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公開番号2025075935
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187465
出願日2023-11-01
発明の名称水準器
出願人株式会社エビス
代理人個人
主分類G01C 9/28 20060101AFI20250508BHJP(測定;試験)
要約【課題】ホルダーに取り付けて携帯した場合でも、ホルダーと接触して気泡管にキズが付くおそれがない水準器を提供することを目的とする。
【解決手段】基体1に気泡管2が設けられ、この気泡管2により水平度若しくは垂直度を測定する水準器であって、基体1には、ビットホルダー10に嵌挿可能なシャンク部3が突設され、このシャンク部3は、円柱若しくは角柱の本体部3aの長さ方向途中にくびれ部3bが設けられた構成であり、このシャンク部3を前記ビットホルダー10に嵌挿することで該ビットホルダー10に設けられた球体14が前記くびれ部3bに係合して該シャンク部3が抜け止め状態となることで、前記ビットホルダー10に保持吊り下げられる構成である水準器。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基体に気泡管が設けられ、この気泡管により水平度若しくは垂直度を測定する水準器であって、前記基体には、下記構成のビットホルダーに嵌挿可能なシャンク部が突設され、このシャンク部は、円柱若しくは角柱の本体部の長さ方向途中にくびれ部が設けられた構成であり、このシャンク部を前記ビットホルダーに嵌挿することで該ビットホルダーに設けられた球体が前記くびれ部に係合して該シャンク部が抜け止め状態となることで、前記ビットホルダーに保持吊り下げられる構成であることを特徴とする水準器。

前記ビットホルダーは、前記シャンク部が嵌挿される嵌挿孔が設けられたホルダー本体と、このホルダー本体に外嵌され該ホルダー本体の外周面に沿ってスライド移動自在に設けられるスリーブと、このスリーブを所定方向に付勢する付勢体と、前記ホルダー本体の前記外周面に設けられた貫通孔を介して前記スリーブの移動により一部が前記嵌挿孔内に突没自在に設けられた球体とを有する構成。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
請求項1記載の水準器において、前記シャンク部は、前記本体部の基端部に嵌合部が設けられ、この嵌合部が前記基体に嵌合されて該基体に抜け止め固定されていることを特徴とする水準器。
【請求項3】
請求項1,2いずれか1項に記載の水準器において、前記シャンク部は、前記基体の側端面から外方に向かって水平に突設されていることを特徴とする水準器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吊下げ携帯可能な水準器に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に示すような、側端部にコ字状、弧状若しくはU字状などの半環状に形成された金属製線材からなる掛杆21が設けられ、この掛杆21を作業者が腰部などに装着したカラビナ30に掛止することで携帯し得るように構成されている水準器がある。
【0003】
しかしながら、従来例の中には、図4に示すように、気泡管22の近傍に掛杆21が設けられている構成の水準器20(以下、「従来例」という。)もあり、この従来例の場合、掛杆21をカラビナ30に掛止させて携帯した場合、作業者が歩いたり走ったりするなどの動作により揺動し、この揺動によりカラビナ30が気泡管22に接触し、気泡管22に擦れキズなどが付き、気泡管22の表面に付記された基準線が消えたり、薄くなって見え難くなってしまったり、さらには衝撃により気泡管22が破損する場合もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-137956号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上述のような従来例が有する問題に鑑みなされたものであり、ホルダーに取り付けて吊り下げ携帯した場合、ホルダーと接触して気泡管にキズが付いたり破損するおそれがなく、簡易に携帯できる水準器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0007】
基体1に気泡管2が設けられ、この気泡管2により水平度若しくは垂直度を測定する水準器であって、前記基体1には、下記構成のビットホルダー10に嵌挿可能なシャンク部3が突設され、このシャンク部3は、円柱若しくは角柱の本体部3aの長さ方向途中にくびれ部3bが設けられた構成であり、このシャンク部3を前記ビットホルダー10に嵌挿することで該ビットホルダー10に設けられた球体14が前記くびれ部3bに係合して該シャンク部3が抜け止め状態となることで、前記ビットホルダー10に保持吊り下げられる構成であることを特徴とする水準器に係るものである。

前記ビットホルダー10は、前記シャンク部3が嵌挿される嵌挿孔11aが設けられたホルダー本体11と、このホルダー本体11に外嵌され該ホルダー本体11の外周面に沿ってスライド移動自在に設けられるスリーブ12と、このスリーブ12を所定方向に付勢する付勢体13と、前記ホルダー本体11の前記外周面に設けられた貫通孔11bを介して前記スリーブ12の移動により一部が前記嵌挿孔11a内に突没自在に設けられた球体14とを有する構成。
【0008】
また、請求項1記載の水準器において、前記シャンク部3は、前記本体部3aの基端部に嵌合部3cが設けられ、この嵌合部3cが前記基体1に嵌合されて該基体1に抜け止め固定されていることを特徴とする水準器に係るものである。
【0009】
また、請求項1,2いずれか1項に記載の水準器において、前記シャンク部3は、前記基体1の側端面1aから外方に向かって水平に突設されていることを特徴とする水準器に係るものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明は上述のように構成したから、ホルダーに取り付けて吊り下げ携帯した場合、ホルダーと接触して気泡管にキズが付いたり破損するおそれがなく、簡易に携帯できる水準器となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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