特許ウォッチ

公開番号2025082565
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023195982
出願日2023-11-17
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および発注支援システム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 30/06 20230101AFI20250522BHJP(計算;計数)
要約【課題】発注の精度を向上できる情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および発注支援システムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、店舗で販売している各商品の発注数を算出する発注数算出部と、確認対象商品リストに含まれる商品の発注がある場合、当該商品の発注数の確認を促す発注数確認情報を出力する出力部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
店舗で販売している各商品の発注数を算出する発注数算出手段と、
確認対象商品リストに含まれる商品の発注がある場合、当該商品の発注数の確認を促す発注数確認情報を出力する出力手段と、を備える、情報処理装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
請求項１に記載の情報処理装置において、
前記出力手段は、
前記発注数確認情報とともに、所定の操作ボタンを含む第１の確認画面を生成して出力し、
当該操作ボタンの操作を受け付けると、前記確認対象商品リストに基づいて選択された商品で構成された第２の確認画面を生成して出力する、情報処理装置。
【請求項３】
請求項１または２に記載の情報処理装置において、
前記確認対象商品リストに確認対象商品を登録する登録手段をさらに備える、情報処理装置。
【請求項４】
請求項１または２に記載の情報処理装置において、
前記出力手段は、
前記店舗の各商品の発注数を含む発注数確認リストを含む画面を生成し、
当該発注数確認リストの中で、前記発注数確認情報が示す前記確認対象商品リストに含まれる商品を識別可能な態様で出力する、情報処理装置。
【請求項５】
請求項１または２に記載の情報処理装置において、
前記店舗の営業終了時点において最低限必要な在庫数である最低在庫数を前記商品毎に取得する最低在庫数取得手段と、
次回各商品が納品される納品日までの需要予測数を前記商品毎に予測する需要予測手段と、
前日の営業日の終了時点の在庫数である繰越在庫数を前記商品毎に取得する繰越在庫数取得手段と、
次回納品される納品予定数を前記商品毎に取得する納品予定数取得手段と、をさらに備え、
前記発注数算出手段は、前記最低在庫数、前記需要予測数、前記繰越在庫数および前記納品予定数を用いて前記商品毎に前記発注数を算出する、情報処理装置。
【請求項６】
請求項３に記載の情報処理装置において、
前記登録手段は、
前記発注数算出手段により閾値以上の発注数が算出された商品、前回発注日から欠品が生じた商品、前回発注日から発注算出方式が切り替わった商品、およびイベントに伴い発注数の変動が見込まれる商品のうち、少なくとも１つの商品を前記確認対象商品リストに登録する、情報処理装置。
【請求項７】
情報処理装置と、
通信装置と、を備え、
前記情報処理装置は、
店舗で販売している各商品の発注数を算出する発注数算出手段と、
確認対象商品リストに含まれる商品の発注がある場合、当該商品の発注数の確認を促す発注数確認情報を前記通信装置に出力する出力手段と、を含む、発注支援システム。
【請求項８】
１以上のコンピュータが、
店舗で販売している各商品の発注数を算出し、
確認対象商品リストに含まれる商品の発注がある場合、当該商品の発注数の確認を促す発注数確認情報を出力する、情報処理方法。
【請求項９】
コンピュータに、
店舗で販売している各商品の発注数を算出する発注数算出処理、
確認対象商品リストに含まれる商品の発注がある場合、当該商品の発注数の確認を促す発注数確認情報を出力する出力処理、を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および発注支援システムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、商品や店舗ごとに日々変動する売上数によっても品切れ・欠品等の生じない最低陳列数・安全在庫数を確保した発注数を自動算出する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１０８１７３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の小売店においては、多種多様な商品を取り扱っている。そのため、商品の発注作業は煩雑であり、時間もかかり店員の負担は大きい。一方で、特許文献１に記載されたような技術を用いて自動算出された発注数をそのまま使用した場合、様々な要因や条件によって欠品または在庫過剰に陥ることがある。そのため、人手による発注数の見直し作業が必要になるが、ベテランと新人等、店員の経験値に差があると、発注精度にバラツキが生じてしまう。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示における情報処理装置は、
店舗で販売している各商品の発注数を算出する発注数算出手段と、
確認対象商品リストに含まれる商品の発注がある場合、当該商品の発注数の確認を促す発注数確認情報を出力する出力手段と、を備える。
【０００６】
本開示における発注支援システムは、
情報処理装置と、
通信装置と、を備え、
前記情報処理装置は、
店舗で販売している各商品の発注数を算出する発注数算出手段と、
確認対象商品リストに含まれる商品の発注がある場合、当該商品の発注数の確認を促す発注数確認情報を前記通信装置に出力する出力手段と、を含む。
【０００７】
本開示における情報処理方法は、
１以上のコンピュータが、
店舗で販売している各商品の発注数を算出し、
確認対象商品リストに含まれる商品の発注がある場合、当該商品の発注数の確認を促す発注数確認情報を出力する、ことを含む。
【０００８】
本開示におけるプログラムは、
コンピュータに、
店舗で販売している各商品の発注数を算出する発注数算出処理、
確認対象商品リストに含まれる商品の発注がある場合、当該商品の発注数の確認を促す発注数確認情報を出力する出力処理、を実行させる。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、発注の精度を向上できる情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および発注支援システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本開示にかかる第１の情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。
本開示にかかる第１の情報処理装置の処理動作例を示すフローチャートである。
本開示にかかる発注支援システムのシステム構成例を概念的に示す図である。
本開示にかかる情報処理装置を実現するコンピュータの構成の一例を示す図である。
発注画面の一例を示す図である。
推奨商品発注数の確認画面の一例を示す図である。
確認対象商品リストのデータ構造例を示す図である。
推奨発注数情報のデータ構造例を示す図である。
発注画面の強調表示を説明するための図である。
推奨商品発注数の確認画面の他の例を示す図である。
本開示にかかる第２の情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。
本開示にかかる第２の情報処理装置の登録処理の一例を示すフローチャートである。
本開示にかかる第３の情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。
発注数情報のデータ構造例を示す図である。
販売数予測処理の一例を示すフローチャートである。
学習モデルの採用基準の一例を示すフローチャートである。
発注数算出処理の一例を示すフローチャートである。
最低在庫数の修正学習を説明するための図である。
最低在庫数のリードタイム補正処理を説明するための図である。
最低在庫数の欠品補正処理を説明するための図である。
需要予測数の算出処理を説明するための図である。
繰越在庫数および納品予定数を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許