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公開番号2025081853
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023194902
出願日2023-11-16
発明の名称電池
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 50/486 20210101AFI20250521BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本開示は、充放電に伴う電極体の体積変化を抑制した電池を提供することを主目的とする。
【解決手段】本開示においては、電極体と、上記電極体を被覆するラミネート外装体と、を有する電池であって、上記電極体は、第1面と、厚さ方向において、上記第1面と対向する第2面と、を有し、上記電池は、上記第1面と、上記厚さ方向において上記第1面に対向する上記ラミネート外装体との間に、ポリウレア樹脂を含有する第1緩衝部材を有する、電池を提供することにより、上記課題を解決する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電極体と、前記電極体を被覆するラミネート外装体と、を有する電池であって、
前記電極体は、第１面と、厚さ方向において、前記第１面と対向する第２面と、を有し、
前記電池は、前記第１面と、前記厚さ方向において前記第１面に対向する前記ラミネート外装体との間に、ポリウレア樹脂を含有する第１緩衝部材を有する、電池。
続きを表示（約 450 文字）【請求項２】
前記電池は、前記第２面と、前記厚さ方向において前記第２面に対向する前記ラミネート外装体との間に、ポリウレア樹脂を含有する第２緩衝部材を有する、請求項１に記載の電池。
【請求項３】
前記電池は、前記電極体の側面に配置され、ポリウレア樹脂を含有する第３緩衝部材を有し、
前記第１緩衝部材、前記第２緩衝部材および前記第３緩衝部材は、一体である、請求項２に記載の電池。
【請求項４】
前記電極体は、正極活物質層と、負極活物質層と、前記正極活物質層および前記負極活物質層の間に配置された電解質層と、を有し、
前記負極活物質層は、負極活物質として、Ｓｉ系活物質を含有する、請求項１に記載の電池。
【請求項５】
前記電極体は、正極活物質層と、負極活物質層と、前記正極活物質層および前記負極活物質層の間に配置された電解質層と、を有し、
前記電解質層は、固体電解質を含有する固体電解質層である、請求項１に記載の電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電池に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
リチウムイオン二次電池等の電池は、通常、正極集電体、正極活物質層、電解質層、負極活物質層および負極集電体を有する電極体を備える。電極体は、例えば、外装材に囲まれた内部空間に封止される。特許文献１には、積層電極体と、軟質ラミネート外装体と、硬質ラミネート外装体と、を備えたラミネート型二次電池が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１７０５８３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
充放電により活物質が膨張収縮すると、その膨張収縮に伴って電極体の体積も変化する。電極体の体積変化が大きいと、電極体からラミネート外装体に加わる応力も変化するため、ラミネート外装体の密封性が低下しやすい。
【０００５】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、充放電に伴う電極体の体積変化を抑制した電池を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
［１］
電極体と、上記電極体を被覆するラミネート外装体と、を有する電池であって、
上記電極体は、第１面と、厚さ方向において、上記第１面と対向する第２面と、を有し、
上記電池は、上記第１面と、上記厚さ方向において上記第１面に対向する上記ラミネート外装体との間に、ポリウレア樹脂を含有する第１緩衝部材を有する、電池。
【０００７】
［２］
上記電池は、上記第２面と、上記厚さ方向において上記第２面に対向する上記ラミネート外装体との間に、ポリウレア樹脂を含有する第２緩衝部材を有する、［１］に記載の電池。
【０００８】
［３］
上記電池は、上記電極体の側面に配置され、ポリウレア樹脂を含有する第３緩衝部材を有し、
上記第１緩衝部材、上記第２緩衝部材および上記第３緩衝部材は、一体である、［２］に記載の電池。
【０００９】
［４］
上記電極体は、正極活物質層と、負極活物質層と、上記正極活物質層および上記負極活物質層の間に配置された電解質層と、を有し、
上記負極活物質層は、負極活物質として、Ｓｉ系活物質を含有する、［１］から［３］までのいずれかに記載の電池。
【００１０】
［５］
上記電極体は、正極活物質層と、負極活物質層と、上記正極活物質層および上記負極活物質層の間に配置された電解質層と、を有し、
上記電解質層は、固体電解質を含有する固体電解質層である、［１］から［４］までのいずれかに記載の電池。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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