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公開番号
2025077344
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189458
出願日
2023-11-06
発明の名称
認知機能判定システム、認知機能判定方法、及びプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
A61B
10/00 20060101AFI20250512BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】人物の音声を用いてその人物の認知機能を判定する処理を実行する際に、なりすましを防止することが可能な認知機能判定システムを提供する。
【解決手段】本開示にかかる認知機能判定システムは、取得処理と評価処理とを実行する。取得処理は、識別情報が割り振られた人物の生体情報を記録した証明書を用いて、本人認証処理を行っている期間を含む期間において、人物の音声情報を取得する。評価処理は、音声情報に基づいて、人物の認知機能を評価する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
識別情報が割り振られた人物の生体情報を記録した証明書を用いて、本人認証処理を行っている期間を含む期間において、人物の音声情報を取得する取得処理と、
前記音声情報に基づいて、前記人物の認知機能を評価する評価処理と、
を実行する認知機能判定システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記評価処理は、前記音声情報と前記人物の目線の動きを検知した目線情報とに基づいて、前記人物の認知機能を評価する、
請求項1に記載の認知機能判定システム。
【請求項3】
前記評価処理での評価結果に基づき、所定の資格を更新する手続きの案内を行う案内処理を実行する、
請求項1又は2に記載の認知機能判定システム。
【請求項4】
前記所定の資格は、前記証明書で証明される資格である、
請求項3に記載の認知機能判定システム。
【請求項5】
前記案内処理は、前記評価処理での評価結果が前記認知機能に問題があることを示している場合、前記所定の資格を更新するために必要な第1の手続きを案内し、前記評価処理での評価結果が前記認知機能に問題がないことを示している場合、前記所定の資格を更新するために必要な、第1の手続きよりも工程が少ない第2の手続きを案内する、
請求項3に記載の認知機能判定システム。
【請求項6】
前記本人認証処理は、前記証明書に備えられたメモリに記録された前記生体情報としての顔情報と、撮像装置で撮像された顔画像または前記顔画像から取得された顔情報と、を比較することで、本人認証を行う処理である、
請求項1又は2に記載の認知機能判定システム。
【請求項7】
前記評価処理は、少なくとも前記音声情報を入力し、前記認知機能の評価結果を出力するように機械学習された学習モデルを用いて、少なくとも前記音声情報から前記認知機能の評価結果を得る、
請求項1又は2に記載の認知機能判定システム。
【請求項8】
前記取得処理で取得された前記音声情報を、前記評価処理の後に削除する処理を行う、
請求項1又は2に記載の認知機能判定システム。
【請求項9】
コンピュータが、
識別情報が割り振られた人物の生体情報を記録した証明書を用いて、本人認証処理を行っている期間を含む期間において、人物の音声情報を取得し、
前記音声情報に基づいて、前記人物の認知機能を評価する、
認知機能判定方法。
【請求項10】
コンピュータに、
識別情報が割り振られた人物の生体情報を記録した証明書を用いて、本人認証処理を行っている期間を含む期間において、人物の音声情報を取得する取得処理と、
前記音声情報に基づいて、前記人物の認知機能を評価する評価処理と、
を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、認知機能判定システム、認知機能判定方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、運転免許証の発行と更新との少なくとも一方の役務を行う運転免許センターにおける、対象者への役務の提供に際して用いられる認知機能の判定方法が記載されている。特許文献1に記載の判定方法は、本人確認処理、音声取得処理、推定処理、及び判定処理を備える。本人確認処理は、対象者が本人であることを確認するための処理である。音声取得処理は、本人確認処理の後に実行される処理であり、対象者に定型文の読み上げを実行させ読み上げに係る音声データを取得する。推定処理は、音声取得処理で取得された音声データに基づいて、対象者の認知機能を推定する。反映処理は、運転免許センターでの対象者への役務の提供の手順又は役務の提供の可否の判断に、推定処理の結果を反映させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/024987号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の判定方法では、音声取得処理を行う前に本人確認処理を行っているものの、なりすましの対策としては十分とは言い難い。つまり、特許文献1に記載の判定方法では、対象者についての本人確認処理を完了しさえすれば、他の人物が対象者になりすまして音声取得処理を行うことができる。そのため、他の人物の認知機能の推定処理の結果に基づいて、対象者への役務の提供の手順又は役務の提供の可否の判断が行われてしまう。
【0005】
本開示の目的は、人物の音声を用いてその人物の認知機能を判定する処理を実行する際に、なりすましを防止することが可能な認知機能判定システム、認知機能判定方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る認知機能判定システムは、識別情報が割り振られた人物の生体情報を記録した証明書を用いて、本人認証処理を行っている期間を含む期間において、人物の音声情報を取得する取得処理と、前記音声情報に基づいて、前記人物の認知機能を評価する評価処理と、を実行するものである。
【0007】
本開示に係る認知機能判定方法は、コンピュータが、識別情報が割り振られた人物の生体情報を記録した証明書を用いて、本人認証処理を行っている期間を含む期間において、人物の音声情報を取得し、前記音声情報に基づいて、前記人物の認知機能を評価するものである。
【0008】
本開示に係るプログラムは、コンピュータに、識別情報が割り振られた人物の生体情報を記録した証明書を用いて、本人認証処理を行っている期間を含む期間において、人物の音声情報を取得する取得処理と、前記音声情報に基づいて、前記人物の認知機能を評価する評価処理と、を実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、人物の音声を用いてその人物の認知機能を判定する処理を実行する際に、なりすましを防止することが可能な認知機能判定システム、認知機能判定方法、及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示に係る認知機能判定システムの一構成例を示すブロック図である。
本開示に係る認知機能判定方法の一例を説明するためのフロー図である。
本開示に係る認知機能判定システムの他の構成例を示すブロック図である。
本開示に係る認知機能判定方法の他の例を説明するためのフロー図である。
本開示に係る運転免許証の更新案内葉書の一例を示す図である。
本開示に係るユーザインタフェース画像の一例を示す図である。
本開示に係るユーザインタフェース画像の他の例を示す図である。
本開示に係る装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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