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公開番号2025070298
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180509
出願日2023-10-19
発明の名称草刈機の弾性カバー保持機構
出願人株式会社アテックス
代理人
主分類A01D 34/62 20060101AFI20250424BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】草刈作業における安全性を確保するとともに、比較的簡易な構成でメンテナンス作業を容易に行なうことができる草刈機の弾性カバー保持機構を提供することを目的とする。
【解決手段】刈刃1と刈取軸2を備えた刈取部3の外周を刈取カバー4で覆い、前記刈取カバー4の前部に弾性カバー5を吊持配置した刈取装置6を備えた草刈機の弾性カバー保持機構において、刈取カバー4の前方、または上方に前記刈取カバー4との隙間Gを有する保持部材7を設け、弾性カバー5を前方に向けてめくり上げた際、前記隙間Gに差し込んだ状態で保持可能に構成したことを特徴とする草刈機の弾性カバー保持機構とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
刈刃(1)と刈取軸(2)を備えた刈取部(3)の外周を刈取カバー(4)で覆い、前記刈取カバー(4)の前部に弾性カバー(5)を吊持配置した刈取装置(6)を備えた草刈機の弾性カバー保持機構において、刈取カバー(4)の前方、または上方に前記刈取カバー(4)との隙間(G)を有する保持部材(7)を設け、前記弾性カバー(5)を前方に向けてめくり上げた際、前記隙間(G)に差し込んだ状態で保持可能に構成したことを特徴とする草刈機の弾性カバー保持機構。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
弾性カバー(5)上部を幅方向に亘って押止する押さえ板(8)を設け、前記押さえ板(8)に立設するホルダ(9)に保持部材(7)を架設し、前記押さえ板(8)と前記ホルダ(9)と前記保持部材(7)とを一体構成にしたことを特徴とする請求項1に記載の草刈機の弾性カバー保持機構。
【請求項3】
刈取カバー(4)の側板(4a)、または天板(4b)に設けたホルダ(9)で保持部材(7)を支持することを特徴とする請求項1に記載の草刈機の弾性カバー保持機構。
【請求項4】
弾性カバー(5)の縦方向に切目(10)を設け、前記切目(10)の上方にホルダ(9)を設けたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の草刈機の弾性カバー保持機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、芝草や雑草などを刈取る草刈機において、草刈作業中に刈取装置の外部へ異物が飛散することを防止する弾性カバーの保持機構に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車体の前方に刈取装置を装備し、ハンドル操作にて前進走行しながら草刈作業を行なう歩行型草刈機が従来から普及しており、この刈取装置の前方部には小石や刈草の飛散を防止するため、左右幅方向に長い長方形型の弾性カバーを吊持配置する構成が知られている。
【0003】
一方で、刈刃交換や刈取部の点検などのメンテナンス作業の際、刈取カバーの内部の状態を確認することになるが、当該弾性カバーを刈取装置に吊持していることで確認および作業の妨げとなっている。したがって、弾性カバーをめくり上げることが必要になるが、片手または両手によって行なうため、手が塞がった状態となり刈取カバーの内部の確認に手間取ったり、煩わしかったりする。
【0004】
そこで、例えば特許文献1に開示される歩行型管理機によれば、ロータリ式耕耘装置と、上端部が耕耘カバーの後端部に固定され、下左端部に左係止孔が形成され、下右端部に右係止孔が形成され、耕耘カバーの後端部から下方に垂れ下がるシート部材と、シート部材の左上端部に形成された左貫通孔に貫装されるとともに耕耘カバーの後左端部に螺装されることによりシート部材の左上端部を耕耘カバーの後左端部に着脱可能に固定する左固定ネジと、シート部材の右上端部に形成された右貫通孔に貫装されるとともに耕耘カバーの後右端部に螺装されることによりシート部材の右上端部を耕耘カバーの後右端部に着脱可能に固定する右固定ネジと、を具備し、シート部材の左係止孔を左固定ネジに係止するとともにシート部材の右係止孔を右固定ネジに係止することで、シート部材をロータリ耕耘装置の後端部から取り外すことなくメンテナンス作業を行うことが可能である、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-62179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、メンテナンス作業において、弾性カバーをめくり上げた際、左右の固定ネジによる係止が必要であり、手間や煩わしさは残ったままである。
【0007】
また、特許文献1に開示される歩行型管理機のシート部材を草刈機に装着した場合、草刈作業によってシート部材に外的な力が加わり、シート部材に貫通して形成した係止孔からの亀裂や孔の拡大が生じ、刈取装置内部から石礫や硬い異物などが当該部を通過し、外部に飛散することで周囲への事故の危険性が高まる。
【0008】
本発明は、草刈作業における安全性を確保するとともに、比較的簡易な構成でメンテナンス作業を容易に行なうことができる草刈機の弾性カバー保持機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載の発明は、刈刃1と刈取軸2を備えた刈取部3の外周を刈取カバー4で覆い、前記刈取カバー4の前部に弾性カバー5を吊持配置した刈取装置6を備えた草刈機の弾性カバー保持機構において、刈取カバー4の前方、または上方に前記刈取カバー4との隙間Gを有する保持部材7を設け、弾性カバー5を前方に向けてめくり上げた際、前記隙間Gに差し込んだ状態で保持可能に構成した草刈機の弾性カバー保持機構とする。
【0010】
また、弾性カバー5上部を幅方向に亘って押止する押さえ板8を設け、前記押さえ板8に立設するホルダ9に保持部材7を接合し、前記押さえ板8と前記ホルダ9と前記保持部材7とを一体構成にした草刈機の弾性カバー保持機構とする。
(【0011】以降は省略されています)

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