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公開番号
2025065555
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-18
出願番号
2023174078
出願日
2023-10-06
発明の名称
光信号中継装置及び光信号中継方法
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04B
10/29 20130101AFI20250410BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】光信号のチャネル情報に応じて好適に波長変換を行うことができる波長変換装置及び波長変換方法を提供する。
【解決手段】受信手段は、波長多重信号に含まれる第1の波長の第1の光信号を受信して電気信号に変換する。送信手段は、電気信号に基づいて第2の波長の送信光を変調した第2の光信号を送信する。チャネル情報取得手段は、第1の光信号のチャネル情報を取得する。制御手段は、受信手段が第1の光信号の受信に適用する受信パラメータと、送信手段が第2の光信号の送信に適用する送信パラメータと、をチャネル情報に基づいて決定し、決定した受信パラメータを受信手段に適用し、決定した送信パラメータを送信手段に適用する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
波長多重信号に含まれる第1の波長の第1の光信号を受信して電気信号に変換する受信手段と、
前記電気信号に基づいて第2の波長の送信光を変調した第2の光信号を送信する送信手段と、
前記第1の光信号のチャネル情報を取得するチャネル情報取得手段と、
前記受信手段が前記第1の光信号の受信に適用する受信パラメータと、前記送信手段が前記第2の光信号の送信に適用する送信パラメータと、を前記チャネル情報に基づいて決定し、決定した前記受信パラメータを前記受信手段に適用し、決定した前記送信パラメータを前記送信手段に適用する制御手段と、を備える、
光信号中継装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記チャネル情報取得手段は、
前記第1の光信号のスペクトルを測定し、
測定した前記スペクトルに基づいて、前記第1の光信号の帯域幅と信号フォーマットとを、前記チャネル情報として取得し、
取得した前記チャネル情報を前記制御手段に出力する、
請求項1に記載の光信号中継装置。
【請求項3】
前記波長多重信号から、前記制御手段によって指示された帯域の光信号を透過させる波長選択手段を更に備え、
前記チャネル情報取得手段は、
前記制御手段と、
前記波長選択手段を透過した光信号の光パワーを測定し、測定結果を前記制御手段に出力する光パワー測定手段と、で構成され、
前記制御手段が前記第1の光信号の帯域よりも狭い複数の帯域の中で前記波長選択手段が透過させる帯域を切り替えながら、前記光パワー測定手段が前記波長選択手段を透過した光信号の光パワーを測定することで、前記制御手段が前記複数の帯域における前記第1の光信号のスペクトルを測定し、
前記制御手段が、測定した前記スペクトルに基づいて、前記第1の光信号の帯域幅と信号フォーマットとを、前記チャネル情報として取得する、
請求項1に記載の光信号中継装置。
【請求項4】
前記チャネル情報取得手段は、
前記測定した前記スペクトルを、複数の信号フォーマットの光信号のスペクトルの基準を示す複数の基準スペクトルと比較し、
前記測定した前記スペクトルに最も近似した前記基準スペクトルに対応する信号フォーマットを、前記第1の光信号の信号フォーマットとして取得する、
請求項2又は3に記載の光信号中継装置。
【請求項5】
前記制御手段は、光信号の帯域幅及び信号フォーマットと、受信パラメータ及び送信パラメータと、の対応関係を示す情報を参照して、前記第1の光信号の帯域幅及び信号フォーマットに対応する前記受信パラメータ及び前記送信パラメータを特定する、
請求項2又は3に記載の光信号中継装置。
【請求項6】
前記受信手段は、コヒーレント光受信フロントエンド手段として構成され、
前記送信手段は、コヒーレント光送信フロントエンド手段として構成される、
請求項1又は2に記載の光信号中継装置。
【請求項7】
前記コヒーレント光受信フロントエンド手段は、前記送信パラメータに応じて、前記電気信号の電圧を調整する、
請求項6に記載の光信号中継装置。
【請求項8】
前記コヒーレント光送信フロントエンド手段は、
前記送信パラメータに基づいて前記電気信号を増幅する増幅手段と、
増幅された前記電気信号に基づいて前記送信光を変調して、前記第2の光信号を出力する変調手段と、を備える、
請求項6に記載の光信号中継装置。
【請求項9】
前記受信手段が出力した前記電気信号を補償し、補償した前記電気信号を前記送信手段に出力する補償手段をさらに備える、
請求項1又は2に記載の光信号中継装置。
【請求項10】
波長多重信号に含まれる第1の波長の第1の光信号を電気信号に変換し、
前記電気信号に基づいて第2の波長の送信光を変調した第2の光信号を出力し、
前記第1の光信号のチャネル情報を取得し、
前記第1の光信号の受信に適用する受信パラメータと、送信手段が前記第2の光信号の送信に適用する送信パラメータと、を前記チャネル情報に基づいて決定し、
決定した前記受信パラメータを前記第1の光信号の受信に適用し、決定した前記送信パラメータを前記第2の光信号の送信に適用する、
光信号中継方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光信号中継装置及び光信号中継方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
波長多重(WDM: Wavelength Division Multiplexing)光ネットワークシステムにおいては、光信号の送受信を行う光伝送装置の間に、1つ以上の光信号中継装置を設けて、光信号の伝送経路を柔軟に切り替えるシステムが提案されている。この際、波長資源の効率的な活用のため、光信号中継装置にて光信号の波長を変換する技術が知られている。
【0003】
光信号中継装置において光信号の波長を変換する構成として、例えば、光入力信号を電気信号に変換し、電気信号を光出力信号に変換する波長変換器が、特許文献1により提案されている。この波長変換器では、光出力信号は、光入力信号とは異なる波長の信号となるように変換される。
【0004】
このような波長変換器を有する光信号中継装置が設けられた一般的なWDM光ネットワークシステムでは、システム全体において伝送される光信号の情報を予め把握した上で、光信号中継装置などの設定が行われる。例えば、光信号中継装置においては、光入力信号の受信処理に用いる受信パラメータや、光出力信号の送信処理に用いる送信パラメーが、光信号の情報に基づいて好適に設定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2017-511036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年では、WDM光ネットワークシステムでは、オープンケーブル化やベンダーの多様化が進展へのたいし、短期的なスポット需要への対応が求められている。そのため、波長単位での短期的な利用を満たすことが求められる。
【0007】
こうした需要においては、例えば、波長の利用者にて送受信機を用意して、WDM光ネットワークシステムに接続する場合が想定される。このとき、利用者は、用途に応じて光信号の帯域幅や信号フォーマットを設定する。この場合、WDM光ネットワークシステムの管理者は、利用者が設定した光信号の帯域幅や信号フォーマットを知ることができない。
【0008】
光信号中継装置での光信号の波長変換においては、光信号の帯域幅や信号フォーマットに応じて、光信号の受信及び送信に適用するパラメータが異なる場合がある。そのため、変換対象の光信号の帯域幅や信号フォーマットを把握し、好適な波長変換が実現できるパラメータを光信号中継装置に与える必要がある。
【0009】
しかし、一般的なWDM光ネットワークシステムにおいて利用者が設定した光信号の帯域幅や信号フォーマットを知ることができない場合には、好適な波長変換が実現できるパラメータを光信号中継装置に与えることが原理的に困難である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一態様である光信号中継装置は、波長多重信号に含まれる第1の波長の第1の光信号を受信して電気信号に変換する受信手段と、前記電気信号に基づいて第2の波長の送信光を変調した第2の光信号を送信する送信手段と、前記第1の光信号のチャネル情報を取得するチャネル情報取得手段と、前記受信手段が前記第1の光信号の受信に適用する受信パラメータと、前記送信手段が前記第2の光信号の送信に適用する送信パラメータと、を前記チャネル情報に基づいて決定し、決定した前記受信パラメータを前記受信手段に適用し、決定した前記送信パラメータを前記送信手段に適用する制御手段と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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