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公開番号
2025066619
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023185087
出願日
2023-10-11
発明の名称
エビ養殖設備
出願人
有限会社小林工業
代理人
主分類
A01K
61/59 20170101AFI20250416BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】養殖池や湖沼のような静水域の水質保全に横軸水車や噴水で水を跳ね上げる方法がとられているが、これでは表面の流れを起こすだけで、静水域全体に大きな対流を発生させることができず、溶存酸素を水底まで到達させることができないため、ヘドロの堆積に伴う水質劣化に対応できない。
【解決手段】本発明では、水面上で自己浮遊式の水平回転翼を、低速で回転させるとともに、その水平回転翼の真下の散気ヘッダーパイプの多数の微細な穴から、フィルターを吸気側に取り付けた送風機からの供給空気を放出することにより、エアーリフト効果で水底部の水を水面部まで上昇させ、大きな対流を発生させるとともに、活性化された空気や酸素を、高濃度で水に溶存させ、水質を保全する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
養殖池のような静水域の水質を保全するために、養殖池等に大気等を自吸または圧縮機などで供給し、ナノバブル押込ノズル内部で攪拌することにより、該ノズル内部でナノバブル気泡を発生させ混入混合することにより、養殖池等の水質向上や溶融酸素量向上を図れるナノバブル押込ノズルを活用することを特徴とするエビ養殖設備。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記ナノバブル押込ノズルは、対象養殖池等の水を循環ポンプにより通過させることによりナノバブル押込ノズルの出口に背圧を掛け、大気及び水の自吸量を可変することが可能であり、循環量と背圧の変化により、気泡の生成量と粒子の大きさを可変生成出来ることを特徴とする請求項1に記載のエビ養殖設備。
【請求項3】
静水域の水面で駆動する縦軸水平回転翼と当該水平回転翼の真下の水底に設置された散気ヘッダーパイプ及び、当該散気ヘッダーパイプに空気を供給し、放出するエアーリフト用の送風機とを組み合わせることを特徴とした養殖池等のエビ養殖設備。
【請求項4】
請求項1、請求項2および請求項3のいずれかに記載のナノバブル押込みノズルまたは、送風機の吸気側に空気を放射するネットフィルターを取り付けることを特徴とした養殖池のような静水域のエビ養殖設備。
【請求項5】
前記請求項1、請求項2、請求項3および請求項4のいずれかに記載のナノバブル押込みノズルノズルは、タンクやその他の貯留装置を設けなくとも、配管に直接接続できインラインにてもナノバブルの生成が出来ることを特徴とした養殖池等のエビ養殖設備。
発明の詳細な説明
【発明の詳細な説明】
【】
【技術分野】
【0001】
本発明は、縦軸水平回転翼による対流発生装置に、ブロワーや空気圧縮機のようなエアーリフト効果のある送風機を組み合わせ、高い溶存酸素量の水の対流を発生させ、養殖池や湖や沼やダムの静水域の水質を保全する装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、養殖池のような静水域の水質を保全するために、横軸の水車を高速で回転させることにより水を跳ね上げ、曝気する方法や噴水を利用して水流を起こす方法がほとんどであった。
【0003】
また、水面で、縦軸の水平回転翼を低速で回転させ、静水域全体に大きく対流を発生させる方法も提案されているが、養殖池の曝気用として使用する場合は、水草や藻などの光合成の停止する夜間の溶存酸素量の低下が問題となる。
特許公報 第3360075号参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の横軸の水車や噴水による曝気方法では、大きな動力を使用しても、養殖池や湖や沼のような静水域の表面に流れを起こすだけで、水底まで酸素や養分を運ぶような大きな対流を起こすことはできず、水底部で好気性微生物が減少し、水底に堆積するヘドロを分解処理できなくなり、結果として静水域全体の水質汚濁を招いていた。
【0005】
また、上記の欠点を解決するために、縦軸の水平回転翼を低速で回転させ、小さい動力で。静水域全体に、大きく対流を発生させることにより、水底に酸素や養分を運び、植物性プランクトンのような好気性微生物を活性化し、当該微生物にヘドロ等堆積物を消化分解させ、水質を保全する装置も提案されているが、夜間の水草や藻の光合成が停止した時に水中の溶存酸素量低下がエビや養殖魚の育成に問題となっている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題を解決するために本発明者は、空気、特に空気中の水蒸気が活性化され、その空気で水を曝気することにより、水が活性化され、溶存酸素量が増加することを見出し、本発明をなすに至った。
【0007】
すなわち、上記課題を解決するために本発明では、フィルターを曝気兼エアーリフト用の送風機の吸気側に取り付け、送風機から供給される空気を水底に設置された散気ヘッダーパイプから水に送り込むことにより、エアーリフト効果で水底部の水を水面部まで上昇させながら、同時に共鳴電磁波で活性化された空気を水に高濃度で安定して溶存させる。
【0008】
共鳴電磁波で活性化された空気は、同じ固有振動数を有する水中の水分子の回転運動を励起し、水分子同士の水素結合を分離させ、水分子間の間隙が小さくなり、活性化された空気や酸素が安定して溶存される。
【0009】
また、活性化された空気が、送風機により、本発明の対流発生装置の真下の水底部に配置された散気ヘッダーパイプから放出されるため、エアーリフト効果による上昇流が発生し、水面部まで到達した溶存酸素を多く含んだ水が、水平回転翼で放射状に拡散され、それがエアーリフトで生じた負圧により水底部に吸引され、結果として大きな対流を、静水域に発生させる。
【0010】
また、ナノバブル押込ノズルも併設することにした。
なお、ナノバブルとは、ナノ(nano)n十億分の一/一塵0.000000001であり、マイクロバブル、即ち、マイクロ(micro)μ百万分の一/一微0.000001より、千分の一の単位のバブル(気泡)である。
(【0011】以降は省略されています)
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