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公開番号
2025105595
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2024233208
出願日
2024-12-28
発明の名称
掃除装置及び掃除方法
出願人
株式会社ベルデアクア
代理人
個人
主分類
A01K
63/10 20170101AFI20250703BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】水底付近よりも上方の領域を強い力で撹拌することを抑えつつ、水底に堆積した堆積物を水底から剥がすことができる技術を提供する。
【解決手段】掃除装置100は、水を収容する収容部180の水底190に沿って設置される管110と、管110に連通し、管110に対して水を供給する供給動作が可能な供給部と、を有する。管110には、当該管110内の水を水底190に向けて放出するノズルとし機能する複数の孔部116が設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水を収容する収容部の水底に沿って設置される管と、
前記管に連通し、前記管に対して水を供給する供給動作が可能な供給部と、
前記管に連結され、前記管から上方に延びる軸部と、
を有し、
前記管には、当該管内の水を前記水底に向けて放出するノズルとし機能する複数の孔部が設けられ、
前記軸部と前記管とが、前記軸部に沿った回転軸を中心として回転可能とされ、
前記軸部及び前記管が前記回転軸を中心として回転することにより、複数の前記孔部が前記水底に沿って移動する
掃除装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
水を収容する収容部の水底に沿って設置される管と、
前記管に連通し、前記管に対して水を供給する供給動作が可能な供給部と、
前記管に連通し、前記管から水を吸引する吸引動作が可能な吸引部と、
前記供給部による前記供給動作を許容しつつ前記吸引部による前記吸引動作を停止する第1状態と、前記供給部による前記供給動作を停止しつつ前記吸引部による前記吸引動作を許容する第2状態と、に切り替わる切替部と、
を有し、
前記管には、当該管内の水を前記水底に向けて放出するノズルとし機能する複数の孔部が設けられ、
前記切替部が前記第1状態のときには、前記供給部によって前記管に供給される水を複数の前記孔部から前記水底に向けて放出し、
前記切替部が前記第2状態のときには、前記収容部内の水を複数の前記孔部から前記管内に吸い込む
掃除装置。
【請求項3】
前記管に連通し、前記管から水を吸引する吸引動作が可能な吸引部と、
前記供給部による前記供給動作を許容しつつ前記吸引部による前記吸引動作を停止する第1状態と、前記供給部による前記供給動作を停止しつつ前記吸引部による前記吸引動作を許容する第2状態と、に切り替わる切替部と、
を有し、
前記切替部が前記第1状態のときには、前記供給部によって前記管に供給される水を複数の前記孔部から前記水底に向けて放出し、
前記切替部が前記第2状態のときには、前記収容部内の水を複数の前記孔部から前記管内に吸い込む
請求項1に記載の掃除装置。
【請求項4】
前記収容部は、水を収容する領域の周囲に配置され当該領域の内壁部を構成する周囲壁と、前記周囲壁の下端部側に設けられる底壁と、を有し、
前記軸部を前記周囲壁寄りの位置において回転可能に保持する保持部を有する
請求項1又は請求項3のいずれか一項に記載の掃除装置。
【請求項5】
前記管は、当該管の一部分を構成するように並ぶ複数の第1の管と、前記複数の第1の管の1以上の境界に配置される1以上の第2の管と、を有し、
前記第2の管は、柔軟性を有し、隣り合う2つの前記第1の管の端部同士を連結するように接続され、連結対象の2つの前記第1の管とそれぞれ連通し、
少なくとも前記第1の管に前記孔部が設けられており、
前記第2の管は、当該第2の管の一方側に連結される前記第1の管の向きに対して、当該第2の管の他方側に連結される前記第1の管の向きが変わるように変形可能である
請求項1又は請求項3のいずれか一項に記載の掃除装置。
【請求項6】
前記第2の管にも前記孔部が設けられている
請求項5に記載の掃除装置。
【請求項7】
前記収容部は、水を収容する領域の周囲に配置され当該領域の内壁部を構成する周囲壁と、前記周囲壁の下端部側に設けられる底壁と、を有し、
前記軸部は、前記周囲壁に沿って移動可能とされている
請求項1又は請求項3のいずれか一項に記載の掃除装置。
【請求項8】
前記軸部を前記周囲壁寄りの位置において前記周囲壁に沿って移動可能に保持する保持部を有する
請求項7に記載の掃除装置。
【請求項9】
前記収容部内に水を放出するための経路であり、前記管とは異なる経路として構成された放出経路と、
前記放出経路の下流側の通水経路において前記管から吸引された水から異物を除去するフィルター部と、
を備え、
前記吸引部は、ポンプを有し、前記ポンプの駆動により複数の前記孔部及び前記管を介して前記収容部内の水を吸引しつつ前記放出経路に向けて送り出す
請求項2又は請求項3に記載の掃除装置。
【請求項10】
前記収容部内の水を導入する取水経路を備え、
前記供給部は、ポンプを有し、前記ポンプの駆動により前記取水経路を介して前記収容部内の水を吸引しつつ前記管へ送り出す
請求項2又は請求項3に記載の掃除装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、掃除装置及び掃除方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
水中での掃除に関する技術として特許文献1のような水中掃除機がある。特許文献1の水中掃除機は、魚を飼う水槽等の水中のゴミや底に堆積するゴミを掃除する時において、水中ポンプの吸水口を水中に保持し、この吸水口には、装着又は取外しが出来るゴミ集納室が設けられる。更に、この水中掃除機は、入口に吸水管が接続され、ゴミ集納室と吸水管との接続部には、水は通すがゴミを阻止する逆止弁が設けられ、水中ポンプの吐出口に循環させる放水管が接続される。そして、この水中掃除機は、放水管の出口水流で水槽内を洗う事により、ゴミを水中に浮遊させ、ゴミ集納室に吸入水で吸引する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7345037号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される水中掃除機は、水底から大きく離れた上方から単一の放水管によって一点集中的に放水することで、放水管の水流によって底に堆積したゴミを強制的に水中に浮遊させる構成である。このような構成のものでは、放水管の移動や放水管から放出される水の流れによって、水底付近よりも上方の中間領域や水面付近の上方領域が強い力で撹拌されやすく、これらの領域の強い撹拌が望まれない環境に適用しにくいという問題がある。
【0005】
本開示の目的の一つは、水底付近よりも上方の領域を強い力で撹拌することを抑えつつ、水底に堆積した堆積物を水底から剥がすことができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一つである掃除装置は、
水を収容する収容部の水底に沿って設置される管と、
前記管に連通し、前記管に対して水を供給する供給動作が可能な供給部と、
前記管に連結され、前記管から上方に延びる軸部と、
を有し、
前記管には、当該管内の水を前記水底に向けて放出するノズルとし機能する複数の孔部が設けられ、
前記軸部と前記管とが、前記軸部に沿った回転軸を中心として回転可能とされ、
前記軸部及び前記管が前記回転軸を中心として回転することにより、複数の前記孔部が前記水底に沿って移動する。
【0007】
本開示の一つである掃除装置は、
水を収容する収容部の水底に沿って設置される管と、
前記管に連通し、前記管に対して水を供給する供給動作が可能な供給部と、
前記管に連通し、前記管から水を吸引する吸引動作が可能な吸引部と、
前記供給部による前記供給動作を許容しつつ前記吸引部による前記吸引動作を停止する第1状態と、前記供給部による前記供給動作を停止しつつ前記吸引部による前記吸引動作を許容する第2状態と、に切り替わる切替部と、
を有し、
前記管には、当該管内の水を前記水底に向けて放出するノズルとし機能する複数の孔部が設けられ、
前記切替部が前記第1状態のときには、前記供給部によって前記管に供給される水を複数の前記孔部から前記水底に向けて放出し、
前記切替部が前記第2状態のときには、前記収容部内の水を複数の前記孔部から前記管内に吸い込む。
【0008】
本開示の一つである掃除装置は、
水を収容する収容部の水底に沿って設置される管と、
前記管に連通し、前記管に対して水を供給する供給動作が可能な供給部と、
前記収容部内の水を取り込む部位であり、前記収容部内において前記管よりも上方に配置される取水口と、
前記取水口に入り込んだ水を導く取水流路と、
前記取水流路によって導かれる水を、前記取水流路とは異なる別流路に誘導可能な誘導部と、
を有し、
前記管には、当該管内の水を前記水底に向けて放出するノズルとし機能する複数の孔部が設けられ、
複数の前記孔部が前記水底に沿って移動する。
【0009】
本開示の一つである掃除方法は、
複数の孔部が設けられた管と、
水を供給する供給動作が可能な供給部と、
軸部と、
を用い、
前記管に連通するように前記供給部を設け、
水を収容する収容部の水底に沿うように、且つ、複数の前記孔部が前記水底側を向くように前記管を配置し、
前記管から上方に延びるように前記管に前記軸部を連結し、
前記供給部により前記管に対して水を供給することで、前記管内の水を複数の前記孔部から前記水底に向けて放出し、
前記軸部と前記管とを、前記軸部に沿った回転軸を中心として回転させることにより、複数の前記孔部を前記水底に沿って変位させる。
【0010】
本開示の一つである掃除方法は、
複数の孔部が設けられた管と、
水を供給する供給動作が可能な供給部と、
水を吸引する吸引動作が可能な吸引部と、
前記供給部による前記供給動作を許容しつつ前記吸引部による前記吸引動作を停止する第1状態と、前記供給部による前記供給動作を停止しつつ前記吸引部による前記吸引動作を許容する第2状態と、に切り替わる切替部と、
を用い、
前記管に連通するように前記供給部及び前記吸引部を設け、
水を収容する収容部の水底に沿うように、且つ、複数の前記孔部が前記水底側を向くように前記管を配置し、
前記切替部を前記第1状態に切り替えることにより、前記供給部によって前記管に供給される水を複数の前記孔部から前記水底に向けて放出し、
前記切替部を前記第2状態に切り替えることにより、前記収容部内の水を複数の前記孔部から前記管内に吸い込む。
(【0011】以降は省略されています)
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