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公開番号2025082917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196479
出願日2023-11-20
発明の名称監視システム、監視装置、監視方法、及び、プログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G01D 21/00 20060101AFI20250523BHJP(測定;試験)
要約【課題】インフラ設備の障害を高い確度で検出する。
【解決手段】インフラ設備に設置されている光ファイバの後方散乱光に基づいて算出された前記光ファイバの長手方向における少なくとも1つの物理量の分布を示す第1のデータと、前記インフラ設備に設置されている計測センサによって検出された前記少なくとも1つの物理量を示す第2のデータと、を取得するデータ取得手段と、前記第1のデータ及び前記第2のデータに基づいて、前記インフラ設備の障害を検出する障害検出手段と、前記障害検出手段による検出結果を出力する出力手段と、を含む、監視システムが提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
インフラ設備に設置されている光ファイバの後方散乱光に基づいて算出された前記光ファイバの長手方向における少なくとも１つの物理量の分布を示す第１のデータと、前記インフラ設備に設置されている計測センサによって検出された前記少なくとも１つの物理量を示す第２のデータと、を取得するデータ取得手段と、
前記第１のデータ及び前記第２のデータに基づいて、前記インフラ設備の障害を検出する障害検出手段と、
前記障害検出手段による検出結果を出力する出力手段と、
を含む、
監視システム。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記障害検出手段は、前記第１のデータと前記第２のデータを比較することにより、前記第１のデータの信頼性を判定する、
請求項１に記載の監視システム。
【請求項３】
前記障害検出手段が検出する前記障害は、前記インフラ設備に発生している障害、及び、前記インフラ設備に今後発生し得る障害を含む、
請求項１に記載の監視システム。
【請求項４】
前記インフラ設備を撮像した撮像画像を取得する撮像画像取得手段を更に含み、
前記障害検出手段は、前記第１のデータ、前記第２のデータ、及び、前記撮像画像に基づいて前記障害を検出する、
請求項１に記載の監視システム。
【請求項５】
前記出力手段は、前記障害検出手段が検出した前記障害の発生箇所と、地図、電力系統図、天候図のうち少なくとも何れか１つと、を重畳して出力する、
請求項１に記載の監視システム。
【請求項６】
前記計測センサは、前記光ファイバの近傍に配置されている、
請求項１に記載の監視システム。
【請求項７】
前記少なくとも１つの物理量は、振動、音、温度、歪みのうち何れか１つを含む、
請求項１に記載の監視システム。
【請求項８】
インフラ設備に設置されている光ファイバの後方散乱光に基づいて算出された前記光ファイバの長手方向における少なくとも１つの物理量の分布を示す第１のデータと、前記インフラ設備に設置されている計測センサによって検出された前記少なくとも１つの物理量を示す第２のデータと、を取得するデータ取得手段と、
前記第１のデータ及び前記第２のデータに基づいて、前記インフラ設備の障害を検出する障害検出手段と、
前記障害検出手段による検出結果を出力する出力手段と、
を含む、
監視装置。
【請求項９】
インフラ設備に設置されている光ファイバの後方散乱光に基づいて算出された前記光ファイバの長手方向における少なくとも１つの物理量の分布を示す第１のデータと、前記インフラ設備に設置されている計測センサによって検出された前記少なくとも１つの物理量を示す第２のデータと、を取得し、
前記第１のデータ及び前記第２のデータに基づいて、前記インフラ設備の障害を検出し、
検出結果を出力する、
監視方法。
【請求項１０】
コンピュータに、請求項９に記載の監視方法を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、監視システム、監視装置、監視方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、パルス光により光ファイバ内で発生したラマン散乱光に基づいて、光ファイバの長手方向における温度分布を計測する技術を開示している。
【０００３】
特許文献２は、電力機器に沿って光ファイバを設けることにより、当該電力機器の温度分布を特定する技術を開示している。
【０００４】
特許文献３は、電池を構成する複数の電池セルに沿って光ファイバを設けることで、当該複数の電池セルの温度を測定する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開平１―２４０８２８号公報
特開平０４－２８５８７３号公報
特開２０１３－１４８５５１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、上記特許文献１－３の技術では、インフラ設備の障害を高い確度（accuracy）で検出することができない。
【０００７】
本開示の目的は、インフラ設備の障害を高い確度で検出することである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
インフラ設備に設置されている光ファイバの後方散乱光に基づいて算出された前記光ファイバの長手方向における少なくとも１つの物理量の分布を示す第１のデータと、前記インフラ設備に設置されている計測センサによって検出された前記少なくとも１つの物理量を示す第２のデータと、を取得するデータ取得手段と、
前記第１のデータ及び前記第２のデータに基づいて、前記インフラ設備の障害を検出する障害検出手段と、
前記障害検出手段による検出結果を出力する出力手段と、
を含む、
監視システムが提供される。
【０００９】
インフラ設備に設置されている光ファイバの後方散乱光に基づいて算出された前記光ファイバの長手方向における少なくとも１つの物理量の分布を示す第１のデータと、前記インフラ設備に設置されている計測センサによって検出された前記少なくとも１つの物理量を示す第２のデータと、を取得するデータ取得手段と、
前記第１のデータ及び前記第２のデータに基づいて、前記インフラ設備の障害を検出する障害検出手段と、
前記障害検出手段による検出結果を出力する出力手段と、
を含む、
監視装置が提供される。
【００１０】
インフラ設備に設置されている光ファイバの後方散乱光に基づいて算出された前記光ファイバの長手方向における少なくとも１つの物理量の分布を示す第１のデータと、前記インフラ設備に設置されている計測センサによって検出された前記少なくとも１つの物理量を示す第２のデータと、を取得し、
前記第１のデータ及び前記第２のデータに基づいて、前記インフラ設備の障害を検出し、
検出結果を出力する、
監視方法が提供される。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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