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公開番号
2025086274
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023200225
出願日
2023-11-27
発明の名称
太陽光発電装置
出願人
株式会社エフ・シー・シー
代理人
個人
主分類
H02S
50/00 20140101AFI20250530BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】複数の日よけ手段を同時に開閉する場合であっても、太陽電池アレイ毎の故障診断を容易に行うことができ、故障した太陽電池アレイ毎に交換可能とすることができる太陽光発電装置を提供する。
【解決手段】複数の太陽電池パネル5の発電電力をまとめて出力可能な電力変換装置6を具備した太陽光発電装置であって、開閉状態検出手段7で検出されたブラインドB1、B2の開閉状態に応じて発電電力を測定することにより、太陽電池アレイ4毎に故障の検出を行う故障検出手段8と、開閉操作装置Sにより、複数のブラインドB1、B2を同時に開閉にする操作が行われたとき、それぞれのブラインドB1、B2を開閉する開閉駆動手段2の駆動タイミングが互いに異なるように制御する開閉制御手段9とを具備したものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
開状態と閉状態とを任意に切り替え可能な複数の日よけ手段と、
複数の前記日よけ手段のそれぞれを開状態または閉状態とする開閉駆動手段と、
複数の日よけ手段を任意選択し、その日よけ手段の開状態と閉状態とを任意に切り替え操作可能な開閉操作装置と、
前記日よけ手段の開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、
太陽光を受けて発電を行う太陽電池モジュールが直列に接続されるとともに、前記日よけ手段の開閉方向に対して垂直になるように前記日よけ手段に設置された太陽電池アレイと、
前記日よけ手段の開閉方向に対して複数の前記太陽電池アレイを並列に設置し、かつ並列に接続した太陽電池パネルと、
複数の前記太陽電池パネルの発電電力をまとめて出力可能な電力変換装置と、
を具備した太陽光発電装置であって、
前記開閉状態検出手段で検出された前記日よけ手段の開閉状態に応じて前記発電電力を測定することにより、前記太陽電池アレイ毎に故障の検出を行う故障検出手段と、
前記開閉操作装置により、複数の前記日よけ手段を同時に開閉にする操作が行われたとき、それぞれの前記日よけ手段を開閉する前記開閉駆動手段の駆動タイミングが互いに異なるように制御する開閉制御手段と、
を具備したことを特徴とする太陽光発電装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記開閉操作装置により、複数の前記日よけ手段を同時に開閉する操作が行われたとき、前記開閉制御手段は、それぞれの前記日よけ手段が所定寸法ずつ順番に閉状態となるように制御することを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置。
【請求項3】
前記開閉制御手段によりそれぞれの前記日よけ手段を所定寸法ずつ順番に開閉するように前記開閉駆動手段を制御する過程において、前記開閉操作装置により開閉操作が中止された場合、前記開閉制御手段は、最も閉じ寸法が大きい日よけ手段の開閉状態に他の日よけ手段の開閉状態が一致するよう制御することを特徴とする請求項2記載の太陽光発電装置。
【請求項4】
前記開閉操作装置により、複数の前記日よけ手段を同時に開閉する操作が行われたとき、前記開閉制御手段は、一の日よけ手段が閉状態になった後、別の日よけ手段が閉状態となるよう制御することを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置。
【請求項5】
前記故障検出手段により前記太陽電池アレイの故障が検出されたとき、その故障が検出された太陽電池アレイを有する日よけ手段と、当該日よけ手段における故障が検出された太陽電池アレイの位置とを表示する故障表示装置を具備したことを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置。
【請求項6】
前記太陽電池アレイは、前記日よけ手段に対して脱着して交換可能とされたことを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置。
【請求項7】
前記日よけ手段は、ブラインド、カーテンまたはオーニングであることを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置。
【請求項8】
前記電力変換装置は、前記太陽電池パネルから発電電力を出力する際、最大電力点追従制御を行うことを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置。
【請求項9】
前記日よけ手段は、ブラインドから成るとともに、前記ブラインドの開閉状態を検出する開閉状態検出手段は、ストロークセンサ及びスラットアングルセンサとされ、スラットアングルセンサが所定値以上を検出したとき、前記故障検出手段による故障の検出を行うことを特徴とする請求項1記載の太陽光発電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽光を受けて発電を行うための太陽光発電装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
太陽電池は、光起電力効果を利用して光エネルギを電気エネルギ(電力)に変換するもので、太陽光から直接に電力を得ることができることから、近時において、環境にやさしい発電手段として普及しつつある。かかる太陽電池を利用した太陽光発電装置は、太陽電池の最小単位であるセルを組み合わせて機能化した太陽電池モジュールを具備し、モジュールが直列又は並列に接続されたアレイを複数並べて太陽電池パネルを構成している。
【0003】
このような太陽光発電装置の故障を検出するため、従来、太陽電池パネル毎の出力電流量を取得し、出力電流量の時間変化が予め設定された閾値より大きいものを故障した太陽電池パネルと診断する技術が提案されている(特許文献1参照)。これにより、複数の太陽電池パネルから故障した太陽電池パネルを容易に特定することができ、新たな太陽電池パネルに迅速に交換することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-154728号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来技術においては、太陽電池パネル毎に故障を診断するため、太陽電池パネル毎に故障検出手段を複数設置する必要があり、設置費用が嵩んでしまうという課題がある。また、近時においては、ペロブスカイト太陽電池のようなフィルム状で柔軟性に優れた太陽電池も提案されており、このような簡易の太陽光発電装置においては、太陽電池アレイ毎に故障を検出して短いサイクルで太陽電池アレイ毎に交換する要求が高まっている。
【0006】
そこで、本出願人は、日よけ手段の開閉状態に応じて発電電力を測定することにより、太陽電池アレイ毎に故障の検出を行わせて、故障した太陽電池アレイ毎の交換を可能とする太陽光発電装置を検討するに至った。しかし、日よけ手段が複数設置され、且つ、それぞれの日よけ手段に設置された太陽光パネルの発電電力をまとめて電力変換装置にて出力する場合、複数の日よけ手段を同時に開閉すると、出力された発電電力がどの日よけ手段による発電電力なのか特定が難しく、太陽電池アレイ毎の故障の検出が困難になってしまう。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の日よけ手段を同時に開閉する場合であっても、太陽電池アレイ毎の故障診断を容易に行うことができ、故障した太陽電池アレイ毎に交換可能とすることができる太陽光発電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載の発明は、開状態と閉状態とを任意に切り替え可能な複数の日よけ手段と、複数の前記日よけ手段のそれぞれを開状態または閉状態とする開閉駆動手段と、複数の日よけ手段を任意選択し、その日よけ手段の開状態と閉状態とを任意に切り替え操作可能な開閉操作装置と、前記日よけ手段の開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、太陽光を受けて発電を行う太陽電池モジュールが直列に接続されるとともに、前記日よけ手段の開閉方向に対して垂直になるように前記日よけ手段に設置された太陽電池アレイと、前記日よけ手段の開閉方向に対して複数の前記太陽電池アレイを並列に設置し、かつ並列に接続した太陽電池パネルと、複数の前記太陽電池パネルの発電電力をまとめて出力可能な電力変換装置とを具備した太陽光発電装置であって、前記開閉状態検出手段で検出された前記日よけ手段の開閉状態に応じて前記発電電力を測定することにより、前記太陽電池アレイ毎に故障の検出を行う故障検出手段と、前記開閉操作装置により、複数の前記日よけ手段を同時に開閉にする操作が行われたとき、それぞれの前記日よけ手段を開閉する前記開閉駆動手段の駆動タイミングが互いに異なるように制御する開閉制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の太陽光発電装置において、前記開閉操作装置により、複数の前記日よけ手段を同時に開閉する操作が行われたとき、前記開閉制御手段は、それぞれの前記日よけ手段が所定寸法ずつ順番に閉状態となるように制御することを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の太陽光発電装置において、前記開閉制御手段によりそれぞれの前記日よけ手段を所定寸法ずつ順番に開閉するように前記開閉駆動手段を制御する過程において、前記開閉操作装置により開閉操作が中止された場合、前記開閉制御手段は、最も閉じ寸法が大きい日よけ手段の開閉状態に他の日よけ手段の開閉状態が一致するよう制御することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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