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公開番号2025056410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023165866
出願日2023-09-27
発明の名称音響システム
出願人TOA株式会社
代理人個人
主分類H04R 27/00 20060101AFI20250401BHJP(電気通信技術)
要約【課題】より広範囲に音声を拡声出力できる音響システムを提供する。
【解決手段】音響システム10は、第1音声を拡声する第1音響機器20と、第2音声を拡声する第2音響機器40とを備える。第1音響機器20と第2音響機器40とのうち、一方は可搬型の音響機器であり、他方は既設型の音響機器である。第1音響機器20は、第1音声を拡声出力する第1音声出力手段と、第1音声に係る第1音声データを第2音響機器に送信する第1音声通信手段と、を有する。第2音響機器40は、第1音声通信手段から第1音声データを受信する第2音声通信手段と、第2音声通信手段が受信した第1音声データを音声に変換する第2音声変換手段と、第2音声、および第1音声データに基づく音声を拡声出力する第2音声出力手段と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1音声を拡声する第1音響機器と、第2音声を拡声する第2音響機器とを備える音響システムであって、
前記第1音響機器と前記第2音響機器とのうち、一方は可搬型の音響機器であり、他方は既設型の音響機器であり、
前記第1音響機器は、
前記第1音声を拡声出力する第1音声出力手段と、
前記第1音声に係る第1音声データを前記第2音響機器に送信する第1音声通信手段と、を有し、
前記第2音響機器は、
前記第1音声通信手段から前記第1音声データを受信する第2音声通信手段と、
前記第2音声通信手段が受信した前記第1音声データを音声に変換する第2音声変換手段と、
前記第2音声、および前記第1音声データに基づく音声を拡声出力する第2音声出力手段と、を有する音響システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1音響機器は、第1マイクと第1音声変換手段とを有し、
前記第1音声は、前記第1マイクで取得された話者の音声であり、
前記第1音声変換手段は、前記第1音声を前記第1音声データに変換する請求項1に記載の音響システム。
【請求項3】
前記第1音響機器は、内蔵音源データを保持し、
前記第1音声は、前記内蔵音源データの再生音であり、
前記第1音声データは、前記内蔵音源データである請求項1に記載の音響システム。
【請求項4】
前記第2音響機器は、
前記第2音声、および前記第1音声データに基づく音声の優先度を設定する優先度設定手段を有し、
前記第2音声出力手段に、前記第2音声、および前記第1音声データに基づく音声の両方が入力された場合に、前記第2音声、および前記第1音声データに基づく音声のうちの前記優先度が高い方を優先的に出力するように構成される請求項1に記載の音響システム。
【請求項5】
前記第2音響機器は、切替可能な出力状態として、前記第1音声データに基づく音声の拡声出力を許可する許可出力状態と、前記第1音声データに基づく音声の拡声出力を許可しない非許可出力状態とを有し、
前記第2音響機器が前記許可出力状態にあるときに限り、前記第2音声出力手段は、前記第1音声データに基づく音声を拡声出力する請求項1に記載の音響システム。
【請求項6】
前記第2音響機器は、切替可能な出力状態として、前記第2音声と前記第1音声データに基づく音声との両方の拡声出力を許可する第4出力状態と、前記第2音声の拡声出力のみを許可する第5出力状態と、前記第1音声データに基づく音声の拡声出力のみを許可する第6出力状態とを有し、
前記第2音響機器が前記第4出力状態にあるとき、前記第2音声出力手段は、前記第2音声と前記第1音声データに基づく音声との両方を拡声出力し、
前記第2音響機器が前記第5出力状態にあるとき、前記第2音声出力手段は、前記第1音声データの受信に関わらず、前記第2音声のみを拡声出力し、
前記第2音響機器が前記第6出力状態にあるとき、前記第2音声出力手段は、前記第2音声の入力に関わらず、前記第1音声データに基づく音声のみを拡声出力する請求項1に記載の音響システム。
【請求項7】
前記第1音響機器は、前記第1音響機器を使用するユーザが前記第2音響機器を使用するユーザと通話可能なように前記第2音響機器と接続される第1通話部を有する請求項1に記載の音響システム。
【請求項8】
前記第1音響機器が可搬型の音響機器であって、
前記第1音響機器は、前記第1音響機器の位置情報を取得する位置取得手段を有し、
前記第1音声通信手段は、前記位置情報を前記第2音響機器に送信する請求項1に記載の音響システム。
【請求項9】
前記第1音響機器が可搬型の音響機器であって、
前記第1音響機器は、前記第1音響機器の方向情報を取得する方向取得手段を有し、
前記第1音声通信手段は、前記方向情報を前記第2音響機器に送信する請求項1に記載の音響システム。
【請求項10】
前記第2音声通信手段は、前記第1音声通信手段から、前記第1音声データとは異なる前記第1音響機器に関する情報を受信するように構成され、
前記第2音響機器は、前記第2音声通信手段が受信した前記第1音響機器に関する情報を表示する表示部を有する請求項1に記載の音響システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、音響システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
音声を拡声出力する音響機器について、様々な形態が知られている。特許文献1には、音声を施設内に拡声出力する放送設備が開示されている。特許文献1とは異なる音響機器の例として、特許文献2には、メガホンが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-211003号公報
特開2004-254262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、音声を拡声出力する音響機器では、より広範囲に音声を拡声出力できることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
音響システムは、第1音声を拡声する第1音響機器と、第2音声を拡声する第2音響機器とを備える音響システムであって、前記第1音響機器と前記第2音響機器とのうち、一方は可搬型の音響機器であり、他方は既設型の音響機器であり、前記第1音響機器は、前記第1音声を拡声出力する第1音声出力手段と、前記第1音声に係る第1音声データを前記第2音響機器に送信する第1音声通信手段と、を有し、前記第2音響機器は、前記第1音声通信手段から前記第1音声データを受信する第2音声通信手段と、前記第2音声通信手段が受信した前記第1音声データを音声に変換する第2音声変換手段と、前記第2音声、および前記第1音声データに基づく音声を拡声出力する第2音声出力手段と、を有する。
【0006】
この構成によれば、第2音響機器が第1音響機器の第1音声データに基づく音声を拡声出力できるため、第1音声が拡声出力される範囲を広くできる。したがって、音響システムは、第1音響機器および第2音響機器を組み合わせることによって、より広範囲に音声を拡声出力できる。
【発明の効果】
【0007】
音響システムは、より広範囲に音声を拡声出力できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る音響システムの模式図である。
図1の音響システムの構成を示すブロック図である。
図1の第1音響機器の配置の一例を示す図である。
図2の第2音響機器の表示部の一例を示す図である。
音響システムにおける第1音響機器および第2音響機器の処理の例を示す第1のシーケンス図である。
音響システムにおける第1音響機器および第2音響機器の処理の例を示す第2のシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態>
図1から図6を参照して、実施形態の音響システム10を説明する。
【0010】
<音響システム>
図1に示されるように、音響システム10は、施設1に配置される。音響システム10は、施設1に所在する不特定の人に対して話者の音声を放送するように構成される。施設1の例は、ショッピングモール、オフィスビル、学校、研究機関、官公庁舎、工場、競技場等である。
(【0011】以降は省略されています)

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