TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025084534
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198508
出願日2023-11-22
発明の名称パネル
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B62D 25/10 20060101AFI20250527BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】相手パネルに接着された後に相手パネルとの間に充填された接着剤の剥がれを防ぐことができるパネルを提供すること。
【解決手段】本開示のパネル1は、相手パネルとは反対方向に凹んだ形状を有する第1凹部11を相手パネルとの接着面10に備え、第1凹部11に充填された接着剤を介して相手パネルと接着するパネルである。パネル1は、相手パネルとは反対方向に凹んだ形状、かつ、第1凹部11と連通する形状を有し、相手パネルと接着された後に相手パネルとの間隔の増減に応じて第1凹部11に充填された接着剤が流動可能な経路となる第2凹部12を接着面10に備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
相手パネルとは反対方向に凹んだ形状を有する第1凹部を前記相手パネルとの接着面に備え、前記第1凹部に充填された接着剤を介して前記相手パネルと接着するパネルであって、
前記相手パネルとは反対方向に凹んだ形状、かつ、前記第1凹部と連通する形状を有し、前記相手パネルと接着された後に前記相手パネルとの間隔の増減に応じて前記第1凹部に充填された接着剤が流動可能な経路となる第2凹部を前記接着面に備える
パネル。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記相手パネルに向かう方向に突出した形状を有し、前記相手パネルとの間の距離を所定距離に保つように前記相手パネルを支持可能な1又は複数の凸部を前記接着面に備える
請求項1に記載のパネル。
【請求項3】
前記凸部を、前記第1凹部と前記第2凹部とのいずれにも連結されずに、前記接着面に備える
請求項2に記載のパネル。
【請求項4】
前記第1凹部の前記接着面からの深さの最大値は、前記第2凹部の前記接着面からの深さの最大値よりも大きい
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のパネル。
【請求項5】
車両のフードに用いられる
請求項1に記載のパネル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、パネルに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に係る技術では、自動車を構成する2つのパネルを、接着剤を用いて接合する方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-097894号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係る技術では、自動車の製造過程(例:溶接工程でのハンドリングや塗装の乾燥工程等)において、パネルが相手パネルに接着された後、パネルが外力を受けることや熱により膨張すること等でパネル間の隙間が狭まり、パネル間に予め充填されていた接着剤が潰れてパネルの接着面に沿って薄く伸ばされる。その後、パネル間の隙間が元に戻った際に接着剤が切れて、接着剤がはがれてしまうという課題があった。
【0005】
本開示は、そのような課題を鑑みることによって、相手パネルに接着された後に相手パネルとの間に充填された接着剤の剥がれを防ぐことができるパネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のパネルは、相手パネルとは反対方向に凹んだ形状を有する第1凹部を前記相手パネルとの接着面に備え、前記第1凹部に充填された接着剤を介して前記相手パネルと接着するパネルであって、前記相手パネルとは反対方向に凹んだ形状、かつ、前記第1凹部と連通する形状を有し、前記相手パネルと接着された後に前記相手パネルとの間隔の増減に応じて前記第1凹部に充填された接着剤が流動可能な経路となる第2凹部を前記接着面に備える。
【0007】
当該構成により、本開示のパネルでは、相手パネルと接着された後に、第2凹部のような接着剤が流動できる空間が確保されることによって、接着剤が潰れて接着面に沿って薄く伸びた状態になりにくく、接着剤が切れにくくなる。そのため、本開示のパネルは、接着剤の剥がれを防ぐことができる。
【0008】
また、本開示のパネルは、前記相手パネルに向かう方向に突出した形状を有し、前記相手パネルとの間の距離を所定距離に保つように前記相手パネルを支持可能な1又は複数の凸部を前記接着面に備える。
【0009】
当該構成により、本開示のパネルでは、相手パネルと接着された後に、1又は複数の凸部によって接着剤が流動できる空間がより広く確保される。そのため、本開示のパネルは、接着剤の剥がれをより防ぐことができる。
【0010】
また、本開示のパネルは、前記凸部を、前記第1凹部と前記第2凹部とのいずれにも連結されずに、前記接着面に備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
台車
22日前
個人
三輪バイク
1か月前
個人
自転車用歩数計
1か月前
個人
駐輪設備
3か月前
個人
ボギー・フレーム
3か月前
個人
三輪電動車両
1か月前
個人
ルーフ付きトライク
3か月前
個人
自転車前輪固定装置
3日前
個人
パワーアシスト自転車
3か月前
個人
車の室内高温防止屋根
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
個人
電動式ルーフ付きトライク
14日前
個人
電動式ルーフ付きトライク
14日前
個人
電動式ルーフ付きトライク
14日前
井関農機株式会社
収穫作業車両
8日前
個人
乗用自動車のディフューザー
2か月前
株式会社アイドゥス企画
老人電動車
23日前
個人
二輪車の三次元折りたたみ機構
3か月前
船井電機株式会社
車両
4か月前
個人
自動車のタイヤの位置について
3か月前
個人
ハブモーターの配線構造
2か月前
コンビ株式会社
乳母車
2か月前
個人
折り畳み作業机搭載の変型台車
3か月前
豊田鉄工株式会社
車両用カバー
2か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
3か月前
株式会社カインズ
荷台車
3か月前
大林道路株式会社
逸走防止装置
3か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
3か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
2か月前
豊田合成株式会社
エアバッグ装置
14日前
豊田合成株式会社
エアバッグ装置
14日前
個人
自転車用ペダル
1日前
三菱自動車工業株式会社
車体構造
2か月前
豊田合成株式会社
エアバッグ装置
2か月前
個人
電動スケーター
2か月前
日本精機株式会社
鞍乗型車両用表示装置
8日前
続きを見る