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公開番号
2025102495
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219967
出願日
2023-12-26
発明の名称
制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
H02P
29/032 20160101AFI20250701BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】より適正なタイミングでモータから出力される動力を制限する。
【解決手段】モータと、モータを駆動するインバータと、インバータを冷却媒体を用いて冷却する冷却装置と、モータとインバータとを接続する接続ラインに取り付けられた電流センサと、を備えるモータ装置に用いられ、インバータを制御する制御装置であって、モータのコイルの温度としてのコイル温度と、冷却媒体の温度としての冷媒温度と、に基づいて、電流センサの温度の推定値としての推定温度を導出し、推定温度に基づいてモータから出力される動力を制限する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
モータと、前記モータを駆動するインバータと、前記インバータを冷却媒体を用いて冷却する冷却装置と、前記モータと前記インバータとを接続する接続ラインに取り付けられた電流センサと、を備えるモータ装置に用いられ、前記インバータを制御する制御装置であって、
前記モータのコイルの温度としてのコイル温度と、前記冷却媒体の温度としての冷媒温度と、に基づいて、前記電流センサの温度の推定値としての推定温度を導出し、前記推定温度に基づいて前記モータから出力される動力を制限する
制御装置。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
請求項1記載の制御装置であって、
前記コイル温度と前記冷媒温度とに基づいて前記電流センサが到達する温度としての到達温度を推定し、前記到達温度に一次遅れ処理を施して前記推定温度を算出する
制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の制御装置としては、モータと、モータを駆動するインバータと、インバータを冷却媒体を用いて冷却する冷却装置(冷却器)と、モータとインバータとを接続する接続ラインに取り付けられた電流センサと、を備えるモータ装置に用いられ、インバータを制御するもの提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、冷却媒体の温度としての冷媒温度に基づいて、電気センサの温度の推定値としての推定温度を特定し、推定温度に基づいてモータから出力される動力を制限する。これにより、電流センサを熱から保護している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-136973号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の制御装置では、近年、電流センサの小型化を図るために、接続ラインの面積を小さくすることが提案されている。接続ラインの面積が小さくなると、接続ラインからの受熱を電流センサがより多く受けるようになり、推定温度と実際の電流センサの温度とが乖離し、電流センサの過度な昇温が懸念される。電流センサの過度な昇温を抑制する手法として、モータから出力される動力を制限するか否かを判定するための電流センサの温度の閾値を低くしたり、電流センサの温度を高めに推定することが考えられる。しかし、この手法では、モータから出力される動力が制限される頻度が高くなり、動力性能を損ねることがある。そのため、より適正なタイミングでモータから出力される動力を制限することが重要な課題として認識されている。
【0005】
本開示の制御装置は、より適正なタイミングでモータから出力される動力を制限することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の制御装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の制御装置は、
モータと、前記モータを駆動するインバータと、前記インバータを冷却媒体を用いて冷却する冷却装置と、前記モータと前記インバータとを接続する接続ラインに取り付けられた電流センサと、を備えるモータ装置に用いられ、前記インバータを制御する制御装置であって、
前記モータのコイルの温度としてのコイル温度と、前記冷却媒体の温度としての冷媒温度と、に基づいて、前記電流センサの温度の推定値としての推定温度を導出し、前記推定温度に基づいて前記モータから出力される動力を制限する
ことを要旨とする。
【0008】
この本開示の制御装置では、モータのコイルの温度としてのコイル温度と、冷却媒体の温度としての冷媒温度と、に基づいて、電流センサの温度の推定値としての推定温度を導出する。これにより、推定温度を、実際の電流センサの温度により近づけることができる。そして、推定温度に基づいてモータから出力される動力を制限する。実際の電流センサの温度により近い推定温度に基づいてモータから出力される動力を制限するから、より適正なタイミングでモータから出力される動力を制限できる。
【0009】
こうした本開示の制御装置において、前記コイル温度と前記冷媒温度とに基づいて前記電流センサが到達する温度としての到達温度を推定し、前記到達温度に一次遅れ処理を施して前記推定温度を算出してもよい。こうすれば、推定温度を、実際の電流センサの温度により近づけることができ、より適正なタイミングでモータから出力される動力を制限できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態の制御装置を搭載する電気自動車10の構成を説明するための概略構成図である。
図2は、電流センサ23uの周囲の構成の概略を説明するための説明図である。
電子制御ユニット60により実行される制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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