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公開番号2025075976
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187531
出願日2023-11-01
発明の名称処理装置、処理方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/16 20240101AFI20250508BHJP(計算;計数)
要約【課題】居住候補エリアの環境を確認する際の確認漏れを軽減する。
【解決手段】本開示の処理装置は、対象ユーザの利用施設に関わる生活パターン情報を取得する取得部と、生活パターン情報に基づき、対象ユーザの施設利用特性を特定する特定部と、施設利用特性と地図情報に基づき、居住候補エリアにおいて対象ユーザが利用する可能性がある施設を推定する推定部とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
対象ユーザの利用施設に関わる生活パターン情報を取得する取得手段と、
前記生活パターン情報に基づき、前記対象ユーザの施設利用特性を特定する特定手段と、
前記施設利用特性と地図情報に基づき、居住候補エリアにおいて前記対象ユーザが利用する可能性がある施設を推定する推定手段と、
を有する処理装置。
続きを表示（約 1,700 文字）【請求項２】
前記取得手段は、
前記対象ユーザの位置情報、
監視カメラの画像、
施設を利用した前記対象ユーザに対して施設が提供するデータ、
施設での支払いに関する情報、
施設の訪問もしくは利用のいずれかを行う者を記録した訪問者／利用者リスト、及び、
前記対象ユーザの属性情報、
の中の少なくとも１つに基づき前記生活パターン情報を生成する請求項１に記載の処理装置。
【請求項３】
前記特定手段は、前記対象ユーザの前記施設利用特性として、
利用した施設の種類、
各種施設の利用回数、
各種施設の利用頻度、
各種施設を利用する時間帯、
組合せて利用する各種施設の組合せ、
組合せて利用する各種施設の利用順の傾向、
各種施設利用時の移動手段、
各種施設利用時の移動経路に関する情報、及び、
前記対象ユーザと同じ属性を備えた人物が各種施設を利用する際の前記施設利用特性の傾向、
の中の少なくとも１つを特定する請求項１に記載の処理装置。
【請求項４】
前記推定手段は、前記居住候補エリアにおいて前記対象ユーザが利用する可能性がある施設として、
前記居住候補エリアに存在し、かつ前記施設利用特性において利用したことが示されている施設の種類と同種の施設、
前記居住候補エリアに存在し、かつ前記施設利用特性において所定回数以上利用したことが示されている施設の種類と同種の施設、
前記居住候補エリアに存在し、かつ前記施設利用特性において所定レベル以上の頻度で利用したことが示されている施設の種類と同種の施設、及び、
前記居住候補エリアに存在し、かつ前記施設利用特性において前記対象ユーザの属性を備える人物が利用する傾向にあることが示されている施設の種類と同種の施設、
の中の少なくとも１つを特定する請求項１に記載の処理装置。
【請求項５】
前記取得手段は、前記対象ユーザに起こる将来のイベントを予測し、予測したイベントに基づき前記対象ユーザの将来の利用施設に関わる将来生活パターン情報を取得し、
前記特定手段は、前記将来生活パターン情報にさらに基づき、前記対象ユーザの施設利用特性を特定する請求項１に記載の処理装置。
【請求項６】
前記取得手段は、前記居住候補エリアで同居予定の複数の前記対象ユーザ各々の前記生活パターン情報を取得し、
前記特定手段は、複数の前記対象ユーザ各々の前記施設利用特性を特定し、
前記推定手段は、複数の前記対象ユーザ各々の前記施設利用特性に基づき、前記居住候補エリアにおいて複数の前記対象ユーザが利用する可能性がある施設を推定する請求項１に記載の処理装置。
【請求項７】
前記居住候補エリアにおいて前記対象ユーザが利用する可能性がある施設の推定結果に基づき前記居住候補エリアを評価する評価手段を有する請求項１に記載の処理装置。
【請求項８】
前記評価手段は、複数の前記居住候補エリアの中から、評価結果が選択条件を満たす前記居住候補エリアを抽出する請求項７に記載の処理装置。
【請求項９】
１つ以上のコンピュータが、
対象ユーザの利用施設に関わる生活パターン情報を取得し、
前記生活パターン情報に基づき、前記対象ユーザの施設利用特性を特定し、
前記施設利用特性と地図情報に基づき、居住候補エリアにおいて前記対象ユーザが利用する可能性がある施設を推定する処理方法。
【請求項１０】
コンピュータを、
対象ユーザの利用施設に関わる生活パターン情報を取得する取得手段、
前記生活パターン情報に基づき、前記対象ユーザの施設利用特性を特定する特定手段、
前記施設利用特性と地図情報に基づき、居住候補エリアにおいて前記対象ユーザが利用する可能性がある施設を推定する推定手段、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、処理装置、処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
本開示に関連する技術が特許文献１に開示されている。特許文献１は、引っ越し先のエリアの選定と賃貸物件の選定を効率よく行うことが可能な技術を開示している。当該技術は、ユーザからエリアを指定する入力を受付けると、そのエリアに存在する施設を分類毎に分けて一覧表示する。ユーザは、出力された情報に基づき指定したエリアに存在する施設を把握し、把握した内容に基づき引っ越し先のエリアを選定することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－１６６９９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
新しい居住地点を探す際には、居住候補エリアの環境を確認することが好ましい。例えば、「居住候補エリアに所望の種類の施設があるか」等を確認することが好ましい。環境が所望の条件を満たす居住候補エリアを新しい居住エリアとすることで、新しい居住エリアにおける新しい生活において、周辺環境の面で不便を被る不都合を抑制できる。
【０００５】
しかしながら、ユーザ自身で、居住候補エリアに存在するか確認する施設の種類を列挙する場合、列挙漏れが生じ得る。例えば、確認する施設の種類が多数存在する場合にこのような列挙漏れが生じ得る。列挙漏れが生じると、その種類の施設が存在するか等を確認しないまま新しい居住エリアを決定することになる。そして、決定した新しい居住エリアにその種類の施設が存在しないという不都合が生じ得る。特許文献１は、当該課題及びその解決手段を開示していない。
【０００６】
本開示の目的の一例は、上述した問題を鑑み、居住候補エリアの環境を確認する際の確認漏れを軽減する処理装置、処理方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示によれば、
対象ユーザの利用施設に関わる生活パターン情報を取得する取得手段と、
前記生活パターン情報に基づき、前記対象ユーザの施設利用特性を特定する特定手段と、
前記施設利用特性と地図情報に基づき、居住候補エリアにおいて前記対象ユーザが利用する可能性がある施設を推定する推定手段と、
を有する処理装置が提供される。
【０００８】
また、本開示によれば、
１つ以上のコンピュータが、
対象ユーザの利用施設に関わる生活パターン情報を取得し、
前記生活パターン情報に基づき、前記対象ユーザの施設利用特性を特定し、
前記施設利用特性と地図情報に基づき、居住候補エリアにおいて前記対象ユーザが利用する可能性がある施設を推定する処理方法が提供される。
【０００９】
また、本開示によれば、
コンピュータを、
対象ユーザの利用施設に関わる生活パターン情報を取得する取得手段、
前記生活パターン情報に基づき、前記対象ユーザの施設利用特性を特定する特定手段、
前記施設利用特性と地図情報に基づき、居住候補エリアにおいて前記対象ユーザが利用する可能性がある施設を推定する推定手段、
として機能させるプログラムが提供される。
【発明の効果】
【００１０】
本開示の一態様によれば、居住候補エリアの環境を確認する際の確認漏れを軽減する処理装置、処理方法及びプログラムが実現される。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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