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公開番号2025100127
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217263
出願日2023-12-22
発明の名称凹凸増幅用具
出願人DIC株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01B 5/28 20060101AFI20250626BHJP(測定;試験)
要約【課題】凹凸増幅部材を使用するときのユーザの負担を軽減可能な凹凸増幅用具を提供する。
【解決手段】本開示に係る凹凸増幅用具1は、物体OBの表面Sの凹凸形状Cをなぞる対象の凹凸形状Cに対する感度を増幅させる増幅部材10と、感度を増幅させるための増幅部材10の変形機能を維持して対象に対し増幅部材10を配置させる固定部材20と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体の表面の凹凸形状をなぞる対象の前記凹凸形状に対する感度を増幅させる増幅部材と、
前記感度を増幅させるための前記増幅部材の変形機能を維持して前記対象に対し前記増幅部材を配置させる固定部材と、
を備える、
凹凸増幅用具。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
請求項1に記載の凹凸増幅用具であって、
前記増幅部材は、前記対象に対し位置可変となるように前記対象に対し配置されている、
凹凸増幅用具。
【請求項3】
請求項2に記載の凹凸増幅用具であって、
前記増幅部材が有する貫通部に挿通され、両端が前記固定部材で固定されている第1紐をさらに備え、
前記増幅部材は、前記第1紐に沿って位置可変となる、
凹凸増幅用具。
【請求項4】
請求項2に記載の凹凸増幅用具であって、
前記増幅部材の両端の各々に一端が接続され、他端が前記固定部材で固定されている第2紐をさらに備え、
前記増幅部材は、前記第2紐のたわみによって位置可変となる、
凹凸増幅用具。
【請求項5】
請求項1に記載の凹凸増幅用具であって、
前記増幅部材は、前記対象に対し位置固定となるように前記対象に対し配置されている、
凹凸増幅用具。
【請求項6】
請求項5に記載の凹凸増幅用具であって、
前記増幅部材は、前記固定部材によって覆われている、
凹凸増幅用具。
【請求項7】
請求項5に記載の凹凸増幅用具であって、
前記増幅部材は、両端が前記固定部材で固定されている、
凹凸増幅用具。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の凹凸増幅用具であって、
前記固定部材によって前記増幅部材が取り付けられている装着体であって、前記対象に装着させる前記装着体をさらに備える、
凹凸増幅用具。
【請求項9】
請求項8に記載の凹凸増幅用具であって、
前記装着体は、前記増幅部材が配置されている部分に形成されている切れ込みを有する、
凹凸増幅用具。
【請求項10】
請求項8に記載の凹凸増幅用具であって、
複数の前記増幅部材が前記装着体の同一の面に取り付けられている、
凹凸増幅用具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、凹凸増幅用具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザの指などの対象が物体の表面の凹凸形状をなぞるときに当該凹凸形状に対する対象の感度を増幅させるための技術が知られている。例えば、特許文献1には、物体の凹凸形状に対するユーザの触感をより適切に増幅させることが可能な凹凸増幅部材及び凹凸検出方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7233649号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の凹凸増幅部材及び凹凸検出方法では、凹凸増幅部材がユーザの指に対して取り付けられていない。したがって、被検体となる物体の凹凸形状を凹凸増幅部材によりユーザが検出するときに、ユーザの指から凹凸増幅部材が滑ってずれてしまう可能性があった。
【0005】
被検体となる物体の被検面が物体の側面及び天井面などであるとき、ユーザは、自身の指と被検体との間に凹凸増幅部材を挟み込む必要があった。これにより、ユーザは、凹凸増幅部材を使用する手と同一側の他の指又は凹凸増幅部材を使用する手と反対側の手の指を用いて、凹凸増幅部材と指との間で位置合わせする必要があった。ユーザは、被検面の凹凸形状を観測している最中も、凹凸増幅部材が指から落ちないように凹凸増幅部材を介して被検体を常に押し続ける必要があった。したがって、凹凸増幅部材を使用するときのユーザの負担が大きく、ユーザが疲弊してしまうといった問題があった。
【0006】
本開示は、凹凸増幅部材を使用するときのユーザの負担を軽減可能な凹凸増幅用具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するための凹凸増幅用具は、
物体の表面の凹凸形状をなぞる対象の前記凹凸形状に対する感度を増幅させる増幅部材と、
前記感度を増幅させるための前記増幅部材の変形機能を維持して前記対象に対し前記増幅部材を配置させる固定部材と、
を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、凹凸増幅部材を使用するときのユーザの負担を軽減可能な凹凸増幅用具を提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1実施形態に係る凹凸増幅用具を示す模式図である。
図1の凹凸増幅用具の一面側の構成の第1例を示す模式図である。
図1の凹凸増幅用具の一面側の構成の第2例を示す模式図である。
図1の凹凸増幅用具の一面側の構成の第3例を示す模式図である。
図1の凹凸増幅用具の一面側の構成の第4例を示す模式図である。
図1の凹凸増幅用具の構成の第5例を示す模式図である。
本開示の第2実施形態に係る凹凸増幅用具の一面側の構成の第1例を示す模式図である。
本開示の第2実施形態に係る凹凸増幅用具の一面側の構成の第2例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、添付図面を参照しながら本開示の一実施形態について主に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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