフィルタと、前記エンジンのフリクショントルクに相関する相関値を検出するセンサと、前記エンジンを制御することにより前記エンジンの排気ガスを昇温させて前記フィルタを昇温する昇温制御を実行する制御装置と、を備え、前記相関値が示す前記フリクショントルクが低いほど、前記制御装置は前記昇温制御による前記排気ガスの温度上昇率を増大させる、車両。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
走行動力源であるエンジンと、
前記エンジンからの排気微粒子を捕集するフィルタと、
前記エンジンのフリクショントルクに相関する相関値を検出するセンサと、
前記エンジンを制御することにより前記エンジンの排気ガスを昇温させて前記フィルタを昇温する昇温制御を実行する制御装置と、を備え、
前記相関値が示す前記フリクショントルクが低いほど、前記制御装置は前記昇温制御による前記排気ガスの温度上昇率を増大させる、車両。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記相関値は、前記エンジンを潤滑する潤滑油の温度、又は前記エンジンを冷却する冷却水の温度である、請求項1の車両。
【請求項3】
前記制御装置は、前記エンジンの点火時期を遅角側に制御することにより前記昇温制御による前記温度上昇率を増大させる、請求項1又は2の車両。
【請求項4】
前記制御装置は、EGR率を減少させる、ディザ制御による空燃比の差分を増大させる、前記エンジンの動力により発電した電力が充電されるバッテリの単位時間当たりの要求充電率を増大させる、の少なくとも一つにより前記昇温制御による前記温度上昇率を増大させる、請求項1又は2の車両。
【請求項5】
走行動力源であるモータと、
前記モータとの間で電力を授受するバッテリと、
を備えた、請求項1又は2の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
フィルタの目詰まりを防止するために、フィルタを昇温させてフィルタに捕集された排気微粒子を燃焼させる昇温制御が実行される(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-036181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷間始動から暖機完了までエンジンの潤滑油の温度は徐々に上昇し、これに伴ってエンジンのフリクショントルクは徐々に低下する。この結果、例えば車速が一定の場合、フリクショントルクの低下に伴ってドライバにより操作されるアクセル開度も徐々に低下する。この結果、エンジンの排気ガスの温度は徐々に低下する。このようなフリクショントルクの低下を考慮することなく昇温制御が実行されると、フィルタが過昇温したり、フィルタが十分に昇温せずにフィルタの目詰まりを防止できないおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、フィルタの過昇温や目詰まりを防止できる車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、走行動力源であるエンジンと、前記エンジンからの排気微粒子を捕集するフィルタと、前記エンジンのフリクショントルクに相関する相関値を検出するセンサと、前記エンジンを制御することにより前記エンジンの排気ガスを昇温させて前記フィルタを昇温する昇温制御を実行する制御装置と、を備え、前記相関値が示す前記フリクショントルクが低いほど、前記制御装置は前記昇温制御による前記排気ガスの温度上昇率を増大させる、車両によって達成できる。
【0007】
前記相関値は、前記エンジンを潤滑する潤滑油の温度、又は前記エンジンを冷却する冷却水の温度であってもよい。
【0008】
前記制御装置は、前記エンジンの点火時期を遅角側に制御することにより前記昇温制御による前記温度上昇率を増大させてもよい。
【0009】
前記制御装置は、EGR率を減少させる、ディザ制御による空燃比の差分を増大させる、前記エンジンの動力により発電した電力が充電されるバッテリの単位時間当たりの要求充電率を増大させる、の少なくとも一つにより前記昇温制御による前記温度上昇率を増大させてもよい。
【0010】
前記車両は、走行動力源であるモータと、前記モータとの間で電力を授受するバッテリと、を備えていてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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