TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025072738
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023183014
出願日
2023-10-25
発明の名称
電子制御装置
出願人
Astemo株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01D
5/244 20060101AFI20250501BHJP(測定;試験)
要約
【課題】センサ数の削減によるコストダウンと実装面積の削減が図れる電子制御装置を提供する。
【解決手段】電子制御装置10は、モータポジションセンサ1から出力される第1、第2のPWM信号PWM_A,PWM_Bのエッジをエッジ検出/カウントモジュール2で検出し、カウンタのアップ/ダウンを行う。このカウントしたカウンタ値を、電源オフ時にカウンタ情報記憶部4aに記憶し、電源オン時に起動時初期カウンタ情報設定部5に設定し、切替スイッチ回転方向角度検出部3でアップ/ダウンしたカウンタ値、設定されたカウンタ値、及び角度定数に基づいて切替スイッチの回転方向と回転角度を検出する。そして、切替スイッチ状態算出部6で、切替スイッチの回転角度と回転方向に基づいて切替スイッチの状態を算出することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
モータの回転位置を検出するモータポジションセンサと、
前記モータポジションセンサから出力される第1、第2のPWM(Pulse Width Modulation)信号のエッジを検出し、カウンタのアップ/ダウンを行うエッジ検出/カウント手段と、
前記エッジ検出/カウント手段でカウントしたカウンタ値を、電源オフ時に記憶する記憶手段と、
電源オン時に、前記記憶手段に記憶されたカウンタ値が設定される起動時初期カウンタ情報設定手段と、
前記エッジ検出/カウント手段から出力されるカウンタ値、起動時初期カウンタ情報設定手段に設定されたカウンタ値、及び角度定数に基づいて切替スイッチの回転方向と角度を検出する切替スイッチ回転方向角度検出手段と、
前記切替スイッチ回転方向角度検出手段で検出された切替スイッチの角度と回転方向に基づいて、切替スイッチの状態を算出する切替スイッチ状態算出手段と、を具備することを特徴とする電子制御装置。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記モータポジションセンサの起点角度を検出し、実装時にキャリブレーションを行い、前記記憶手段に記憶する、ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
【請求項3】
前記切替スイッチ回転方向角度検出手段は、起動時の前記モータポジションセンサのカウンタ値と起点角度から、現在のカウンタ値をもとにモータの絶対角度を算出する、ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
【請求項4】
前記切替スイッチ回転方向角度検出手段は、起動時の前記モータポジションセンサの検出角度と、前記起動時初期カウンタ情報設定手段に設定されたカウンタ値の1カウントの角度に基づき、現在の絶対角度を算出する、ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
【請求項5】
前記切替スイッチ回転方向角度検出手段は、モータ駆動時にパルスエッジが発生しない場合に、断線故障と判断する、ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータポジションセンサから出力される第1、第2のPWM信号に基づいて、4WD切替スイッチの回転方向と角度を検出する電子制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、四輪駆動車のトランスファを制御する電子制御装置(ECU)は、運転者によるトランスファスイッチ(4WD切替スイッチ)の操作を検出し、トランスファを操作に応じて切り替えている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-160686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この種のECUにおいては、4WD切替スイッチで指示された走行モードを検出するために、例えばモータ角度センサとしてロータリポジションセンサとモータポジションセンサが実装されている。ロータリポジションセンサでモータの絶対角度を検出し、モータポジションセンサで回転方向を検出する。そして、4WD切替スイッチの回転角度と回転方向を算出し、2WDモード、ニュートラル、AUTOモード、4Hモード及び4Loモードなどを判定している。
【0005】
しかしながら、絶対角度と回転方向をそれぞれ検出する2つのモータ角度センサが必要になるため、センサ数の増加によるコストアップや実装面積の増加につながる、という課題がある。
【0006】
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、センサ数の削減によるコストダウンと実装面積の削減が図れる電子制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面によれば、モータの回転位置を検出するモータポジションセンサと、前記モータポジションセンサから出力される第1、第2のPWM(Pulse Width Modulation)信号のエッジを検出し、カウンタのアップ/ダウンを行うエッジ検出/カウント手段と、前記エッジ検出/カウント手段でカウントしたカウンタ値を、電源オフ時に記憶する記憶手段と、電源オン時に、前記記憶手段に記憶されたカウンタ値が設定される起動時初期カウンタ情報設定手段と、前記エッジ検出/カウント手段から出力されるカウンタ値、起動時初期カウンタ情報設定手段に設定されたカウンタ値、及び角度定数に基づいて切替スイッチの回転方向と角度を検出する切替スイッチ回転方向角度検出手段と、前記切替スイッチ回転方向角度検出手段で検出された切替スイッチの回転方向と角度に基づいて、切替スイッチの状態を算出する切替スイッチ状態算出手段と、を具備する電子制御装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ロータリポジションセンサで検出していた絶対角度を、電子制御装置の起動時初期状態からの相対的な変化角度とカウンタ値から算出し、モータポジションセンサで切替スイッチの回転方向と角度を検出するので、ロータリポジションセンサが不要になり、センサ数の削減によりコストダウンと実装面積の削減ができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。
4WD切替スイッチについて説明するための模式図である。
図1に示した電子制御装置の動作について説明するためのフローチャートである。
モータポジションセンサから出力される第1、第2のPWM信号とカウンタのカウンタ値との関係について説明するためのタイミングチャートである。
モータポジションセンサから出力される第1、第2のPWM信号とカウンタのカウンタ値との関係について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。また、図2は、切替スイッチの一例として4WD切替スイッチについて説明するための模式図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本精機株式会社
表示装置
20日前
個人
準結晶の解析方法
26日前
株式会社エビス
水準器
19日前
日本精機株式会社
アセンブリ
26日前
株式会社チノー
測定装置
1日前
株式会社豊田自動織機
自動走行体
25日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ
19日前
個人
浸透探傷試験方法
15日前
株式会社不二越
塵埃噴射装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
15日前
株式会社東芝
センサ
14日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
26日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
13日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
14日前
株式会社チノー
検量線の取得方法
1日前
GEE株式会社
光学特性測定装置
25日前
学校法人 中央大学
管内径推定装置
5日前
個人
多段電磁加速による高力積衝撃試験機
7日前
株式会社TISM
センサ部材
25日前
TDK株式会社
アレイセンサ
15日前
株式会社不二越
X線測定装置
20日前
株式会社不二越
X線測定装置
20日前
大和製衡株式会社
表示システム
1か月前
東洋紡株式会社
ヘムタンパク質の安定化方法
8日前
TDK株式会社
計測装置
20日前
株式会社小糸製作所
物体検知システム
26日前
栗田工業株式会社
水処理システム
18日前
本田技研工業株式会社
車載検出器
1日前
個人
簡易・迅速タンパク質検出装置および方法
15日前
エスペック株式会社
温度槽及び試験方法
21日前
株式会社村田製作所
厚み測定装置
1日前
TDK株式会社
温度センサ
18日前
アンリツ株式会社
機器及びフィルタ
26日前
トヨタ自動車株式会社
音源推定方法
1か月前
ローム株式会社
加速度センサ
15日前
株式会社 システムスクエア
検査選別装置
15日前
続きを見る
他の特許を見る