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公開番号
2025077813
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190294
出願日
2023-11-07
発明の名称
検査選別装置
出願人
株式会社 システムスクエア
代理人
個人
主分類
G01N
23/18 20180101AFI20250512BHJP(測定;試験)
要約
【課題】ベルトコンベアのベルトに載置された球状の検査対象物が搬送中にベルト上を移動しにくい検査選別装置を提供する。
【解決手段】ベルト面に載置された球状の検査対象物を一定の搬送方向に搬送するベルトコンベアと、検査対象物に電磁波を照射する電磁波照射部と、搬送方向と直交する幅方向に延伸され検査対象物を経た電磁波を検出する電磁波検出部と、電磁波検出部で検出された電磁波に基づき検査対象物を検査する検査部と、電磁波検出部の搬送下流にベルトコンベアの搬送方向と交差する方向に並べられた複数の気体噴出部と、検査部での検査結果に基づき選別対象の検査対象物である選別対象物を特定して気体噴出部から選別対象物に気体を噴出させる選別制御部と、を備え、ベルト面には載置された検査対象物を保持する凹凸が形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ベルト面に載置された球状の検査対象物を一定の搬送方向に搬送するベルトコンベアと、
前記検査対象物に電磁波を照射する電磁波照射部と、
前記ベルトコンベアの前記搬送方向と直交する幅方向に配列され、前記検査対象物を経た前記電磁波を検出する電磁波検出部と、
前記電磁波検出部で検出された電磁波に基づき前記検査対象物を検査する検査部と、
前記電磁波検出部の搬送下流に、前記ベルトコンベアの前記搬送方向と交差する方向に並べられた複数の気体噴出部と、
前記検査部における検査結果に基づき、選別対象の前記検査対象物である選別対象物を特定して前記気体噴出部から前記選別対象物に気体を噴出させる選別制御部と、
を備え、
前記ベルト面には、載置された前記検査対象物を保持する凹凸が形成されている検査選別装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記気体噴出部は、前記ベルト面の前記幅方向の一定の幅範囲を等幅で区切ったそれぞれの載置領域ごとに設けられ、
前記選別制御部は、前記選別対象物が載置された前記載置領域を特定して、特定された前記載置領域に対応する前記気体噴出部から前記選別対象物に気体を噴出させ、
前記凹凸は、少なくとも前記載置領域に形成され、凹部分は前記検査対象物が少なくとも部分的に落とし込まれる大きさ及び形状で形成され、落とし込まれた前記検査対象物が、凸部分により支持されることで保持される
請求項1に記載の検査選別装置。
【請求項3】
前記検査対象物は、前記凹凸の凸部分に前記検査対象物が支持されることで保持される請求項1に記載の検査選別装置。
【請求項4】
前記検査対象物は、少なくとも2点において前記凸部分に接触する請求項3に記載の検査選別装置。
【請求項5】
前記凹凸は、前記ベルト面の前記幅方向の一定の幅範囲に形成される請求項1に記載の検査選別装置。
【請求項6】
気体供給部から供給された気体を前記気体噴出部の数に分配する気体分配部と、
前記気体分配部における前記気体の分配数設けられ、分配された前記気体を前記気体噴出部に導く、柔軟性がある素材のホース又はチューブである連通部と、
を備える請求項1又は2に記載の検査選別装置。
【請求項7】
前記凹凸の凸部分の頂部は丸みがつけられている請求項1又は2に記載の検査選別装置。
【請求項8】
それぞれの前記検査対象物は、大きさ及び形状が略同じである請求項1又は2に記載の検査選別装置。
【請求項9】
前記凹凸は、凹部分を挟んで対向する凸部分について、両者間の距離が少なくとも部分的に前記凹部分の開口部における両者間の距離より短くなっている請求項1又は2に記載の検査選別装置。
【請求項10】
前記凹凸は、凹部分を挟んで対向する凸部分について、両者間の距離が前記凹部分の開口部から深くなるに従い短くなっていく請求項9に記載の検査選別装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検査対象物に照射され、検査対象物を経て検出された電磁波に基づき検査対象物の検査を行い、その検査結果に基づき選別を行う検査選別装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ベルトコンベアのベルトの幅方向に等間隔で区切られたそれぞれの載置領域に載置されて搬送される粒状体のX線検査を行い、当該X線検査を経た粒状体が、検査位置の搬送下流に載置領域ごとに設けられた気体噴出部(ノズル)から噴出された気体が当たる位置に到達するタイミングで、当該X線検査で選別対象とされた粒状体が載置されている載置領域に対応する気体噴出部から気体を噴出させることで、選別対象の粒状体に力を作用させて選別する検査選別装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-164722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の検査選別装置では、検査対象物が選別対象であると特定された場合、X線検査が行われた時点で当該検査対象物が載置されていた載置領域に対応する気体噴出部から気体が噴出される。すなわち、検査が行われた後、気体噴出部から噴出された気体が当たる位置に到達するまでの間に、ベルトに載置された検査対象物がベルト上を移動しないことが適切な選別の前提となっている。しかし、球状の検査対象物の場合、搬送中に何らかの外力が働くと転がりやすく、転がることで移動が生じると、噴出された気体が当たる位置に到達するタイミングがずれたり、検査時の載置領域と異なる載置領域に移動したりして、適切に選別できなくなるおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、ベルトコンベアのベルトに載置された球状の検査対象物が、搬送中にベルト上を移動しにくい検査選別装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の検査選別装置は、ベルト面に載置された球状の検査対象物を一定の搬送方向に搬送するベルトコンベアと、検査対象物に電磁波を照射する電磁波照射部と、ベルトコンベアの搬送方向と直交する幅方向に配列され、検査対象物を経た電磁波を検出する電磁波検出部と、電磁波検出部で検出された電磁波に基づき検査対象物を検査する検査部と、電磁波検出部の搬送下流に、ベルトコンベアの搬送方向と交差する方向に並べられた複数の気体噴出部と、検査部における検査結果に基づき、選別対象の検査対象物である選別対象物を特定して気体噴出部から選別対象物に気体を噴出させる選別制御部と、を備え、ベルト面には、載置された検査対象物を保持する凹凸が形成されている。
【0007】
気体噴出部は、ベルト面の幅方向の一定の幅範囲を等幅で区切ったそれぞれの載置領域ごとに設けられ、選別制御部は、選別対象物が載置された載置領域を特定して、特定された前載置領域に対応する気体噴出部から選別対象物に気体を噴出させ、凹凸は、少なくとも載置領域に形成され、凹部分は検査対象物が少なくとも部分的に落とし込まれる大きさ及び形状で形成され、落とし込まれた検査対象物が、凸部分により支持されることで保持されてもよい。
【0008】
検査対象物は、凹凸の凸部分に検査対象物が支持されることで保持されてもよい。
【0009】
具体的には、検査対象物は少なくとも2点において凸部分に接触してもよい。
【0010】
凹凸は、ベルト面の幅方向の一定の幅範囲に形成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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