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公開番号
2025082027
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195220
出願日
2023-11-16
発明の名称
予測方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250521BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】高精度でバッテリーの状態推定を行う。
【解決手段】充電電気量の予測方法は、充電器の仕様の情報と、車両における充電開始前の電池の温度の情報と、急速充電時におけるSOCの時間変化の情報と、を取得するとともに蓄積し、取得された前記情報と、あらかじめ蓄積された前記情報から構築された車両充電推測モデルに基づいて、充電開始から一定時間経過後の充電電気量を推定し、前記推定された一定時間経過後の充電電気量から、一定時間経過後の前記車両の走行可能距離を算出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
充電器の仕様の情報と、車両における充電開始前の電池の温度の情報と、急速充電時におけるSOCの時間変化の情報と、を取得するとともに蓄積し、
取得された前記情報と、あらかじめ蓄積された前記情報から構築された車両充電推測モデルに基づいて、充電開始から一定時間経過後の充電電気量を推定し、
前記推定された一定時間経過後の充電電気量から、一定時間経過後の前記車両の走行可能距離を算出する、
充電電気量の予測方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両のバッテリーの充電を行う際に所定時間で行うことができる充電電気量の予測方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、車両にバッテリーを搭載しておき、バッテリーにあらかじめ充電されている電力を利用して走行を行う車両の開発が進められている。また、このように車両に用いられるバッテリーの充電について、通常充電に比べて多くの電力を供給することにより短時間で充電を行う急速充電が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-017581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された車両用充電制御システムでは、急速充電時の充電制限条件を考慮して、満充電となるまでにかかる最大充電時間を算出して、ユーザに通知することが開示されている。しかしながら、ユーザによっては、急速充電を行う際に、5分間だけ充電を行う場合や30分間だけ充電を行う等、満充電となる前に充電を終了させてしまう場合がある。この場合、ユーザが知りたい情報は、所定の時間内で充電した場合に走行できる走行距離であり、満充電するために必要な充電時間ではない。
【0005】
一方で、車両側の充電制限条件によって、急速充電器に仕様通りの出力を発生させることができない場合もある。例えば、電池の劣化やリチウムの析出、もしくは異常発熱を抑制して電池を保護するために、充電が抑制されることがある。この場合、充電される電気量が、充電開始直後の充電器からの出力と充電時間の積からずれてしまい、一定時間後の充電量が想定より少なくなり、走行できる距離が短くなる場合がある。
【0006】
本開示は、所定時間で充電を行う場合のバッテリーの充電電気量を高精度で予測し、走行可能距離を予測する予測方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示にかかる予測方法は、充電器の仕様の情報と、車両における充電開始前の電池の温度の情報と、急速充電時におけるSOCの時間変化の情報と、を取得するとともに蓄積し、取得された前記情報と、あらかじめ蓄積された前記情報から構築された車両充電推測モデルに基づいて、充電開始から一定時間経過後の充電電気量を推定し、前記推定された一定時間経過後の充電電気量から、一定時間経過後の前記車両の走行可能距離を算出する。
これにより、バッテリーが搭載される車両や、充電器の仕様が異なっていても、バッテリー状態推定を行うことができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示よれば、所定時間で充電を行う場合のバッテリーの充電電気量を高精度で予測し、走行可能距離を予測する予測方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかる予測システムの構成を示す図である。
実施の形態1にかかる充電電気量予測システムにおける予測の算出フローと車両充電推測モデルを構築する際のフローの図である。
実施の形態1にかかる急速充電を行う際の充電電気量と充電器からの出力の時系列変化を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1
以下、図面を参照して本実施の形態に係る予測システム1について説明する。予測システム1は、車両100と、急速充電器200と、データセンター300と、を備える。なお以下では、データセンター300をサーバーと記載することがある。
(【0011】以降は省略されています)
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