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公開番号2025067134
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023176860
出願日2023-10-12
発明の名称情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G01M 99/00 20110101AFI20250417BHJP(測定;試験)
要約【課題】支柱を有する設置物の保守や点検といった作業が必要か否かを、当該設置物を管理する人物が的確に判断可能とする技術を提供する。
【解決手段】上述の課題を解決する手段として、情報処理装置は取得部および算出部を有する。取得部は、対象とする設置物(支柱)に関するデータを取得する。取得部により取得されるデータは、当該設置物(支柱)に生じた傾き、当該設置物(支柱)に生じた振動、当該設置物(支柱)の位置において観測された風速を示す。算出部は、当該データに基づいて、当該設置物(支柱)の倒壊リスクを複数の評価条件別に算出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
支柱の傾き、前記支柱の振動および風速を示すデータを取得する取得手段と、
前記データを用いて、複数の評価条件別に前記支柱の倒壊リスクを算出する算出手段と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記複数の評価条件は、
風を要因とする前記支柱の傾き易さに関する第1の評価条件、
前記支柱に生じる振動を要因とする前記支柱の傾き易さに関する第2の評価条件、
風以外を要因とする前記支柱の揺れの特性に関する第3の評価条件、
前記支柱の経年変化を要因とする前記支柱の傾き易さに関する第4の評価条件、
前記支柱の設置場所で日常的に生じる振動回数に関する第5の評価条件、および、
前記支柱の経年変化を要因とする前記支柱の振動の変化に関する第6の評価条件、のうちの少なくとも2つ以上を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記算出手段は、
前記データを用いて、第1基準値以上の風速と前記支柱の傾きとの相関を算出し、
前記相関に基づいて前記第1の評価条件に関する倒壊リスクを算出する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記算出手段は、
前記データを用いて、前記支柱に生じた振動と前記支柱の傾きとの相関を算出し、
前記相関に基づいて記第2の評価条件に関する倒壊リスクを算出する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記算出手段は、
前記データを用いて、第2基準値以下の風速と前記支柱に生じた傾きの分散を算出し、
前記分散に基づいて前記第3の評価条件に関する倒壊リスクを算出する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記算出手段は、
前記データを用いて、第2基準値以下の風速と前記支柱に生じた傾きの最大値および最小値の差との相関を算出し、
前記相関に基づいて前記第3の評価条件に関する倒壊リスクを算出する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記算出手段は、
前記データを用いて、時間の経過に伴う前記支柱の傾きの推移を算出し、
前記推移の算出結果に基づいて前記第4の評価条件に関する倒壊リスクを算出する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記算出手段は、
前記データを用いて、第2基準値以下の風速の環境下で前記支柱に生じた振動回数の平均値を算出し、
前記振動回数の平均値に基づいて前記第5の評価条件に関する倒壊リスクを算出する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
少なくとも一つのコンピュータが、
支柱の傾き、前記支柱の振動および風速を示すデータを取得し、
前記データを用いて、複数の評価条件別に前記支柱の倒壊リスクを算出する、
ことを含む情報処理方法。
【請求項10】
少なくとも一つのコンピュータを、
支柱の傾き、前記支柱の振動および風速を示すデータを取得する取得手段、
前記データを用いて、複数の評価条件別に前記支柱の倒壊リスクを算出する算出手段、
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1は、風力による支柱そのものの揺れについて監視することにより、支柱の損傷を、より正しく認識することを可能とする技術を開示している。例えば、特許文献1には、下記(1)乃至(3)を備える検出装置が開示されている。
(1)自然の風が支柱に当たったことによって支柱そのものが揺れたことによる振動情報を取得する加速度センサおよび振動情報取得部
(2)振動情報を変換したスペクトル情報を記憶するメモリ
(3)スペクトル形状の変化の把握に供されるためにスペクトル情報を外部装置に対して提供する情報出力部
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-117093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
支柱(支柱を有する設置物)は、風力以外の様々な要因によって倒壊するリスクを有している。そのため、支柱を有する設置物の保守や点検といった管理作業の要否を検討する業務を担当する人物に十分な情報が提供できていないという問題点があった。
【0005】
本発明の目的の一例は、上述した課題を鑑み、支柱を有する設置物の保守や点検といった作業が必要か否かを、当該設置物を管理する人物が的確に判断できる情報を提示する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示における情報処理装置は、
支柱の傾き、前記支柱の振動および風速を示すデータを取得する取得手段と、
前記データを用いて、複数の評価条件別に前記支柱の倒壊リスクを算出する算出手段と、
を備える。
【0007】
本開示における情報処理方法は、
少なくとも一つのコンピュータが、
支柱の傾き、前記支柱の振動および風速を示すデータを取得し、
前記データを用いて、複数の評価条件別に前記支柱の倒壊リスクを算出する、
ことを含む。
【0008】
本開示におけるプログラムは、
少なくとも一つのコンピュータを、
支柱の傾き、前記支柱の振動および風速を示すデータを取得する取得手段、
前記データを用いて、複数の評価条件別に前記支柱の倒壊リスクを算出する算出手段、
として機能させる。
【0009】
なお、本開示の他の例としては、上記プログラムを記録する記録媒体であってもよい。この記録媒体は、コンピュータにより読み取り可能な非一時的な有形の媒体を含む。また、上記プログラムは、コンピュータのプロセッサにより実行されたとき、上記情報処理方法を当該コンピュータに実施させるプログラムコードを含む。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、支柱を有する設置物の保守や点検といった作業が必要か否かを、当該設置物を管理する人物が的確に判断できるようになる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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