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公開番号2025070076
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180133
出願日2023-10-19
発明の名称サーバ、サーバの制御方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250424BHJP(計算;計数)
要約【課題】利用者が、より気軽にかつより深く地域に関与することができるようにする。
【解決手段】本開示に係るサーバは、特定の地域を仮想化したメタバース空間を提供するメタバース空間提供部と、メタバース空間で行動する利用者又は特定の地域を実際に訪問した利用者に対し、トークンを発行するトークン発行部と、利用者に対し、その利用者が所有するトークンに応じて、特定の地域に関連する事業であって、クラウドファンディングにより資金を募集する事業を起案する起案資格を付与する起案資格付与部と、起案資格を有する利用者から、事業の起案を受け付け、起案された事業を候補事業に設定し、トークンを所有する利用者から、候補事業のいずれかへの投票を受け付け、投票の結果に基づいて、候補事業の中からクラウドファンディングを開始する事業を決定する事業決定部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
特定の地域を仮想化したメタバース空間を提供するメタバース空間提供部と、
前記メタバース空間で行動する利用者又は前記特定の地域を実際に訪問した利用者に対し、トークンを発行するトークン発行部と、
利用者に対し、その利用者が所有するトークンに応じて、前記特定の地域に関連する事業であって、クラウドファンディングにより資金を募集する事業を起案する起案資格を付与する起案資格付与部と、
前記起案資格を有する利用者から、前記事業の起案を受け付け、前記起案された事業を候補事業に設定し、前記トークンを所有する利用者から、前記候補事業のいずれかへの投票を受け付け、投票の結果に基づいて、前記候補事業の中から前記クラウドファンディングを開始する事業を決定する事業決定部と、を備える、
サーバ。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記トークン発行部は、前記メタバース空間で前記特定の地域における特定の場所を訪問した利用者、及び、前記メタバース空間で前記特定の地域における特定のイベントに参加した利用者に対し、前記トークンを発行する、
請求項1に記載のサーバ。
【請求項3】
前記トークン発行部は、利用者が、その利用者の端末上のアプリケーションを介して、前記特定の地域に位置する宿泊施設を予約した場合に、その利用者が前記特定の地域を実際に訪問したと判断する、
請求項1に記載のサーバ。
【請求項4】
前記トークン発行部は、利用者が、その利用者の端末上のアプリケーションを介して、前記特定の地域に位置する宿泊施設を予約し、かつ、前記端末のGPS(Global Positioning System)機能を利用して、予約された宿泊日時に前記特定の地域に前記端末が位置することを確認した場合に、その利用者が前記特定の地域を実際に訪問したと判断する、
請求項1に記載のサーバ。
【請求項5】
前記起案資格付与部は、前記トークンを所定量以上所有する利用者に対し、前記事業を起案する資格を付与する、
請求項1に記載のサーバ。
【請求項6】
前記事業決定部は、前記トークンを所有する利用者から、前記トークンを投票権として使用した投票を受け付ける、
請求項1に記載のサーバ。
【請求項7】
前記事業決定部は、前記候補事業のうち前記決定された事業への投票のために使用された前記トークンを、前記決定された事業を実施するための資金に変換する、
請求項6に記載のサーバ。
【請求項8】
前記事業決定部は、前記候補事業のうち前記決定された事業以外の事業への投票のために使用された前記トークンを、前記トークンを使用した利用者に返還する、
請求項6に記載のサーバ。
【請求項9】
サーバの制御方法であって、
特定の地域を仮想化したメタバース空間を提供することと、
前記メタバース空間で行動する利用者又は前記特定の地域を実際に訪問した利用者に対し、トークンを発行することと、
利用者に対し、その利用者が所有するトークンに応じて、前記特定の地域に関連する事業であって、クラウドファンディングにより資金を募集する事業を起案する起案資格を付与することと、
前記起案資格を有する利用者から、前記事業の起案を受け付け、前記起案された事業を候補事業に設定することと、
前記トークンを所有する利用者から、前記候補事業のいずれかへの投票を受け付け、投票の結果に基づいて、前記候補事業の中から前記クラウドファンディングを開始する事業を決定することと、を含む、
制御方法。
【請求項10】
コンピュータに、
特定の地域を仮想化したメタバース空間を提供する手順と、
前記メタバース空間で行動する利用者又は前記特定の地域を実際に訪問した利用者に対し、トークンを発行する手順と、
利用者に対し、その利用者が所有するトークンに応じて、前記特定の地域に関連する事業であって、クラウドファンディングにより資金を募集する事業を起案する起案資格を付与する手順と、
前記起案資格を有する利用者から、前記事業の起案を受け付け、前記起案された事業を候補事業に設定する手順と、
前記トークンを所有する利用者から、前記候補事業のいずれかへの投票を受け付け、投票の結果に基づいて、前記候補事業の中から前記クラウドファンディングを開始する事業を決定する手順と、を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、サーバ、サーバの制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
昨今の国内旅行を取り巻くトレンドとして、「『第2のふるさと』がほしい」というニーズが増加している。本明細書では、「第2のふるさと」を、「地域を訪問した利用者が、その地域のファンになり、その地域の課題を自分事として捉え、結果として、その地域を繰り返し訪問し、いずれは移住を検討する地域」と定義する。
【0003】
また、他方では、昨今の人々のライフスタイルとして、テレワーク等を活用し、普段の職場とは異なる場所で、余暇を楽しみつつ業務を行うワーケーションが定着しつつある。そのため、ワーケーションで地域を訪問した利用者が、その地域での一定期間の滞在をきっかけに、その地域を好きになることも多々あると考えられる。
【0004】
そのため、今後は、利用者が、より深く地域に関与できるようにして、その地域の「第2のふるさと」化に寄与し得る技術に対するニーズが増加することが予想される。
【0005】
関連技術として、例えば、特許文献1には、利用者が、地方自治体などの団体にゲーム内課金の一部を寄付することができると共に、特典がもらえる「ふるさと課金」と呼ばれるアイデアに関する技術が開示されている。
【0006】
具体的には、特許文献1に開示された技術によれば、利用者は、ふるさと課金を行うためのゲームをプレイする。すると、そのゲームにおける課金情報やゲーム結果に基づいて徴収データが演算されて、団体への納税額又は寄付額が決定される。また、演算された徴収データに応じて、利用者に特典が付与される。特典は、地域振興券やクーポン券等の有体物だけでなく、ポイントやゲームアイテム等の無体物も含まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2023-088963号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述したように、特許文献1に開示された技術によれば、利用者は、ふるさと課金を行うためには、ゲームをプレイする必要がある。しかし、利用者の中には、ゲームに抵抗感がある者やゲームが苦手な者も存在すると考えられ、そのような利用者にとっては、ふるさと還元を行うことに障害があるという問題がある。
そのため、特許文献1に開示された技術は、利用者が、より気軽に地域に関与するための技術としては、改善の余地が残っている。
【0009】
そこで本開示の目的は、上述した課題を鑑み、利用者が、より気軽にかつより深く地域に関与することが可能なサーバ、サーバの制御方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
一態様によるサーバは、
特定の地域を仮想化したメタバース空間を提供するメタバース空間提供部と、
前記メタバース空間で行動する利用者又は前記特定の地域を実際に訪問した利用者に対し、トークンを発行するトークン発行部と、
利用者に対し、その利用者が所有するトークンに応じて、前記特定の地域に関連する事業であって、クラウドファンディングにより資金を募集する事業を起案する起案資格を付与する起案資格付与部と、
前記起案資格を有する利用者から、前記事業の起案を受け付け、前記起案された事業を候補事業に設定し、前記トークンを所有する利用者から、前記候補事業のいずれかへの投票を受け付け、投票の結果に基づいて、前記候補事業の中から前記クラウドファンディングを開始する事業を決定する事業決定部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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