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公開番号2025083083
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196761
出願日2023-11-20
発明の名称苗キャップ
出願人個人
代理人
主分類A01G 13/26 20250101AFI20250523BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明の目的は、設置が容易で、苗キャップの中に直接水を注ぐ方法でなく、苗キャップの内側にある種や苗に影響を与えない水やりを可能にすることにある。
【解決手段】苗を覆う苗キャップであって、苗を覆うカバー部とカバー部の上端側に固定され、カバー部の上面の外縁に沿って上方に立ち上る立ち上り部とカバー部の側面に固定され、上下方向に延び、下端側がカバー部の下端より下方に延び、土壌に差し込まれる脚部とを備え、立ち上り部は、立ち上り壁が無い切り欠き部を有し、脚部は、上端側が切り欠き部に接続され、カバー部の上面に供給された水を土壌に導くことを有することを特徴とする苗キャップを提供する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
苗を覆う苗キャップであって、苗を覆うカバー部とカバー部の上端側に固定され、カバー部の上面の外縁に沿って上方に立ち上る立ち上り部とカバー部の側面に固定され、上下方向に延び、下端側がカバー部の下端より下方に延び、土壌に差し込まれる脚部とを備え、立ち上り部は、立ち上り壁が無い切り欠き部を有し、脚部は、上端側が切り欠き部に接続され、カバー部の上面に供給された水を土壌に導くことを有することを特徴とする苗キャップ。
続きを表示（約 120 文字）【請求項２】
請求項１において、カバー部の上面に複数の孔が設けられた苗キャップ。
【請求項３】
請求項１または請求項２の苗キャップにおいて、上面に設けられた立ち上り部の内側に納めることのできるフタを用いる苗キャップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、直播きの種や野菜苗に被せて害虫、鳥、強風などの害から苗を保護し、併せて注水のための構造を持つ苗キャップである。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、苗キャップは、苗キャップと付属する固定脚など複数の部材から成り立っている。また、従来の苗キャップは、上部がドーム形状や、逆ドーム形状であり、パイプを使用したりして内部に水を注ぐ方法で水やりを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
実開昭５８－１７６７５７号公報
特開２０１２－１５２１９１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来の苗キャップでは、苗キャップとそれを保持する部材と複数点で構成されおり施工する手間が掛かること、苗の間引き時の苗キャップの取り外しにも手間が掛かる。強風に対しても保持する部材を深く差し込む必要がある。また、従来の苗キャップの水やりは、内部に水を直接注ぐ方法で、直播きの種や発芽後の苗に水を与えるには不向きなものであった。
【０００５】
本発明の目的は、設置が容易で、苗キャップの中に直接水を注ぐ方法でなく、苗キャップの内側にある種や苗に影響を与えない水やりを可能にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
苗を覆う苗キャップであって、苗を覆うカバー部とカバー部の上端側に固定され、カバー部の上面の外縁に沿って上方に立ち上る立ち上り部とカバー部の側面に固定され、上下方向に延び、下端側がカバー部の下端より下方に延び、土壌に差し込まれる脚部とを備え、立ち上り部は、立ち上り壁が無い切り欠き部を有し、脚部は、上端側が切り欠き部に接続され、カバー部の上面に供給された水を土壌に導くことを有することを特徴とする苗キャップを提供する。
【０００７】
苗キャップのカバー部の上面に複数の孔が設けられた苗キャップを提供する。
【０００８】
苗キャプにおいて、上面に設けられた立ち上り部の内側に納めることのできるフタを用いる苗キャップを提供する。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、設置が容易で、苗キャップの中に直接水を注ぐ方法でなく、苗キャップの内側にある種や苗に影響を与えない水やりが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
円錐台形状の苗キャップの姿図である。
Ｎ角錐台形状の苗キャップの姿図である。
フタを載せる円錐台形状の苗キャップの姿図である。
石を載せる円錐台形状の苗キャップの姿図である。
重し棒を載せた複数の苗キャップの姿図である。
円錐台形状の苗キャップの使用姿図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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