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公開番号2025076059
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187712
出願日2023-11-01
発明の名称害虫捕獲装置
出願人個人,個人
代理人個人
主分類A01M 1/10 20060101AFI20250508BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】使用者の身体に影響を与えることがなく、確実に蚊、ブユ(ブヨ)等の吸血害虫を捕集、捕獲することのできる害虫捕獲装置の提供。
【解決手段】害虫捕獲装置1の装置本体10は、前面11に位置する前面開口18と、害虫8を収容スペースS内に誘引する機能を有する第1及び第2誘引ユニットU1,U2と、害虫8を捕獲する害虫捕獲部70,80とを備える。第1誘引ユニットU1は、収容スペースS内において前面から後方へ空気流P1を発生させるための送風手段19を含み、第2誘引ユニットU2は、前方域21において、酵母の発酵作用によって二酸化炭素と発酵臭を発生させる誘引要素発生部51を含む。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
上下方向及び前後方向を有し、前後方域と内部に収容スペースとを有する装置本体を備えた害虫捕獲装置であって、
前記装置本体は、前面に位置する前面開口と、害虫を前記収容スペース内に誘引する機能を有する第1及び第2誘引ユニットと、前記害虫を捕獲する害虫捕獲部とを備え、
前記第1誘引ユニットは、前記収容スペース内において前記前面から後方へ空気流を発生させるための送風手段を含み、
前記第2誘引ユニットは、前記前方域において、酵母の発酵作用によって二酸化炭素と発酵臭を発生させる誘引要素発生部を含むことを特徴とする前記害虫捕獲装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記第2誘引ユニットは、前記前方域内の上方側に位置する照明部をさらに有する請求項1に記載の害虫捕獲装置。
【請求項3】
前記第2誘引ユニットは、前記誘引要素発生部の下方に位置する発熱部をさらに有する請求項1又は2に記載の害虫捕獲装置。
【請求項4】
前記誘引要素発生部の発酵作用には、廃糖蜜とビール酵母菌とを用いる請求項1又は2に記載の害虫捕獲装置。
【請求項5】
前記害虫捕獲部は、収容袋に収容された複数の粘着シートを有する請求項1又は2に記載の害虫捕獲装置。
【請求項6】
前記害虫捕獲部は、陰極板と陽極板とを有する複数の電極部を含む請求項1又は2に記載の害虫捕獲装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蚊、ブユ(ブヨ)等の吸血害虫を捕獲するための害虫捕獲装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、害虫を捕獲するための装置は、公知である。例えば、特許文献1には、殺虫剤を染みこませたマットを発熱体の上に載置することにより、発熱体の熱による殺虫剤を周囲に発散させる害虫捕獲装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-136890号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された害虫捕獲装置によれば、発散される殺虫剤によって蚊を捕獲することができる。しかしながら、発散された殺虫剤の成分が人間の身体に悪影響を与えるおそれがあり、人間の身体に悪影響がない程度に殺虫剤の成分を低い濃度にした場合には、蚊を十分に捕獲することができないおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、従来技術の改良であって、使用者の身体に影響を与えることがなく、確実に蚊、ブユ(ブヨ)等の吸血害虫を捕集、捕獲することのできる害虫捕獲装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
技術的課題を解決するために、本発明に係る害虫捕獲装置、上下方向及び前後方向を有し、前後方域と内部に収容スペースとを有する装置本体を備えた害虫捕獲装置に関する。
【0007】
本発明に係る害虫捕獲装置は、前記装置本体は、前面に位置する前面開口と、害虫を前記収容スペース内に誘引する機能を有する第1及び第2誘引ユニットと、前記害虫を捕獲する害虫捕獲部とを備え、前記第1誘引ユニットは、前記収容スペース内において前面から後方へ空気流を発生させるための送風手段を含み、前記第2誘引ユニットは、前方域において、酵母の発酵作用によって二酸化炭素と発酵臭を発生させる誘引要素発生部を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る害虫捕獲装置の一つ以上の実施態様によれば、第1誘引ユニットは、収容スペース内において前面から後方へ空気流を発生させるための送風手段を含み、第2誘引ユニットは、前方域において、酵母の発酵作用によって二酸化炭素と発酵臭を発生させる誘引要素発生部を含むことから、害虫を後方へ誘引し、後方域に位置する害虫捕獲部において確実に捕獲することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図面は、本開示に係る本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明の第1実施形態に係る害虫捕獲装置の前方から視た斜視図。
害虫捕獲装置の後方から視た斜視図。
装置本体の内部の様子を示す斜視図。
装置本体の内部の様子を示す斜視図。
第2誘引ユニットの構成を示す図。
第2実施形態に係る害虫捕獲装置の図3と同様の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付の図面を参照し、本発明に係る害虫捕獲装置1の詳細を説明すると、以下のとおりである。また、以下の実施形態は、本発明の欠くことのできない要件を含む他に、選択的に採用することのできる要件及び適宜に組み合わせることのできる要件を含んでいる。なお、図3,図4及び図6では、害虫捕獲装置1の内部を示すために、装置本体10の外形をなす外周面の一部を省略している。
(【0011】以降は省略されています)

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