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公開番号2025115101
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009447
出願日2024-01-25
発明の名称電動車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B62D 25/20 20060101AFI20250730BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】渡河走行の際にフロアトンネルの上に配置された電気部品に水が掛かることを抑制する。
【解決手段】フロアトンネル12の上に配置されたインバータ50と、インバータ50の後部から車両後方斜め下方に向かって延びる整流板30と、を備える電動車両100であって、整流板30は、下面に車両前後方向に延びる突条部32を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
フロアトンネルの上に配置された電気部品と、
前記電気部品の後部から車両後方斜め下方に向かって延びる整流板と、を備える電動車両であって、
前記整流板は、下面に車両前後方向に延びる突条部を有すること、
を特徴とする電動車両。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電動車両であって、
前記整流板は、左右の側端部が車両後方に向かうにつれて車両幅方向中央に向かって傾斜して車両幅方向に延びる後端部に接続されており、
左右の前記側端部は下方向に延びるフランジを備えていること、
を特徴とする電動車両。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の電動車両であって、
前記電気部品と前記整流板とを内部に収容するコンソールボックスを備え、
前記コンソールボックスは、
前記フロアトンネルの上部に取り付けられて、前記電気部品を内部に収容する本体と、
前記本体の後方に隣接して配置され、内部に前記整流板を収容するケーブルカバーと、を備え、
前記ケーブルカバーは、前記整流板に対向する面に前記整流板に向かって突出し、車両幅方向に延びるリブを備えること、
を特徴とする電動車両。
【請求項4】
請求項3に記載の電動車両であって、
前記電気部品は部品ケースに収容され、
前記部品ケースは、前記フロアトンネルの上部に取付けられ、
前記整流板は、前記部品ケースの上部後方に取り付けられて、前記部品ケースから車両後方斜め下方に向かって延びること、
を特徴とする電動車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フロアトンネルの上に電気部品が配置された電動車両の構成に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自動車の電動化に伴って、車室内に配置される電気部品が増加している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-229284号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、オフロードを走行する車両の電動化が進んでいる。このようなオフロード電動車両は渡河走行を行う場合があるので、電気部品は渡河走行の場合に水没しないようにフロアトンネルの上に配置されている。しかし、渡河走行時には、車室内に進入した水が車両に対して流れることにより、水が跳ね上がってフロアトンネルの上に配置された電気部品に掛かる場合がある。
【0005】
そこで 、本開示は、渡河走行の際にフロアトンネルの上に配置された電気部品に水が掛かることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電動車両は、フロアトンネルの上に配置された電気部品と、前記電気部品の後部から車両後方斜め下方に向かって延びる整流板と、を備える電動車両であって、前記整流板は、下面に車両前後方向に延びる突条部を有すること、を特徴とする。
【0007】
これにより、渡河走行時に車室内に進入した水は整流板に設けられた突条部で整流されて後方に流れるので、車室内に進入した水の水面が波立つことが抑制され、波立ちにより水がフロアトンネルの上に配置された電気部品に掛かることを抑制できる。
【0008】
本開示の電動車両において、前記整流板は、左右の側端部が車両後方に向かうにつれて車両幅方向中央に向かって傾斜して車両幅方向に延びる後端部に接続されており、左右の前記側端部は下方向に延びるフランジを備えてもよい。
【0009】
これにより、整流板の下面に沿って流れる水を整流板の後方の中央部に集め、中央部から車両後方に流出させるので、車室内に進入した水の波立ちが発生する位置を電気部品から離間した車両後方とすることができる。これにより、波立ちにより水が電気部品に掛かることを抑制できる。
【0010】
本開示の電動車両において、前記電気部品と前記整流板とを内部に収容するコンソールボックスを備え、前記コンソールボックスは、前記フロアトンネルの上部に取り付けられて、前記電気部品を内部に収容する本体と、前記本体の後方に隣接して配置され、内部に前記整流板を収容するケーブルカバーと、を備え、前記ケーブルカバーは、前記整流板に対向する面に前記整流板に向かって突出し、車両幅方向に延びるリブを備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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