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公開番号
2025066947
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023176547
出願日
2023-10-12
発明の名称
高周波スイッチ回路
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H01P
1/15 20060101AFI20250417BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】従来の高周波スイッチ回路では、十分なアイソレーションが得られない問題がある。
【解決手段】本開示の高周波スイッチ回路は、入力端子P1と、出力端子P2と、入力端子P1と出力端子P2との間に接続される第1のスイッチ11と、入力端子P1と第1のスイッチ11の入力側端子に一端が接続される第1の伝送線路13と、出力端子P2と第1のスイッチ11の出力側端子に一端が接続される第2の伝送線路14と、導通状態と遮断状態とが第1のスイッチ11に対して排他的になるように制御され、第1の伝送線路13の他端と第2の伝送線路14の他端との間に接続される第2のスイッチ12と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力端子と、
出力端子と、
前記入力端子と前記出力端子との間に接続される第1のスイッチと、
前記入力端子と前記第1のスイッチの入力側端子に一端が接続される第1の伝送線路と、
前記出力端子と前記第1のスイッチの出力側端子に一端が接続される第2の伝送線路と、
導通状態と遮断状態とが前記第1のスイッチに対して排他的になるように制御され、前記第1の伝送線路の他端と前記第2の伝送線路の他端との間に接続される第2のスイッチと、
を有する高周波スイッチ回路。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路は、使用周波数の1/4波長の長さ、又は、使用周波数の1/4波長の長さに使用周波数の1/2波長の整数倍の長さを加算した長さで形成される請求項1に記載の高周波スイッチ回路。
【請求項3】
前記第1のスイッチを導通状態、かつ、前記第2のスイッチを遮断状態としたときの前記入力端子と前記出力端子との間のアイソレーション特性は、前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路のそれぞれの長さに対応する周波数で最大となる請求項2に記載の高周波スイッチ回路。
【請求項4】
前記第1のスイッチと前記第2のスイッチは、FET(Field Effect Transistor)トランジスタ、PINダイオード、MEMS(Microelectromechanical System)、GaAs pHEMT、バルクCMOS、SOI(Silicon on Insulator)、SOS(Silicon on Sapphire)の何れかで形成される請求項1に記載の高周波スイッチ回路。
【請求項5】
前記第1のスイッチは、前記入力端子から前記出力端子に向かって信号を伝達するスイッチオン状態では遮断状態に制御され、前記出力端子からの信号の出力を停止するスイッチオフ状態では導通状態に制御され、
前記第2のスイッチは、前記スイッチオン状態では導通状態に制御され、前記スイッチオフ状態では遮断状態に制御される請求項1に記載の高周波スイッチ回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、高周波スイッチ回路に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された高周波スイッチ回路は、第1伝送線路、第1トランジスタ、第2トランジスタ、及び第2伝送線路を含む。第1伝送線路は、一端が第1端子に接続され、伝送される第1高周波信号が入力された場合、線路長が第1高周波信号の波長の1/4の整数倍となる。第1トランジスタは、一端が第1伝送線路の他端に接続され、他端が第2端子に接続され、制御端子に第1制御信号が入力される。第2トランジスタは、一端が第2端子に接続され、制御端子に第2制御信号が入力される。第2伝送線路は、一端が第2トランジスタの他端に接続され、他端が第3端子に接続され、伝送される第2高周波信号が入力された場合、線路長が第2高周波信号の波長の1/4の整数倍となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-10045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、近年、電気回路で扱われる信号の周波数が高くなる傾向があり、特許文献1で開示された高周波スイッチ回路では、十分なアイソレーションが得られない問題がある。
【0005】
本開示の目的は、このような課題を解決するためになされたものであり、高周波スイッチの遮断状態におけるアイソレーション特性を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる高周波スイッチは、入力端子と、出力端子と、前記入力端子と前記出力端子との間に接続される第1のスイッチと、前記入力端子と前記第1のスイッチの入力側端子に一端が接続される第1の伝送線路と、前記出力端子と前記第1のスイッチの出力側端子に一端が接続される第2の伝送線路と、導通状態と遮断状態とが前記第1のスイッチに対して排他的になるように制御され、前記第1の伝送線路の他端と前記第2の伝送線路の他端との間に接続される第2のスイッチと、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、高周波スイッチの遮断状態におけるアイソレーション特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示にかかる高周波スイッチ回路の構成及び動作を説明する図である。
本開示にかかる高周波スイッチ回路の等価回路図である。
比較例にかかる高周波スイッチ回路の構成及び動作を説明する図である。
比較例にかかる高周波スイッチ回路の等価回路図である。
本開示にかかる高周波スイッチ回路の動作特性を例示するグラフである。
比較例にかかる高周波スイッチ回路の動作特性を例示するグラフである。
本開示にかかる高周波スイッチ回路の具体的回路の例示を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。また、以下、図面を用いて説明するが、ある実施の形態の説明で使用される図面は、その実施の形態のみに適用されるわけではない。各図面は、全ての実施の形態に適用され得る。
【0010】
図1に本開示にかかる高周波スイッチ回路1の構成及び動作を説明する図を示す。図1に示すように、本開示にかかる高周波スイッチ回路1は、第1のスイッチ(例えば、スイッチ11)、第2のスイッチ(例えば、スイッチ12)、第1の伝送線路(例えば、マイクロストリップ線路13)、第2の伝送線路(例えば、マイクロストリップ線路14)、入力端子P1、出力端子P2を有する。なお、入力端子P1及び出力端子P2は、例示として入力側及び出力側の端子として名称を付したが、これは入力端子と出力端子がどちら側になっても構わない。
(【0011】以降は省略されています)
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