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公開番号2025083718
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197272
出願日2023-11-21
発明の名称商品推奨装置、商品推奨方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 30/0601 20230101AFI20250526BHJP(計算;計数)
要約【課題】同じ食材である複数の価格が設定された商品を販売する場合において、顧客の商品選択の手間を軽減するような商品提案を行うことを図る技術を提供する。
【解決手段】商品推奨装置は、顧客が入力した入力情報に基づいて、顧客が購入を希望する食材の種類および各食材の数量を特定する食材特定手段と、入力情報に基づいて、顧客の商品購入における条件を特定する条件特定手段と、顧客が購入を希望する食材が、複数の価格が設定された商品を含む場合、それぞれ複数の価格が設定された商品のうち、顧客の商品購入における条件を満たす商品の組み合わせを特定する推奨商品特定手段と、商品の組み合わせに関する情報である推奨情報を出力する推奨情報出力手段と、を備える。

【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
顧客が入力した入力情報に基づいて、前記顧客が購入を希望する食材の種類および各食材の数量を特定する食材特定手段と、
前記入力情報に基づいて、前記顧客の商品購入における条件を特定する条件特定手段と、
前記食材が、複数の価格が設定された商品を含む場合、それぞれ複数の価格が設定された商品のうち、前記顧客の前記条件を満たす商品の組み合わせを特定する推奨商品特定手段と、
前記商品の組み合わせに関する情報である推奨情報を出力する推奨情報出力手段と、
を備える商品推奨装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記入力情報は、前記顧客を識別する識別情報を含み、
前記条件特定手段は、前記識別情報に関連付けられた前記顧客の購入履歴に基づいて、前記条件を特定する、
請求項１に記載の商品推奨装置。
【請求項３】
前記入力情報は、前記顧客を識別する識別情報を含み、
前記推奨商品特定手段は、前記識別情報に関連付けられた前記顧客の購入履歴を逆強化学習することにより特定された前記顧客の商品購入における条件を用いて、前記商品の組み合わせを特定する、
請求項１に記載の商品推奨装置。
【請求項４】
前記条件特定手段は、食材のカテゴリごとに前記条件を特定する、
請求項１に記載の商品推奨装置。
【請求項５】
前記カテゴリは、少なくとも食材が生鮮食品であるか否かを示す分類である、
請求項４に記載の商品推奨装置。
【請求項６】
前記入力情報に基づいて、前記顧客が調理しようとするレシピを特定するレシピ特定手段をさらに備え、
前記食材特定手段は、前記レシピに基づいて、前記食材を特定する、
請求項１に記載の商品推奨装置。
【請求項７】
前記複数の価格が設定された商品は、複数の店舗において販売されている商品を含む、
請求項１に記載の商品推奨装置。
【請求項８】
店舗を利用する複数の前記顧客の前記条件に基づいて、前記店舗における前記条件の傾向を特定する傾向特定手段と、
前記傾向に関する情報を業務支援情報として出力する業務支援情報出力手段と、をさらに備える、
請求項１に記載の商品推奨装置。
【請求項９】
コンピュータが、
顧客が入力した入力情報に基づいて、前記顧客が購入を希望する食材の種類および各食材の数量を特定する食材特定手段と、
前記入力情報に基づいて、前記顧客の商品購入における条件を特定する条件特定手段と、
前記食材が、複数の価格が設定された商品を含む場合、それぞれ複数の価格が設定された商品のうち、前記顧客の前記条件を満たす商品の組み合わせを特定する推奨商品特定手段と、
前記商品の組み合わせに関する情報である推奨情報を出力する、
商品推奨方法。
【請求項１０】
顧客が入力した入力情報に基づいて、前記顧客が購入を希望する食材を特定する食材特定手段と、
前記入力情報に基づいて、前記顧客の商品購入における条件を特定する条件特定手段と、
前記食材が、複数の価格が設定された商品を含む場合、それぞれ複数の価格が設定された商品のうち、前記顧客の前記条件を満たす商品の組み合わせを特定する推奨商品特定手段と、
前記商品の組み合わせに関する情報である推奨情報を出力する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、商品推奨装置、商品推奨方法およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
顧客に対し、おすすめの商品を提示する技術がある。
【０００３】
特許文献１には、顧客の過去の食材購買実績に基づいて、顧客を複数のタイプに分類し、顧客のタイプに見合う推奨レシピを提供し、顧客が選択したレシピを作るために必要な食材商品の情報を提供する食材購買支援装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１４－０９３０６４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ところで、小売店で販売される食材について、ダイナミックプライシングが行われる場合がある。ダイナミックプライシングでは、例えば、同じ商品について消費期限や入荷日に応じて異なる価格が設定される。また、小売店で販売される食材は、同じ食材であっても、メーカーやブランドの違いなどによって、商品の価格が異なる場合がある。このように、複数の価格が設定された商品に対し、顧客は、何らかの意図を持って、同じ食材であり価格が異なる複数の商品から、購入する商品を選択することがある。このため、同じ食材であり価格が異なる複数の商品を販売する場合において、多くの選択肢の中から購入する商品を選択することは、顧客にとって手間になる場合がある。
【０００６】
本開示の目的の一例は、同じ食材である複数の価格が設定された商品を販売する場合において、顧客の商品選択の手間を軽減するような商品提案を行うことを図る技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一態様における商品推奨装置は、顧客が入力した入力情報に基づいて、顧客が購入を希望する食材の種類および各食材の数量を特定する食材特定手段と、入力情報に基づいて、顧客の商品購入における条件を特定する条件特定手段と、顧客が購入を希望する食材が、複数の価格が設定された商品を含む場合、それぞれ複数の価格が設定された商品のうち、顧客の商品購入における条件を満たす商品の組み合わせを特定する推奨商品特定手段と、商品の組み合わせに関する情報である推奨情報を出力する推奨情報出力手段と、を備える。
【０００８】
本開示の一態様における商品推奨方法は、コンピュータが、顧客が入力した入力情報に基づいて、顧客が購入を希望する食材の種類および各食材の数量を特定し、入力情報に基づいて、顧客の商品購入における条件を特定し、顧客が購入を希望する食材が、複数の価格が設定された商品を含む場合、それぞれ複数の価格が設定された商品のうち、顧客の商品購入における条件を満たす商品の組み合わせを特定し、商品の組み合わせに関する情報である推奨情報を出力する。
【０００９】
本開示の一態様における商品推奨プログラムは、顧客が入力した入力情報に基づいて、顧客が購入を希望する食材の種類および各食材の数量を特定し、入力情報に基づいて、顧客の商品購入における条件を特定し、顧客が購入を希望する食材が、複数の価格が設定された商品を含む場合、それぞれ複数の価格が設定された商品のうち、顧客の商品購入における条件を満たす商品の組み合わせを特定し、商品の組み合わせに関する情報である推奨情報を出力する処理をコンピュータに実行させる。
【００１０】
各プログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体に記憶されていてもよい。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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