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公開番号2025081545
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2025025697,2024051858
出願日2025-02-20,2020-07-14
発明の名称表示制御システム、表示制御方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20250520BHJP(電気通信技術)
要約【課題】表示画面に表示された情報の漏洩をを防ぐ新たな技術を提供する。
【解決手段】表示制御装置は、ディスプレイ装置の周囲が含まれる画像データを用いて、ディスプレイ装置によって表示されている対象情報が特定人物以外の人物に閲覧されうる状況を検出する検出部と、状況の検出に応じて、ディスプレイ装置における対象情報の出力状態を変更する状態変更部と、を有する。ディスプレイ装置は、ネットワークを介して送信される画面データを表示する。対象情報の出力状態を変更する処理は、画面データの送信元の装置において、画面データの送信を遮断する処理である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ディスプレイ装置の周囲が含まれる画像データから、前記ディスプレイ装置の画面を撮像しうるカメラを検出する検出手段と、
前記カメラが検出されると前記ディスプレイ装置の画面を暗くする制御手段とを有する、表示制御システム。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
ディスプレイ装置の周囲が含まれる画像データから、前記ディスプレイ装置の画面を撮像しうるカメラを検出する検出手段と、
前記カメラが検出されると、前記ディスプレイ装置へ送信される画面データを遮断する制御手段とを有する、表示制御システム。
【請求項3】
ディスプレイ装置に備えられ、コンピュータを操作する人物を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像される画像データからカメラを検出する検出手段と、
前記カメラが検出されると前記ディスプレイ装置の画面を暗くする制御手段とを有する、表示制御システム。
【請求項4】
ディスプレイ装置に備えられ、コンピュータを操作する人物を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像される画像データからカメラを検出する検出手段と、
前記カメラが検出されると、前記ディスプレイ装置へ送信される画面データを遮断する制御手段とを有する、表示制御システム。
【請求項5】
ディスプレイ装置の画面がカメラで撮影されようとしている場合に、前記ディスプレイ装置の画面を暗くする、コンピュータによって実行される表示制御方法。
【請求項6】
ディスプレイ装置の画面がカメラで撮影されようとしている場合に、前記ディスプレイ装置へ送信される画面データを遮断する、コンピュータによって実行される表示制御方法。
【請求項7】
ディスプレイ装置の画面がカメラで撮影されようとしている場合に、前記ディスプレイ装置の画面を暗くする処理をコンピュータに実行させる、プログラム。
【請求項8】
ディスプレイ装置の画面がカメラで撮影されようとしている場合に、前記ディスプレイ装置へ送信される画面データを遮断する処理をコンピュータに実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報の漏洩を防ぐ技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
仕事等で扱う情報には、閲覧が許可されている人が限られているものがある。例えば、同一の社内やグループ内の人しか閲覧してはいけない情報などである。このように閲覧が許可されている人が限られている情報を扱う際には、閲覧が許可されていない人にその情報を見られないようにして、情報の漏洩を防ぐ必要がある。
【0003】
そこで、閲覧が許可されていない人に情報が見られてしまうことを防ぐシステムが開発されている。例えば特許文献1は、カメラを用いて、電子機器の使用者が使用権限を持つ人物であるかどうかを判定し、当該判定に応じて表示画面の表示を制御する技術を開示している。より具体的には、特許文献1の電子機器は、カメラから得られた電子機器の使用者の顔画像を、使用権限を持つ人物の顔画像と比較することで、使用者が使用権限を持つ者であるか否かを判定する。そして、使用者が使用権限を持つ者ではなく、なおかつ、当該使用者の視線が表示画面に向けられていることが検出されたら、表示画面に表示されている画像の視認性を悪くする。
【0004】
特許文献2は、人感センサによって操作者以外の人が検知された場合に、表示画面の表示を解読不能な状態に変更する技術を開示している。人感センサは、表示画面の周囲の所定範囲であり、なおかつ、操作者がいない範囲を対象として人の検出を行うように設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2018/084835号
特開2010-122754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
表示画面に表示された情報が漏洩してしまう状況は、表示画面の周囲を撮像するカメラによって使用権限を持たない人が撮像される状況や、表示画面の周囲の人を検知する人感センサによって操作者以外の人が検出される状況に限定されない。
【0007】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、表示画面に表示された情報の漏洩をを防ぐ新たな技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の表示制御システムは、ディスプレイ装置の周囲が含まれる画像データから、前記ディスプレイ装置の画面を撮像しうるカメラを検出する検出手段と、前記カメラが検出されると前記ディスプレイ装置の画面を暗くする制御手段とを有する。
本開示の第2の表示制御システムは、ディスプレイ装置の周囲が含まれる画像データから、前記ディスプレイ装置の画面を撮像しうるカメラを検出する検出手段と、前記カメラが検出されると、前記ディスプレイ装置に送信される画面データを遮断する制御手段とを有する。
本開示の第3の表示制御システムは、ディスプレイ装置に備えられ、コンピュータを操作する人物を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像される画像データからカメラを検出する検出手段と、前記カメラが検出されると前記ディスプレイ装置の画面を暗くする制御手段とを有する。
本開示の第4の表示制御システムは、ディスプレイ装置に備えられ、コンピュータを操作する人物を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像される画像データからカメラを検出する検出手段と、前記カメラが検出されると、前記ディスプレイ装置に送信される画面データを遮断する制御手段とを有する。
【0009】
本開示の第1の表示制御方法は、コンピュータによって実行され、ディスプレイ装置の画面がカメラで撮影されようとしている場合に、前記ディスプレイ装置の画面を暗くする。
本開示の第2の表示制御方法は、コンピュータによって実行され、ディスプレイ装置の画面がカメラで撮影されようとしている場合に、前記ディスプレイ装置に対して送信される画面データを遮断する。
【0010】
本開示の第1のプログラムは、ディスプレイ装置の画面がカメラで撮影されようとしている場合に、前記ディスプレイ装置の画面を暗くする処理をコンピュータに実行させる。
本開示の第2のプログラムは、ディスプレイ装置の画面がカメラで撮影されようとしている場合に、前記ディスプレイ装置へ送信される画面データを遮断する処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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