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公開番号
2025103692
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221260
出願日
2023-12-27
発明の名称
作業機
出願人
三菱マヒンドラ農機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01B
7/00 20060101AFI20250702BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】走行機体に連結され、走行機体側のエンジン動力を伝動することなく、耕耘作業を行うことができる作業機であって、全体を軽量コンパクト化することにより、低出力の小型な走行機体でも牽引することが可能であって且つ十分な耕耘性能も確保された作業機を提供することを課題とする。
【解決手段】作業フレームと、走行に伴って回転作動する耕耘用の複数のディスクと、土中に挿入されて上方への変位を規制する規制爪とを備え、複数のディスクは左右一方に傾斜した姿勢で左右に並列され、作業フレームは、前後方向に形成された左右の縦フレームと、縦フレーム間に架設された左右方向の前後の横フレームと、左右の前後方向の補強フレームとを有し、横フレームにおける左右の縦フレームからさらに外側に夫々延設された部分の間には補強フレームが各別に架設され、横フレーム側にはディスク及び規制爪が支持される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
走行機体に連結され且つ耕耘作業を行う作業機であって、
前記走行機体側に連結される作業フレームと、
圃場に接地され且つ前記走行機体の走行に伴う回転作動によって耕耘を行う複数のディスクと、
前記作業フレーム側に支持され且つ土中に挿入されることによって前記走行機体の走行中における前記ディスクの上方への変位を規制する規制爪と、を備え、
複数の前記ディスクを左右一方に傾斜した姿勢で左右に並べて配置することによりディスク群が構成され、
前記作業フレームは、前後方向に形成された左右一対の縦フレームと、左右の前記縦フレームの間に架設して固定され且つ左右方向に形成された前後一対の横フレームと、左右一対の前後方向の補強フレームと、を有し、
各横フレームの左右夫々の端寄り部分を、近い側の前記縦フレームからさらに左右外側に延設させて延設部とし、
前後の前記横フレームにおける左右一方の延設部の間と、左右他方側の延設部の間とには、前記補強フレームが各別に架設して固定され、
前記横フレーム側には、前記ディスク群と、前記規制爪との夫々が支持された
ことを特徴とする作業機。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
圃場に接地され且つ且つ前記走行機体の走行に伴う回転作動によって整地を行う左右方向の整地ロータを備え、
各補強フレームの後寄り部分を、後側の前記横フレームよりもさらに後方に延設して延設部とし、
前記整地ロータを、前記ディスク群の後方に展開された状態で上下動させることが可能な展開状態と、前記作動フレーム側に格納された格納状態とに切換可能な状態で前記作業フレーム側に支持され、
前記補強フレームは、その延設部によって、格納状態に切り換えられた状態の前記整地ロータを下支えするように構成された
請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記整地ローラを状態切換可能に昇降させるアクチュエータを備え、
前記アクチュエータは、前記ディスクを前記作業フレーム側に支持する支持具側に、取り付け支持された
請求項2に記載の作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行機体に連結され且つ耕耘作業を行う作業機に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
走行機体側に連結される作業フレームと、圃場に接地され且つ走行機体の走行に伴う回転作動によって耕耘を行う複数のディスクと、を備え、複数のディスクを左右一方に傾斜した姿勢で左右に並べて配置することによりディスク群が構成され、作業フレーム側には、前記ディスク群が支持された作業機が公知になっている(例えば、特許文献1を参照。)。
【0003】
上記文献の作業機によれば、走行機体の走行に伴って作業機のディスクが回転作動し、これによって耕耘作業を行うため、耕耘爪をエンジンからの動力によって回転駆動させることにより耕耘作業を行うロータリ耕耘機等の作業機と比較して、その動力伝動構造を簡略化できるとともに、走行中に回転作動するディスクの周縁を土中に食い込ませることによって十分な耕耘性能も確保することが可能になる。
【0004】
一方、走行機体に牽引される作業フレームには、高い強度が求められ、その構造が複雑化して高重量化し、コンパクト化も困難になるため、低出力の走行動力しか有さない小型の走行機体では牽引が困難である。また、仮に、作業機を軽量コンパクト化できた場合でも、走行中に回転作動するディスクの周縁を土中に食い込ませる力が低下して耕耘性能が低下するという問題が別途発生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4828123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、走行機体に連結され、走行機体側のエンジン動力を伝動することなく、耕耘作業を行うことができる作業機であって、全体を軽量コンパクト化することにより、低出力の小型な走行機体でも牽引することが可能であって且つ十分な耕耘性能も確保された作業機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、走行機体に連結され且つ耕耘作業を行う作業機であって、前記走行機体側に連結される作業フレームと、圃場に接地され且つ前記走行機体の走行に伴う回転作動によって耕耘を行う複数のディスクと、前記作業フレーム側に支持され且つ土中に挿入されることによって前記走行機体の走行中における前記ディスクの上方への変位を規制する規制爪と、を備え、複数の前記ディスクを左右一方に傾斜した姿勢で左右に並べて配置することによりディスク群が構成され、前記作業フレームは、前後方向に形成された左右一対の縦フレームと、左右の前記縦フレームの間に架設して固定され且つ左右方向に形成された前後一対の横フレームと、左右一対の前後方向の補強フレームと、を有し、各横フレームの左右夫々の端寄り部分を、近い側の前記縦フレームからさらに左右外側に延設させて延設部とし、前後の前記横フレームにおける左右一方の延設部の間と、左右他方側の延設部の間とには、前記補強フレームが各別に架設して固定され、前記横フレーム側には、前記ディスク群と、前記規制爪との夫々が支持されたことを特徴とする。
【0008】
圃場に接地され且つ且つ前記走行機体の走行に伴う回転作動によって整地を行う左右方向の整地ロータを備え、各補強フレームの後寄り部分を、後側の前記横フレームよりもさらに後方に延設して延設部とし、前記整地ロータを、前記ディスク群の後方に展開された状態で上下動させることが可能な展開状態と、前記作動フレーム側に格納された格納状態とに切換可能な状態で前記作業フレーム側に支持され、前記補強フレームは、その延設部によって、格納状態に切り換えられた状態の前記整地ロータを下支えするように構成されたものとしてもよい。
【0009】
前記整地ローラを状態切換可能に昇降させるアクチュエータを備え、前記アクチュエータは、前記ディスクを前記作業フレーム側に支持する支持具側に、取り付け支持されたものとしてもよい。
【発明の効果】
【0010】
井型に組まれて一対の縦フレーム及び一対の横フレームと、前後の横フレームにおける
井型部分から左右外側まで延設された部分の間に架設して固定された一対の補強フレームと、を含む作業フレームは、十分な強度を確保しつつシンプルな構成を維持することが可能であるため、作業機を軽量コンパクト化させて小型で低出力の走行機体でも牽引させることも可能になる。また、作業機を軽量化させた結果、その自重によってディスクの周縁側を土中に組み込ませる力は低下するが、高強度の作業フレームに取り付け支持された規制爪によって、その低下も抑制できるため、十分な耕耘性能を確保することも可能になる。
(【0011】以降は省略されています)
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