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公開番号
2025101227
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217912
出願日
2023-12-25
発明の名称
電動車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B60L
15/20 20060101AFI20250630BHJP(車両一般)
要約
【課題】自動運転モードの場合に、補機の使用制限が行なわれるのを抑制する。
【解決手段】電動車は、走行用のモータと、モータを駆動するインバータと、インバータに電力ラインを介して接続された蓄電装置と、電力ラインに接続された補機と、手動運転モードと自動運転モードとを切り替えて走行用の要求パワーに基づいて車両を走行させる。この場合に、制御装置は、手動運転モードの場合、要求パワーと補機の使用パワーとの合計パワーが閾値超過のときには、合計パワーが閾値以下のときに比して補機の使用制限を行ない、自動運転モードの場合、合計パワーが閾値以下となるように要求パワーを設定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
走行用のモータと、前記モータを駆動するインバータと、前記インバータに電力ラインを介して接続された蓄電装置と、前記電力ラインに接続された補機と、手動運転モードと自動運転モードとを切り替えて走行用の要求パワーに基づいて車両を走行させる制御装置と、を備える電動車であって、
前記制御装置は、
前記手動運転モードの場合、前記要求パワーと前記補機の使用パワーとの合計パワーが閾値超過のときには、前記合計パワーが前記閾値以下のときに比して前記補機の使用制限を行ない、
前記自動運転モードの場合、前記合計パワーが前記閾値以下となるように前記要求パワーを設定する、
電動車。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
請求項1記載の電動車であって、
前記閾値は、前記蓄電装置の許容出力である、
電動車。
【請求項3】
請求項1または2記載の電動車であって、
前記補機は、車室内の空調を行なう空調装置と、前記電力ラインの電力を降圧して第2電力ラインに供給するコンバータとを有し、
前記制御装置は、前記手動運転モードで且つ前記合計パワーが前記閾値超過のときには、前記合計パワーの前記閾値に対する超過量に基づいて、前記空調装置、前記コンバータの順に使用制限を行なう、
電動車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電動車に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、駆動輪に動力分配機構を介して接続されたエンジンおよびモータと、モータを駆動するインバータと、インバータに電力ラインを介して接続されたバッテリと、電力ラインの電力を降圧して小電力デバイスに供給するコンバータと、を備えるハイブリッド車が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド車では、停車中にバッテリの残量が残量下限値を下回った場合にエンジンを始動し、エンジンの駆動力によってモータで発電してバッテリを充電する。そして、インバータの温度が温度閾値よりも低い場合はコンバータの出力を第1出力上限値に制限し、インバータの温度が温度閾値よりも高い場合はコンバータの出力を第1出力上限値よりも低い第2出力上限値に制限する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-133060号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
走行用のモータと、モータを駆動するインバータと、インバータに電力ラインを介して接続された蓄電装置と、電力ラインに接続された補機と、走行用の要求パワーに基づいて走行するようにモータを制御する制御装置と、を備える電動車において、補機の作動中に要求パワーが閾値を超過すると、車両の加速性のために、補機の使用制限を行なうものがある。一方、自動運転モードのときには、車両の加速性に対する要請が低く、補機の使用制限が行なわれるのを抑制することが求められている。
【0005】
本開示の電動車は、自動運転モードの場合に、補機の使用制限が行なわれるのを抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の電動車は、
走行用のモータと、前記モータを駆動するインバータと、前記インバータに電力ラインを介して接続された蓄電装置と、前記電力ラインに接続された補機と、手動運転モードと自動運転モードとを切り替えて走行用の要求パワーに基づいて車両を走行させる制御装置と、を備える電動車であって、
前記制御装置は、
前記手動運転モードの場合、前記要求パワーと前記補機の使用パワーとの合計パワーが閾値超過のときには、前記合計パワーが前記閾値以下のときに比して前記補機の使用制限を行ない、
前記自動運転モードの場合、前記合計パワーが前記閾値以下となるように前記要求パワーを設定する、
ことを要旨とする。
【0008】
本開示の電動車では、手動運転モードの場合、要求パワーと補機の使用パワーとの合計パワーが閾値超過のときには、合計パワーが閾値以下のときに比して補機の使用制限を行なう。これにより、走行用のパワーが制限されるのを抑制しまたはその制限の程度を抑制し、車両の加速性の不足を運転者に感じさせるのを抑制することができる。一方、自動運転モードの場合、合計パワーが閾値以下となるように要求パワーを設定する。これにより、合計パワーが閾値以下となり、補機の使用制限が行なわれるのを抑制することができる。ここで、補機としては、車室内の空調を行なう空調装置や、電力ラインの電力を降圧して第2電力ラインに供給するコンバータが挙げられる。したがって、空調装置の使用パワーが制限されることによる乗員の快適性の低下や、コンバータの使用パワーが制限されることによる第2電力ラインへの供給電力の低下を抑制することができる。ここで、前記閾値は、前記蓄電装置の許容出力電力であってもよい。
【0009】
本開示の電動車において、前記補機は、車室内の空調を行なう空調装置と、前記電力ラインの電力を降圧して第2電力ラインに供給するコンバータとを有し、前記制御装置は、前記手動運転モードで且つ前記合計パワーが前記閾値超過のときには、前記合計パワーの前記閾値に対する超過量に基づいて、前記空調装置、前記コンバータの順に使用制限を行なってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態としての電気自動車20の概略構成図である。
メインECU38により繰り返し実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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