TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025109023
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024002667
出願日2024-01-11
発明の名称電動カート
出願人株式会社GEAR
代理人個人
主分類B62K 5/007 20130101AFI20250716BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】比較的にコンパクトであって、歩行モードと自走モードとにスムーズに変形可能な電動カートの提供。
【解決手段】電動カート10は、操作ハンドル手段30を変位した状態でロックするためのロック機構50を備え、操作ハンドル手段30は、車体本体20に前後方向Zへ旋回可能に取り付けられている。ロック機構50は、操作ハンドル手段30に位置し、係止突起80aを有する操作レバー80と、車体本体20に操作レバー80と対向して位置するロック板70とを有し、操作レバー80はロック板70へ向かって常時付勢されていて、ロック板70は係止突起80aが係止される第1係止溝71と第1係止溝71の後方に位置する第2係止溝72とを有する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
上下方向及び前後方向を有し、制御基板によって駆動制御可能な前後輪を有する車体本体と、操作ハンドル手段とを含む電動カートであって、
前記操作ハンドル手段を変位した状態でロックするためのロック機構を備え、
前記操作ハンドル手段は、前記車体本体に前記前後方向へ旋回可能に取り付けられていて、
前記ロック機構は、前記操作ハンドル手段に位置し、係止突起を有する操作レバーと、前記車体本体に前記操作レバーと対向して位置するロック板とを有し、前記操作レバーは前記ロック板へ向かって常時付勢されていて、前記ロック板は前記係止突起が係止される第1係止溝と前記第1係止溝の後方に位置する第2係止溝とを有することを特徴とする電動カート。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記ロック板は、前記第1係止溝と前記第2係止溝との間に位置する中間部分を有し、前記中間部分は曲状である請求項1に記載の電動カート。
【請求項3】
前記操作ハンドル手段は、一対のグリップ部を有する自走用ハンドルと、前記自走用ハンドルから斜め後方へ延びる歩行用ハンドルと、前記自走用ハンドルから前方へ突出する補助ハンドルとを有する請求項1又は2に記載の電動カート。
【請求項4】
前記操作ハンドル手段は、シャフトを介して前記車体本体に旋回可能に取り付けられていて、前記ロック板は、前記シャフトを介して前記車体本体に旋回不能に取り付けられている請求項1又は2に記載の電動カート。
【請求項5】
着脱可能なサドルを備え、前記操作ハンドル手段の前方には前記サドルを収容するためのサドル保持部が位置する請求項1又は2に記載の電動カート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、路上、ゴルフ場、スーパーマーケット、ショッピングモール等で移動するときに使用される、電動カートに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、荷物を収容して移動することのできる、ショッピングカートやゴルフカートは公知である。例えば、特許文献1には、カート本体と、カート本体に取り付けられた前後車輪と、カート本体の前面側に位置する荷台とを有する手押し式のショッピングカートが開示されている。また、特許文献2には、電動車椅子と同様の車体構造を有する一人乗り用の電動ゴルフカートが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平5-5652号公報
特開平9-323548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された手押し式のショッピングカートによれば、荷台に荷物を保持した状態で移動することができるので、ショッピングや路上の移動に際して便利である。しかしながら、使用者が高齢者の場合や荷物が多い場合には、手押しで移動するのにも限界がある。
【0005】
特許文献2に開示された電動ゴルフカートによれば、ゴルフ用具等を荷台に置いて、使用者は座位状態でゴルフカートを自走させて移動することができるので、身体的な負担となることはない。しかしながら、比較的に大型であって、日常的に使用するには、移動スペースが限られるとともに、コスト的な負担も大きい。さらに、比較的に大型であって、保管スペースの確保が困難であり、よりコンパクトな電動カートが求められていた。
【0006】
本発明の目的は、従来技術の改良であって、比較的にコンパクトであって、歩行モードと自走モードとにスムーズに変形可能な電動カートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
技術的課題を解決するために、本発明は、上下方向及び前後方向を有し、制御基板によって駆動制御可能な前後輪を有する車体本体と、操作ハンドル手段とを含む電動カートに関する。
【0008】
本発明に係る電動カートは、前記操作ハンドル手段を変位した状態でロックするためのロック機構を備え、前記操作ハンドル手段は、前記車体本体に前記前後方向へ旋回可能に取り付けられていて、前記ロック機構は、前記操作ハンドル手段に位置し、係止突起を有する操作レバーと、前記車体本体に前記操作レバーと対向して位置するロック板とを有し、前記操作レバーは前記ロック板へ向かって常時付勢されていて、前記ロック板は前記係止突起が係止される第1係止溝と前記第1係止溝の後方に位置する第2係止溝とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る電動カートの一つ以上の実施態様によれば、簡易な構造からなるロック機構によって、歩行モードと自走モードとに自在かつ容易に変形することができ、また、足置き場が比較的に広いことから、使用者が安定して乗車することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図面は、本発明に係る電動カートの特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
自走モードにおける、本発明に係る電動カートを前方から視た斜視図。
歩行モードにおける、図1と同様の図。
操作ハンドルの分解斜視図。
(a)図3のIV(a)で囲んだ領域の一部拡大図。(b)図3のIV(b)で囲んだ領域の一部拡大図。(c)図3のIV(c)で囲んだ領域の一部拡大図。
ロック機構の分解斜視図。
(a)第1ロック状態における電動カートの側面図。(b)第2ロック状態における電動カートの側面図。(c)第3ロック状態における電動カートの側面。
(a)図6(a)の状態におけるロック機構の拡大図。(b)図6(b)の状態におけるロック機構の拡大図。(c)図6(c)の状態におけるロック機構の拡大図。
電動カートを後方から視た斜視図。
自走モードにおける、使用者が立位状態の使用態様を示す図。
自走モードにおける、使用者が座位状態の使用態様を示す図。
歩行モードにおける使用態様を示す図。
ロック機構を操作する様子を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社GEAR
電動カート
7日前
株式会社GEAR
電動カート
2か月前
個人
カート
24日前
個人
走行装置
1か月前
個人
電動走行車両
1か月前
個人
乗り物
2か月前
個人
閂式ハンドル錠
1か月前
個人
折り畳み自転車
8か月前
個人
電動モビリティ
5か月前
個人
発音装置
4か月前
個人
自転車用傘捕捉具
9か月前
個人
“zen-go.”
1日前
個人
ルーフ付きトライク
7日前
個人
自由方向乗車自転車
5か月前
個人
体重掛けリフト台車
8か月前
個人
自転車用荷物台
8か月前
個人
キャンピングトライク
6か月前
個人
アタッチメント
9か月前
個人
ステアリングの操向部材
6か月前
個人
ステアリングの操向部材
11か月前
株式会社CPM
駐輪機
9か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
1か月前
個人
フロントフットブレーキ。
1か月前
株式会社三五
リアサブフレーム
7か月前
三甲株式会社
台車
11か月前
三甲株式会社
台車
11か月前
豊田鉄工株式会社
小型車両
21日前
個人
ホイールハブ駆動構造
1か月前
豊田合成株式会社
操舵装置
9か月前
学校法人千葉工業大学
車両
7か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
9か月前
学校法人千葉工業大学
車両
7か月前
学校法人千葉工業大学
車両
7か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
9か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
9か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
9か月前
続きを見る