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公開番号2025075307
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186369
出願日2023-10-31
発明の名称可変イコライザ、中継器、および等価方法
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04B 10/294 20130101AFI20250508BHJP(電気通信技術)
要約【課題】増幅器の使用条件に応じて複数のイコライザを用意することにより生じるコストを削減できる可変イコライザ、中継器、および等価方法を提供する。
【解決手段】可変イコライザは、増幅器により増幅された波長多重光信号の第1のスペクトラムを解析する解析部と、波長ごとの損失を示す損失プロファイルが付加された波長多重光信号の第2のスペクトラムが平坦になるように、第1のスペクトラムに基づく損失プロファイルを算出する制御部と、損失プロファイルを波長多重光信号に付加するWSS(Wavelength Selective Switch)とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
増幅器により増幅された波長多重光信号の第1のスペクトラムを解析する解析部と、
波長ごとの損失を示す損失プロファイルが付加された前記波長多重光信号の第2のスペクトラムが平坦になるように、前記第1のスペクトラムに基づく前記損失プロファイルを算出する制御部と、
前記損失プロファイルを前記波長多重光信号に付加するWSS(Wavelength Selective Switch)と
を備えた可変イコライザ。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第2のスペクトラムの目標プロファイルを記憶するメモリをさらに備え、
前記制御部は、前記目標プロファイルにさらに基づいて前記損失プロファイルを算出する
請求項1に記載の可変イコライザ。
【請求項3】
前記WSSを通過した前記波長多重光信号の一部をフィードバック信号として抽出する光カプラをさらに備え、
前記解析部は、前記フィードバック信号を用いて前記第1のスペクトラムを解析する
請求項2に記載の可変イコライザ。
【請求項4】
前記フィードバック信号に含まれる波長が互いに異なる複数の光信号がそれぞれ透過する複数のBPF(Band Pass Filter)と、
前記複数のBPFを透過した光信号をそれぞれ受光し、電気信号に変換する複数のPD(Photodetector)モジュールと
をさらに備え、
前記解析部は、前記電気信号に基づく前記第1のスペクトラムを解析する
請求項3に記載の可変イコライザ。
【請求項5】
前記増幅器は、EDF(Erbium Doped Fiber)を備える
請求項1または2に記載の可変イコライザ。
【請求項6】
増幅器と
前記増幅器により増幅された波長多重光信号の第1のスペクトラムを解析する解析部と、
波長ごとの損失を示す損失プロファイルが付加された前記波長多重光信号の第2のスペクトラムが平坦になるように、前記第1のスペクトラムに基づく前記損失プロファイルを算出する制御部と、
前記損失プロファイルを前記波長多重光信号に付加するWSS(Wavelength Selective Switch)と
を備えた中継器。
【請求項7】
前記第2のスペクトラムの目標プロファイルを記憶するメモリをさらに備え、
前記制御部は、前記目標プロファイルにさらに基づいて前記損失プロファイルを算出する
請求項6に記載の中継器。
【請求項8】
前記WSSを通過した前記波長多重光信号の一部をフィードバック信号として抽出する光カプラをさらに備え、
前記解析部は、前記フィードバック信号を用いて前記第1のスペクトラムを解析する
請求項7に記載の中継器。
【請求項9】
前記フィードバック信号に含まれる波長が互いに異なる複数の光信号がそれぞれ透過する複数のBPF(Band Pass Filter)と、
前記複数のBPFを透過した光信号をそれぞれ受光し、電気信号に変換する複数のPD(Photodetector)モジュールと
をさらに備え、
前記解析部は、前記電気信号に基づく前記第1のスペクトラムを解析する
請求項8に記載の中継器。
【請求項10】
増幅器により増幅された波長多重光信号の第1のスペクトラムを解析し、
波長ごとの損失を示す損失プロファイルが付加された前記波長多重光信号の第2のスペクトラムが平坦になるように、前記第1のスペクトラムに基づく前記損失プロファイルを算出し、
WSS(Wavelength Selective Switch)が前記損失プロファイルを前記波長多重光信号に付加する
等価方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、可変イコライザ、中継器、および等価方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、チルトレベルの調整範囲が広いイコライザに関する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/176894号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、増幅器によって増幅された波長多重光信号のスペクトラムが平坦でない場合、イコライザが波長多重光信号の利得を等価する。EDF(Erbium-Doped Fiber)などを含む増幅器の利得は、波長多重光信号のパワーや増幅器の動作温度によって変化する。増幅器の使用条件に応じて複数のイコライザを用意することによりコストが生じるという問題があった。
【0005】
本開示は上記の課題に鑑みてなされたものであり、増幅器の使用条件に応じて複数のイコライザを用意することにより生じるコストを削減する可変イコライザ、中継器、および等価方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本開示にかかる可変イコライザは、
増幅器により増幅された波長多重光信号の第1のスペクトラムを解析する解析部と、
波長ごとの損失を示す損失プロファイルが付加された前記波長多重光信号の第2のスペクトラムが平坦になるように、前記第1のスペクトラムに基づく前記損失プロファイルを算出する制御部と、
前記損失プロファイルを前記波長多重光信号に付加するWSS(Wavelength Selective Switch)と
を備える。
【0007】
上記目的を達成するために本開示にかかる中継器は、
増幅器と、
前記増幅器により増幅された波長多重光信号の第1のスペクトラムを解析する解析部と、
波長ごとの損失を示す損失プロファイルが付加された前記波長多重光信号の第2のスペクトラムが平坦になるように、前記第1のスペクトラムに基づく前記損失プロファイルを算出する制御部と、
前記損失プロファイルを前記波長多重光信号に付加するWSS(Wavelength Selective Switch)と
を備える。
【0008】
上記目的を達成するために本開示にかかる等価方法は、
増幅器により増幅された波長多重光信号の第1のスペクトラムを解析し、
波長ごとの損失を示す損失プロファイルが付加された前記波長多重光信号の第2のスペクトラムが平坦になるように、前記第1のスペクトラムに基づく前記損失プロファイルを算出し、
WSS(Wavelength Selective Switch)が前記損失プロファイルを前記波長多重光信号に付加する。
【発明の効果】
【0009】
上述した本開示の態様によれば、増幅器の使用条件に応じて複数のイコライザを用意することにより生じるコストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示にかかる可変イコライザのブロック図である。
本開示にかかる中継器のブロック図である。
本開示にかかる等価方法のフローチャートである。
本開示にかかる可変イコライザの初期状態を説明するための図である。
本開示にかかる損失プロファイルを設定する前の可変イコライザの動作を説明するための図である。
本開示にかかる損失プロファイルを設定した後の可変イコライザの動作を説明するための図である。
関連するイコライザの動作を説明するための図である。
本開示にかかる可変イコライザ等のハードウェア構成を説明するブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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