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公開番号
2025082424
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023195732
出願日
2023-11-17
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法、プログラム
出願人
日本電気株式会社
,
NECソリューションイノベータ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20250522BHJP(計算;計数)
要約
【課題】撮影の対象が高速に移動している場合でも精度よく異常を判定する画像処理装置を提供する。
【解決手段】所定一つの移動方向に移動する移動体を撮影した基本画像と、基本画像の撮影タイミングと異なるタイミングで移動体を撮影した評価画像とのそれぞれにおける同一特徴点の対応関係を特定する。基本画像と評価画像とに写る対応関係を有する同一特徴点の位置の差の変化に基づいて、基本画像を移動方向に所定の間隔で分割した1区間に対応する評価画像における切り出し区間を特定する。切り出し区間の画像を移動方向に順次並べた新評価画像を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定一つの移動方向に移動する移動体を撮影した基本画像と、前記基本画像の撮影タイミングと異なるタイミングで前記移動体を撮影した評価画像とのそれぞれにおける同一特徴点の対応関係を特定する対応関係特定手段と、
前記基本画像と前記評価画像とに写る前記同一特徴点の前記移動方向の位置の差の変化に基づいて、前記基本画像を前記移動方向に所定の間隔で分割した1区間に対応する前記評価画像における切り出し区間を特定する区間特定手段と、
前記切り出し区間の画像を前記移動方向に順次並べた新評価画像を生成する新評価画像生成手段と、
を備える画像処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記評価画像における切り出し区間それぞれが前記基本画像それぞれの前記1区間の長さの画像に一致するように、前記評価画像における前記切り出し区間それぞれを縮小または拡大する画像変換手段と、を備え、
前記新評価画像生成手段は、前記切り出し区間の縮小または拡大後の各1区間の画像を前記移動方向に順次並べた新評価画像を生成する
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記基本画像と前記評価画像とに写る前記同一特徴点の前記移動方向の位置の差の変化が外れ値となる同一特徴点を特定し、その同一特徴点についての前記対応関係を除去する対応関係除去手段と、を備え、
前記区間特定手段は、前記除去を行った後の前記基本画像と前記評価画像とに写る前記同一特徴点の前記移動方向の位置の差の変化に基づいて、前記基本画像を前記移動方向に所定の間隔で分割した1区間に対応する前記評価画像における切り出し区間を特定する
請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記対応関係特定手段は、前記基本画像と前記評価画像における同一特徴点の対応関係の特定に誤りが連続する範囲を前記基本画像と前記評価画像のそれぞれにおいて特定し、前記基本画像と前記評価画像において特定した当該範囲それぞれの所定位置を前記同一特徴点の対応関係として特定する
請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
ラインスキャンカメラが前記移動体を撮影した画像を合成して前記基本画像と前記評価画像とを生成する画像生成手段と、
を備える請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記対応関係特定手段は、前記基本画像と前記評価画像とのそれぞれにおける同一特徴点の対応関係を、移動方向に複数特定する
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記対応関係特定手段は、前記基本画像と前記評価画像とのそれぞれにおける所定の対象物を前記同一特徴点の候補として検出する
請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記対応関係特定手段は、前記所定の対象物を含む所定の範囲に当該所定の対象物の類似物が無いか否かを判定し、類似物がない場合に、当該所定の対象物を前記同一特徴点の候補として検出する
請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
所定一つの移動方向に移動する移動体を撮影した基本画像と、前記基本画像の撮影タイミングと異なるタイミングで前記移動体を撮影した評価画像とのそれぞれにおける同一特徴点の対応関係を特定し、
前記基本画像と前記評価画像とに写る前記同一特徴点の前記移動方向の位置の差の変化に基づいて、前記基本画像を前記移動方向に所定の間隔で分割した1区間に対応する前記評価画像における切り出し区間を特定し、
前記切り出し区間の画像を前記移動方向に順次並べた新評価画像を生成する
画像処理方法。
【請求項10】
画像処理装置のコンピュータを、
所定一つの移動方向に移動する移動体を撮影した基本画像と、前記基本画像の撮影タイミングと異なるタイミングで前記移動体を撮影した評価画像とのそれぞれにおける同一特徴点の対応関係を特定する対応関係特定手段、
前記基本画像と前記評価画像とに写る前記同一特徴点の前記移動方向の位置の差の変化に基づいて、前記基本画像を前記移動方向に所定の間隔で分割した1区間に対応する前記評価画像における切り出し区間を特定する区間特定手段、
前記切り出し区間の画像を前記移動方向に順次並べた新評価画像を生成する新評価画像生成手段、
として機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、画像処理装置、画像処理方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
対象を写した基準となる画像と、新たに対象を撮影した画像とを比較して、新たに撮影した画像に写る対象における異常を判定する技術が特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1には比較基準の画像と、検査対象日の画像とを用いて、それぞれの複数の特徴点を抽出し、一方の画像と他方の画像の特徴点の対応付けを行い、対応付けられた複数の特徴点について画像感の特徴点のずれが最小になるように、他方の画像を射影変化することが示される(特許文献1、段落0047~段落0051等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-3574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のように基準となる画像と、他のタイミングで撮影した画像とを比較して対象の異常を判定する技術において、撮影の対象が高速に移動している場合でも精度よく異常を判定する技術が求められている。
【0006】
この開示は、上記の課題を解決する画像処理装置、画像処理方法、プログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この開示の第1の態様によれば、画像処理装置は、所定一つの移動方向に移動する移動体を撮影した基本画像と、前記基本画像の撮影タイミングと異なるタイミングで前記移動体を撮影した評価画像とのそれぞれにおける同一特徴点の対応関係を特定する対応関係特定手段と、前記基本画像と前記評価画像とに写る前記同一特徴点の前記移動方向の位置の差の変化に基づいて、前記基本画像を前記移動方向に所定の間隔で分割した1区間に対応する前記評価画像における切り出し区間を特定する区間特定手段と、前記切り出し区間の画像を前記移動方向に順次並べた新評価画像を生成する新評価画像生成手段と、を備える。
【0008】
この開示の第2の態様によれば、画像処理方法は、所定一つの移動方向に移動する移動体を撮影した基本画像と、前記基本画像の撮影タイミングと異なるタイミングで前記移動体を撮影した評価画像とのそれぞれにおける同一特徴点の対応関係を特定し、前記基本画像と前記評価画像とに写る前記同一特徴点の前記移動方向の位置の差の変化に基づいて、前記基本画像を前記移動方向に所定の間隔で分割した1区間に対応する前記評価画像における切り出し区間を特定し、前記切り出し区間の画像を前記移動方向に順次並べた新評価画像を生成する。
【0009】
この開示の第3の態様によれば、プログラムは、画像処理装置のコンピュータを、所定一つの移動方向に移動する移動体を撮影した基本画像と、前記基本画像の撮影タイミングと異なるタイミングで前記移動体を撮影した評価画像とのそれぞれにおける同一特徴点の対応関係を特定する対応関係特定手段、前記基本画像と前記評価画像とに写る前記同一特徴点の前記移動方向の位置の差の変化に基づいて、前記基本画像を前記移動方向に所定の間隔で分割した1区間に対応する前記評価画像における切り出し区間を特定する区間特定手段、前記切り出し区間の画像を前記移動方向に順次並べた新評価画像を生成する新評価画像生成手段、として機能させる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
この開示の一実施形態による画像処理システムの構成を示す第一の図である。
この開示の一実施形態による画像処理装置のハードウェア構成図である。
この開示の一実施形態による画像処理装置の機能ブロック図である。
この開示の一実施形態による基本画像と評価画像の例を示す図である。
この開示の一実施形態による画像処理装置の処理フローを示す図である。
この開示の一実施形態による基本画像と評価画像における特徴点の関係を示す図である。
この開示の一実施形態による対応関係特定処理の例を示す第一の図である。
この開示の一実施形態による対応関係特定処理の例を示す第二の図である。
この開示の一実施形態による対応関係除去処理の概要を示す図である。
この開示の一実施形態による区間特定処理の概要を示す第一の図である。
この開示の一実施形態による区間特定処理の概要を示す第二の図である。
この開示の一実施形態による区間特定処理の概要を示す第三の図である。
この開示の一実施形態による画像処理装置の他の構成を示す図である。
この開示の一実施形態による画像処理装置の他の処理フローを示す図である。
この開示の一実施形態による画像処理装置の他の構成を示す図である。
この開示の一実施形態による画像処理装置の他の処理フローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
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