特許ウォッチ

公開番号2025071665
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023182032
出願日2023-10-23
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/06 20230101AFI20250428BHJP(計算;計数)
要約【課題】作業者の契約企業を適切に管理できるようにする情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供すること。
【解決手段】複数の情報処理装置、作業者端末、管理企業端末及び契約企業端末が、ネットワークにより通信可能に接続されている情報処理システムにおいて、情報処理装置10は、作業者に指定された管理企業を示す情報を取得する取得部11と、管理企業に応じた複数の契約企業を示す情報を作業者へ提示する制御部12と、管理企業を示す情報と、複数の契約企業のうち作業者により選択された契約企業を示す情報と、作業者の情報とを関連付けて記録させる記録部13と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
作業者に指定された管理企業を示す情報を取得する取得部と、
前記管理企業に応じた複数の契約企業を示す情報を前記作業者へ提示する制御部と、
前記管理企業を示す情報と、前記複数の契約企業のうち前記作業者により選択された契約企業を示す情報と、前記作業者の情報とを関連付けて記録させる記録部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記作業者の情報には、前記作業者の携帯電話番号及びメールアドレスの少なくとも一方に関連付けられた情報が含まれる、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記作業者の氏名と、前記作業者の生年月日と、前記作業者の携帯電話番号及びメールアドレスの少なくとも一方との組み合わせに基づいて、前記作業者のアカウントを作成し、
前記作業者の情報には、前記作業者のアカウントの識別情報が含まれる、
請求項１または２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記作業者のアカウントを作成する際、前記作業者の氏名と、前記作業者の生年月日と、前記作業者の携帯電話番号及びメールアドレスの少なくとも一方との組み合わせに基づくアカウントが既に作成されている場合、前記作業者のアカウントの作成に失敗したことを前記作業者へ通知する、
請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記記録部は、
前記作業者の氏名と、前記作業者の生年月日と、前記作業者の携帯電話番号及びメールアドレスの少なくとも一方との組み合わせを、前記作業者のアカウントの識別情報に関連付けて第１データベースに記録させ、
前記複数の契約企業のうち前記作業者により選択された契約企業を示す情報と、前記作業者のアカウントの識別情報とを関連付けて、前記管理企業に応じた第２データベースに記録させる、
請求項１または２に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記取得部は、前記作業者の端末により読み取られた２次元コードに基づいて、前記作業者に指定された管理企業を示す情報を取得する、
請求項１または２に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記制御部は、前記複数の契約企業のうち前記作業者により選択された契約企業の端末へ、前記作業者を示す情報を通知する、
請求項１または２に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記制御部は、前記作業者が顔認証に成功した場合、前記記録部により記録されている、前記複数の契約企業のうち前記作業者により選択された契約企業を示す情報を前記作業者へ提示する、
請求項１または２に記載の情報処理装置。
【請求項９】
作業者に指定された管理企業を示す情報を取得し、
前記管理企業に応じた複数の契約企業を示す情報を前記作業者へ提示し、
前記管理企業を示す情報と、前記複数の契約企業のうち前記作業者により選択された契約企業を示す情報と、前記作業者の情報とを関連付けて記録させる、
情報処理方法。
【請求項１０】
作業者に指定された管理企業を示す情報を取得し、
前記管理企業に応じた複数の契約企業を示す情報を前記作業者へ提示し、
前記管理企業を示す情報と、前記複数の契約企業のうち前記作業者により選択された契約企業を示す情報と、前記作業者の情報とを関連付けて記録させる、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、正規の作業員を簡単に登録することができる技術が開示されている。特許文献１では、権限者が作業者の属性に関するユーザ情報（氏名、所属会社、建設現場、電話番号、メールアドレスなど）を当該作業者から取得し、権限者の携帯端末５ａから入力して管理サーバ７に送信する。管理サーバ７は、仮登録した作業者に対応づけてアクティべーションキーを生成し、これをＱＲコード（登録商標）化して携帯端末５ａに送信する。作業者の携帯端末５ｂは、ＱＲコードを撮影するとこれからアクティべーションキーを抽出して管理サーバ７に送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－０７３０８７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１記載の技術では、例えば、権限者が、作業員者の契約企業（例えば、所属企業）を作業者から聴取等して入力する必要がある。そのため、権限者の負担が大きくなるという問題点がある。
【０００５】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、作業者の契約企業を適切に管理できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る第１の態様では、作業者に指定された管理企業を示す情報を取得する取得部と、前記管理企業に応じた複数の契約企業を示す情報を前記作業者へ提示する制御部と、前記管理企業を示す情報と、前記複数の契約企業のうち前記作業者により選択された契約企業を示す情報と、前記作業者の情報とを関連付けて記録させる記録部と、を有する情報処理装置が提供される。
【０００７】
また、本開示に係る第２の態様では、作業者に指定された管理企業を示す情報を取得し、前記管理企業に応じた複数の契約企業を示す情報を前記作業者へ提示し、前記管理企業を示す情報と、前記複数の契約企業のうち前記作業者により選択された契約企業を示す情報と、前記作業者の情報とを関連付けて記録させる、情報処理方法が提供される。
【０００８】
また、本開示に係る第３の態様では、作業者に指定された管理企業を示す情報を取得し、前記管理企業に応じた複数の契約企業を示す情報を前記作業者へ提示し、前記管理企業を示す情報と、前記複数の契約企業のうち前記作業者により選択された契約企業を示す情報と、前記作業者の情報とを関連付けて記録させる、処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
【発明の効果】
【０００９】
一側面によれば、作業者の契約企業を適切に管理できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置システムの作業者のアカウントを作成する処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る作業者ＤＢ（データベース）に記憶される情報の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理システムの作業者の作業情報を管理する処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る契約企業ＤＢに記憶される情報の一例を示す図である。
実施形態に係る表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る作業管理ＤＢに記憶される情報の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許