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公開番号2025079686
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192524
出願日2023-11-10
発明の名称電池パック
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/317 20210101AFI20250515BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池パック内におけるガスの滞留を抑制することができる電池パックを提供すること。
【解決手段】電池パックは、複数の電池セルと、電池セルを収容するケースと、電池セルに設けられた第一ガス排出弁と、ケースに設けられた第二ガス排出弁と、を備え、第一ガス排出弁が、充電時に電池セル内が所定の圧力以上になったら開状態となり、第二ガス排出弁が、放電時または休止時に開状態となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数の電池セルと、
前記電池セルを収容するケースと、
前記電池セルに設けられた第一ガス排出弁と、
前記ケースに設けられた第二ガス排出弁と、
を備え、
前記第一ガス排出弁は、充電時に前記電池セル内が所定の圧力以上になったら開状態となり、
前記第二ガス排出弁は、放電時または休止時に開状態となる、
電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電池パックに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、内圧が所定の圧力以上になった場合に開閉弁が開状態となる電池パックが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－０７３２１１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された技術では、複数の電池セルが搭載された電池パック内でガスを排出すると、電池パック内にガスが滞留するため、改善の余地がある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、電池パック内におけるガスの滞留を抑制することができる電池パックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る電池パックは、複数の電池セルと、前記電池セルを収容するケースと、前記電池セルに設けられた第一ガス排出弁と、前記ケースに設けられた第二ガス排出弁と、を備え、前記第一ガス排出弁が、充電時に前記電池セル内が所定の圧力以上になったら開状態となり、前記第二ガス排出弁が、放電時または休止時に開状態となる。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、放電時または休止時に電池パック内のガスを排出することにより、ガスが急激に放出されることを防ぎつつ、電池パック内にガスが滞留することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る電池パックの構成の一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る電池パックについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
実施形態に係る電池パックの構成について、図１を参照しながら説明する。実施形態に係る電池パックは、例えばハイブリッド車（ＨＥＶ：Hybrid Electric Vehicle）、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）、電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）等のバッテリとして用いられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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