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公開番号2025101614
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218580
出願日2023-12-25
発明の名称充電器
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 50/90 20160101AFI20250630BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】携帯端末の受電コイルと充電器の送電部との位置合わせを改善する。
【解決手段】充電器100は、軸方向Yの一端に設けられた開口部と、開口部と対向する位置に、軸方向Yに沿って移動自在に設けられた底面部と、開口部から軸方向Yに沿って延び、開口部から挿入される携帯端末170が収容される収容空間を底面部とともに形成する内面部とを有する収容部110と、内面部に内蔵され、携帯端末170に内蔵された受電コイルから出力される信号を検出する検出部120と、内面部に内蔵され、受電コイルに対して無線送電を行うことによって、携帯端末170を充電する送電部130と、携帯端末170が収容空間に収容され携帯端末170の一端が底面部に接触している状態において、底面部を開口部に向かって軸方向Yに駆動し、検出部120で検出した信号に基づいて、受電コイルと送電部130とを位置合わせする駆動部140とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
軸方向の一端に設けられた開口部と、前記開口部と対向する位置に、前記軸方向に沿って移動自在に設けられた底面部と、前記開口部から前記軸方向に沿って延び、前記開口部から挿入される携帯端末が収容される収容空間を前記底面部とともに形成する内面部とを有する収容部と、
前記内面部に内蔵され、前記携帯端末に内蔵された受電コイルから出力される信号を検出する検出部と、
前記内面部に内蔵され、前記受電コイルに対して無線送電を行うことによって、前記携帯端末を充電する送電部と、
前記携帯端末が前記収容空間に収容され前記携帯端末の一端が前記底面部に接触している状態において、前記底面部を前記開口部に向かって前記軸方向に駆動し、前記検出部で検出した前記信号に基づいて、前記受電コイルと前記送電部とを位置合わせする駆動部と
を備える充電器。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記検出部は、
前記信号を受信する第1のコイルセンサと、
前記軸方向に沿って前記第1のコイルセンサよりも前記開口部から離れた位置にあり、前記信号を受信する第2のコイルセンサとを備え、
前記駆動部は、前記第1のコイルセンサで受信した前記信号の強度と前記第2のコイルセンサで受信した前記信号の強度との差が所定の値になったときに前記底面部の駆動を停止することによって、前記受電コイルと前記送電部とを位置合わせする請求項1に記載の充電器。
【請求項3】
前記収容部は、前記内面部の、前記収容空間を挟んで前記送電部と対向する位置に設けられ、前記携帯端末が前記収容空間に収容されている状態において前記携帯端末を前記軸方向と直交する方向に押圧する押圧部を更に有する請求項1に記載の充電器。
【請求項4】
前記送電部は、
前記受電コイルに対して第1の送電方法で無線送電を行う第1の送電部と、
前記受電コイルに対して前記第1の送電方法とは異なる第2の送電方法で無線送電を行う第2の送電部とを備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の充電器。
【請求項5】
前記内面部に内蔵され、前記携帯端末に内蔵された端末側マグネットを検出するマグネットセンサを更に備え、
前記第2の送電部は、前記端末側マグネットに対応する充電器側マグネットを有し、前記マグネットセンサが前記端末側マグネットを検出していないときは、前記内面部の表面から一定の距離離れた第1の位置にあり、前記マグネットセンサが前記端末側マグネットを検出したときは、前記第1の位置よりも前記内面部の表面に近い第2の位置に移動する請求項4に記載の充電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充電器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、被充電器の位置決めに磁力を用いるマグネット吸引型の無接点充電台において、無接点充電台の送電用コイルと被充電器の受電用コイルを位置合わせする磁石を移動させる充電台が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第13/047557号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
携帯端末を充電器に差し込んだ際に、携帯端末の受電コイルと充電器の送電部との位置がずれていると、携帯端末に充電することが出来ない又は充電効率が下がってしまう。
【0005】
本開示の目的は、携帯端末の受電コイルと充電器の送電部との位置合わせを改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る充電器は、
軸方向の一端に設けられた開口部と、前記開口部と対向する位置に、前記軸方向に沿って移動自在に設けられた底面部と、前記開口部から前記軸方向に沿って延び、前記開口部から挿入される携帯端末が収容される収容空間を前記底面部とともに形成する内面部とを有する収容部と、
前記内面部に内蔵され、前記携帯端末に内蔵された受電コイルから出力される信号を検出する検出部と、
前記内面部に内蔵され、前記受電コイルに対して無線送電を行うことによって、前記携帯端末を充電する送電部と、
前記携帯端末が前記収容空間に収容され前記携帯端末の一端が前記底面部に接触している状態において、前記底面部を前記開口部に向かって前記軸方向に駆動し、前記検出部で検出した前記信号に基づいて、前記受電コイルと前記送電部とを位置合わせする駆動部と
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、携帯端末の受電コイルと充電器の送電部との位置合わせを改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1の実施形態に係る充電器の構成を概略的に示す断面図である。
本開示の第1の実施形態に係る、携帯端末が挿入された状態の充電器の構成を概略的に示す断面図である。
本開示の第2の実施形態に係る充電器の構成を概略的に示す断面図である。
本開示の第2の実施形態に係る、携帯端末が挿入された状態の充電器の構成を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の幾つかの実施形態について、図を参照して説明する。
【0010】
各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。各実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)

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