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公開番号
2025091265
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206442
出願日
2023-12-06
発明の名称
電動機
出願人
株式会社明電舎
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
9/19 20060101AFI20250611BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電動機の冷却構造を改善することを目的とする。
【解決手段】電動機は、ロータと、シャフトを軸支する軸受と、ロータの径方向外側にエアギャップを介して配置されるステータと、を備え、前記ロータは、ロータコアと、複数のロータバーと、前記ロータバー同士を電気的に接続するエンドリングと、を有し、前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアに巻き回されたステータコイルと、を有し、前記ステータコイルは、コイルエンドを有し、前記シャフトは、軸方向他方側端から軸方向一方側に延び冷却油が流れる第1流路を有し、前記シャフトは、前記第1流路から前記エンドリングに向けて延びて前記シャフトを貫通する第2流路と、前記第1流路から前記コイルエンドに向けて延びて前記シャフトを貫通する第3流路と、前記第1流路から前記軸受に向けて延びて前記シャフトを貫通する第4流路と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
中心軸に沿って延びるシャフトを有するロータと、
前記シャフトを軸支する軸受と、
前記ロータの径方向外側にエアギャップを介して配置されるステータと、
を備え、
前記ロータは、ロータコアと、前記ロータコア内で軸方向に延びて周方向に複数配置されるロータバーと、前記ロータバー同士を電気的に接続するエンドリングと、を有し、
前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアに巻き回されたステータコイルと、を有し、
前記ステータコイルは、コイルエンドを有し、
前記シャフトは、軸方向他方側端から軸方向一方側に延び冷却油が流れる第1流路を有し、
前記シャフトは、前記第1流路から前記エンドリングに向けて延びて前記シャフトを貫通する第2流路と、前記第1流路から前記コイルエンドに向けて延びて前記シャフトを貫通する第3流路と、前記第1流路から前記軸受に向けて延びて前記シャフトを貫通する第4流路と、を有する、
ことを特徴とする電動機。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
中心軸に沿って延びるシャフトを有するロータと、
前記シャフトを軸支する軸受と、
前記ロータの径方向外側にエアギャップを介して配置されるステータと、
を備え、
前記ロータは、その軸方向に複数挿入される永久磁石を有し、
前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアに巻き回されたステータコイルと、を有し、
前記ステータコイルは、コイルエンドを有し、
前記シャフトは、軸方向他方側端から軸方向一方側に延び冷却油が流れる第1流路を有し、
前記シャフトは、前記第1流路から前記コイルエンドに向けて延びて前記シャフトを貫通する第2流路と、前記第1流路から前記軸受に向けて延びて前記シャフトを貫通する第3流路と、を有する、
ことを特徴とする電動機。
【請求項3】
第3流路は、前記第1流路から径方向外側に延びる第5流路と、前記第5流路の径方向外側端から前記コイルエンドに向けて延びて前記シャフトを貫通する第6流路と、を有し、
第4流路は、前記第5流路と、前記第5流路の径方向外側端から前記軸受に向けて延びて前記シャフトを貫通する第7流路と、を有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動機。
【請求項4】
前記第5流路、前記第6流路及び前記第7流路の流路径は同一である、
ことを特徴とする請求項3に記載の電動機。
【請求項5】
前記軸受は、開放型軸受である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、回転機のステータのコイルエンドを冷却する技術が知られている。特許文献1では、回転機としてのダイナモにおいて、シャフトの噴射ノズルから噴射された冷却油をコイルエンドに誘導するための傾斜面を有する構造を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-159325号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回転機は、回転に伴い発熱することが知られている。発熱は、回転効率の悪化を招いたり、部品耐熱や寿命に影響を与えるため、回転機を冷却することが重要である。
【0005】
しかしながら、特許文献1では、冷却油はシャフトからコイルエンドに向けて誘導されるのみであって、ステータのコイルエンド以外の部分の冷却については開示がない。このため、回転機のコイルエンド以外を十分に冷却することが出来ず、回転機の冷却構造について改善の余地があった。
【0006】
本発明は、回転機としての電動機の冷却構造を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る電動機は、中心軸に沿って延びるシャフトを有するロータと、前記シャフトを軸支する軸受と、前記ロータの径方向外側にエアギャップを介して配置されるステータと、を備え、前記ロータは、ロータコアと、前記ロータコア内で軸方向に延びて周方向に複数配置されるロータバーと、前記ロータバー同士を電気的に接続するエンドリングと、を有し、前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアに巻き回されたステータコイルと、を有し、前記ステータコイルは、コイルエンドを有し、前記シャフトは、軸方向他方側端から軸方向一方側に延び冷却油が流れる第1流路を有し、前記シャフトは、前記第1流路から前記エンドリングに向けて延びて前記シャフトを貫通する第2流路と、前記第1流路から前記コイルエンドに向けて延びて前記シャフトを貫通する第3流路と、前記第1流路から前記軸受に向けて延びて前記シャフトを貫通する第4流路と、を有する。
【0008】
本発明の一態様に係る電動機は、中心軸に沿って延びるシャフトを有するロータと、前記シャフトを軸支する軸受と、前記ロータの径方向外側にエアギャップを介して配置されるステータと、を備え、前記ロータは、その軸方向に複数挿入される永久磁石を有し、前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアに巻き回されたステータコイルと、を有し、前記ステータコイルは、コイルエンドを有し、前記シャフトは、軸方向他方側端から軸方向一方側に延び冷却油が流れる第1流路を有し、前記シャフトは、前記第1流路から前記コイルエンドに向けて延びて前記シャフトを貫通する第2流路と、前記第1流路から前記軸受に向けて延びて前記シャフトを貫通する第3流路と、を有する。
【0009】
上記の一態様の電動機において、第3流路は、前記第1流路から径方向外側に延びる第5流路と、前記第5流路の径方向外側端から前記コイルエンドに向けて延びて前記シャフトを貫通する第6流路と、を有し、第4流路は、前記第5流路と、前記第5流路の径方向外側端から前記軸受に向けて延びて前記シャフトを貫通する第7流路と、を有する。
【0010】
上記の一態様の電動機において、前記第5流路、前記第6流路及び前記第7流路の流路径は同一である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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